満足度★★★★
バリ島のスパイスを利かせて英国悲劇の風味も漂わせた「応用編」
ガムラン、ジェゴグ、ケチャというバリ島の3大民族音楽で彩り、英国悲劇の薫りも添えた歴史絵巻。11ヶ月ほど前に観た他劇団のものが基礎編、こちらは応用編というオモムキで、その異なる脚色ぶりやアクションも含めて楽しむ。
満足度★★★★
贅沢な時間
小劇場で、此れでもかという程のエンターテイメント感。
主役の二人は何しろ美しく、敵キャラを演じる劇団代表は
圧倒的な演技と殺陣で作品を牽引していた。
変化に富んで濃い内容の物語。オーソドックスながら際立つ演出。
セットも洗練されている。照明も良い。音楽も好みの音楽満載。
ただ、台詞の噛みが多くて少々現実に戻されるところも。
素晴らしい舞台だけにもったい。
次はもっと大きな舞台で見てみたいと思った。