めぐりあうとき 公演情報 めぐりあうとき」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    ひきこもりオタクの妄想?
    いかにもひきこもりオタクの妄想といった感じの芝居でしたが、それならもうちょっとハジケて欲しかった。中途ハンパな感じです。でもひとつの部屋のセットをふたつの別の部屋として使いまわす演出は効果的でした。

  • 満足度★★★

    ベタなコメディ
    全体的に笑わせるはずのコメディ部分が弱い。それは身体表現で魅せる昭和のテキストだからだ。セリフで笑わせる盛り込みも必要だったように思う。キャストらの動きはコメディっぽく大げさで自然な感じは見受けられない。こういった芝居が好きか嫌いかは大きく割れるかも。初心者向きの舞台かもしれない。安心して観られたことは確かだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    主人公・高崎は、内気なひきこもり男だったが、マンガ原作者としては成功していた。しかし恋愛経験はゼロ。そんな高崎は、アパートの階下に住む里中きみえに一目ぼれをしてしまう。一方できみえは、数カ月前に交通事故にあい、運転をしていた親友を失い足が不自由になってしまっていた。彼女もまた気持ちが落ち込み、ひきこもり生活を送っていた。
    そんな二人の部屋に、様々な人間が訪れ、そのドタバタに巻き込まれながら、いつしか二人は仲良くなっていた。という筋。

    ここで高崎の初恋を成就させるのは未来からやってきた高崎の子孫だったのだ。観客を笑わせようとしてジャパネット高田のパクリ・ジャパネット博多がベタすぎるネタを披露していたが、観客はシーーン・・とシラケムード。あまり面白くないんだよねー、コレが!

    しかし、高崎の部屋ときみえの部屋を一つの空間で交錯させるあたりは絶妙だった。こういった描写は違う部屋の情景を一度に見せる場合によく使われる手法だが、キャストらの動きのコミカルさが良かったと思う。

    終盤に「生きる」をテーマにしたセリフがあり、ここでホロリ・・と涙ぐむ。しかしその前のコメディとしてはイマイチで会場のシーーン状態がちょっと痛々しい舞台だった。それでもキャストの一生懸命さが伝わってきてそれなりに観られる。

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