卒業ナルコレプシー 公演情報 卒業ナルコレプシー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-13件 / 13件中
  • 観た
    2011.4.24

  • 満足度

    DVDで観劇
    たすいちさんの「卒業ナルコレプシー」のDVD、観終わった。カメラの縦ブレがまず気になった。ストーリーは煮え切らない感じというか「えっ、終わり!?」といった印象。
    セットはものすごくシンプル。桜の木を中心にした構成はいいと思うけど、やや分かりにくい。あと……ちょっと全体的に分かりにくい。
    1人2役なのかあるいは同一人物なのか。1人2役だったら演じ分けをしっかりと感じたのは窪田(@vvbaron)さんだけだった気がするし。個人的にはたすいち作品で今まで観た4つのうち一番つまらなく感じた

    http://twitter.com/#!/iwataka1325/status/98057421901144064
    http://twitter.com/#!/iwataka1325/status/98057815242981376
    http://twitter.com/iwataka1325/status/98058402873360385

  • 満足度★★★★

    重すぎずに奥行きがある
    楽日ソワレを拝見。
    個人的な事情で
    ちょっとお疲れの感じで劇場に足を運んだのですが、
    それをすっかり忘れて舞台に集中することが
    できました。

    ネタバレBOX

    眠りのリズムの狂った感覚と
    記憶の喪失がうまく表現されていて。
    シーンの組み上げ方や
    ストーリーの流れの作り方が
    観る側を飽きさせない。

    思いっきり前のめりで観てしまう感じではないのですが、
    観る側のテンションが途切れず
    うまくつながれていく。

    第二ボタンの話や、爆弾の話など
    観る側がしっかりと追っていける成り行きが
    したたかに過不足なく置かれて、
    そこから見えてくるものも
    ノイズを感じることなく
    きちんと担保されていて・・・。

    作り手も役者も力をしっかり出し切りながら
    いたずらにテーマを大上段に振りかざして
    全面戦争をしていないのが
    とても良い。
    舞台の空気にしても、
    ただ、いたずらに密度をつくるのではなく
    でも、切れをもった舞台の展開や
    足腰をしっかりもった役者のお芝居で
    主人公の内面を濃淡をつけてゆっくりと開示していく。
    だから、上手く言えないのですが、
    「あっ、そう。」ではなく
    「ああ、そうなんだ!」というように
    主人公を中心に登場人物の考え方が
    とてもはっきりと伝わってくるのです。
    役者が創り出すキャラクターの個性も筋が通っていて
    それなりのひねりをもった構造の物語が
    とてもクリアに見える。

    舞台を貫き切った小島明之に加えて
    椎谷万里江や長瀬まゆみといったところのお芝居が
    役柄ともあいまって目を惹きましたが、
    他の役者たちも、所作や台詞のタイミングも
    観ていて心地よい。

    今年観たこの劇団の3本、
    それぞれにクオリティがあって
    これなら来月も・・・、と思わせる力を感じることができました。

    こういうお芝居なら
    たとえば、会社帰りにふらっと寄るのも
    とてもよいかも・・・。

  • 満足度★★★

    4月のたすいち
    卒業式、桜の木の下、第2ボタン・・いい人、選べない、ナルコレプシー。

    70分で上手くまとめ上げられてて面白かった。

  • 満足度★★★★

    まだまだ観たい
    +1初見。満足です。今後の連続公演もぜひ観てみたい。

  • 満足度★★★

    4/12
    長瀬みなみさんの表情を見ているだけでも楽しめた。

  • ふむむ
    じんわりと
    しんみりと残る

    全体は
    明るい感じ

  • 満足度★★★★

    アレン
    明確に色分けされた登場人物たちに役者がきっちりハマって小気味よい。
    特に椎谷万里江、長瀬みなみ、李そじん(色気のある女優だった)は抜群。
    ラストシーンにウディ・アレンの『マンハッタン』が重なった。
    このレベルの作品を安定供給してくれると毎月足を運びたくなる。

    ネタバレBOX

    大変失礼な話だが、宇津木役は三輪友実で見たかった。
    安川まりさんごめんなさい。
  • 満足度★★★★

    これまた面白かった!!
    これもまた面白かった!!
    テーマも明確で、伝えたいことがダイレクトに伝わってきた。
    また、役者の皆さん、若いが上手いと思った。
    何より+1主催(脚本・演出)の目黒さんが着実にステップアップしている感じがする。
    +1公演を今年1月から観劇しているが、12カ月連続公演にチャレンジし、毎回一定以上の面白さを維持しているのは本当に凄いと思う。
    僭越ながら、今回も☆4つ(満足!)を付けるが、私の中では0.1ポイントずつUPしている。12カ月公演が終了するまでには、☆5つ(大満足!)をつける公演になることを期待したい!!

  • 満足度★★★★★

    卒業、、
    中盤は李そじんさん&長瀬みなみちゃんコンビが楽しませてくれ、終盤に実はテーマがそんなに深かったのかと驚かせられた。 
    観終わった後、少し寂しくも何かしっかりと残って凄く良かった! 
    2月公演のサイキックバレンタインと比較しがちですが、これはこれで一貫していて個人的には満足です☆

  • 満足度★★★

    食べてみたら普通の味だった
    みたいな感じですかねぇ・・・・。
    タイトルの組み合わせで、
    面白そうな具材から見たことも無い様な料理が出てくるのかと思っていたら、普通の定食が出てきたような・・・。
    そんな感じを受けました。
    (キテレツなモノが出てきたりして、
    帰りたくなるようなモノでない分良かったんですが・・・、
    なんかこう香りとかスパイスとか期待してましたが。
    :期待感強すぎたかな?)

    ネタバレBOX

    割と狭い客席に、
    担当のお兄さんなどが上手に観客誘導されていました。
    常識的な対応に感謝。
    主人公の第2ボタン争奪戦みたいな話で、
    取り合いはコメディで選択結果が辛い現実。
    オチは観客の心の中と。
    =結果、作品の出来は普通に感じてしまいました。
    うーん、最近ヒネテルのかな?
    舞台中央の伝説の桜の木の下での「告白」って、
    懐かしいなぁ”ときめきメモリアル”
    (やったこと無いんですが筐体は持ってる(^^)
    現実ー未来ー夢の中と、上着や言い回しなどで、
    割と上手に判り易く表現していましたね。
    主人公争奪、男女の争い!
    笑えました=特に浦石さん役の長瀬さん。
    わざとらしいオーバーアクションが堂に入ってました。
    上演時間70分間に上手に作品がまとまっていたので、
    安心感はありましたね、定番の焼き鮭定食のような感じで。
  • 満足度★★★★★


    春には 卒業とか 行事が あります。
    卒業って いうのは かなり 劇的な出来事だと 思います。

    そして、
    いろいろと 心を揺さぶられた ような 気がします。
    最後には 心に何かが 突き刺さった 気がしました。

  • 満足度★★★

    願望の結末
    ナルコレプシーとは睡眠障害の事だがここでのタイトル「卒業」は高校教師・稲手祐(いなでたすく)が経験する卒業式とナルコレプシーを卒業するをかけたのかも。小島がおいしい役をやっていて羨ましかった。笑)・・

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    祐は学生の頃生徒会長をしていたが、卒業する時に彼の第二ボタンを欲しがる同級生や下級生達。祐は憧れの的でもあり人気者だった。そんな彼は自分が傷つくのを恐れ、ボタンをあげる相手を選ぶのを躊躇ってしまう。

    誰からも愛されたいという根本的な欲望から、また、元来の優柔不断さも加味して、選ぶ行為を止めて全ての周りの人たちを平等に扱うことを思いつく。しかし、人間という生きものは平等に扱われるほどプライドが傷つくことはない。

    祐が高校在学中に経験した事柄や、現在の教師の立場で女生徒に慕われる経過をナルコレプシーに急激に襲われ眠ってしまうとそれらは鮮やかに思い出される。その原因は何なのかをぶっ飛んでるドクターが彼流の原因追及をぶちかます。笑

    結局薬局、人は何かを選ぶとその代わり何かを失うのだが、祐は何かを失うことが恐くて、ここぞというときに選べなかったが為に、全てを失ってしまった。という物語。

    所々にユーモア溢れるセリフが異常な可笑しみがあった。終盤、女生徒の宇津木にどんでん返しを喰らう瞬間はブラックだが、実にリアルだ。選ばれる者と選ぶ者。それはふとした瞬間に逆転する。

このページのQRコードです。

拡大