満足度★★★★
「桐の林で二十日鼠を殺すには」
前半には笑いもありつつ次第にサスペンス調に転じて描かれるマッドサイエンティスト系ストーリー、終盤で免疫学の権威という伏線が活きてくるのと、けっこう重い結末を迎えながら、最後に救いを見せて終わるのは巧い。
あと、紗幕の前で演技している間に換装して客間(ホール?)と実験室を同じ装置を使って見せるのも芝居の面白さだぁね。
満足度★★★★
「ラストシャッフル」
中心となるパートはあたかも創作落語の人情噺というオモムキでやさしくてあたたかく、一件落着の後に明かされるもう1つの真相も(漠然と予測できるものの)好きなパターンで満足。