カフェテリア叙情詩 公演情報 カフェテリア叙情詩」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    予想とは違った
    チラシのような感じ(アクションっぽい)になるのかと思っていました、予想とは違った内容でした。
    ただ、物語はちょっとわかりにいかなと感じました。途中まであの世へ行くまでの大気的な喫茶店かとも思えたし(笑)
    悪くはなかったですが、もう一歩何か欲しかったかな。

    しかし小劇場「楽園」で、柱を挟んで左右(前後か?)で演じるとやはりちょっと見づらいな。

  • 満足度★★★

    演出家のセンス
    演出ってセンスを感じさせるときがあって
    この劇団の演出家は何か特別なものがあるように思う。

    面白かったかどうか、良くできていたかどうか、ではない。
    個性があるかどうか、でもない。
    オリジナリティ、とも違う。

    普通にまともに真面目にやってるのに、
    なんか、なんか、っていう。

    なんなんでしょうね、これは。

    前半、男性全員の演技が癇に障って辛かった。
    反面、女性陣はそれぞれおのおのな演技で多様(個人の本質が出てるのかな)。特に、後からバイトで来る彼女はホントにいるみたい。

    そんなこんなであんまり印象の良くないスタートなのに
    後半ではそれが変わってくる。
    変わるっていうか変質するっていうか。
    言葉ではよく説明出来ない。

    物語が交錯して、走り出す・・・とかいうんでもない。
    分からない。

    これは演出家のセンスによるものなんだと思う。
    なーーーにか、なにか、なんか、もう一歩、
    これを生かすべくどうにかこうにかあれしてくれれば
    強い、と思う。

  • 満足度★★★

    足抜けはできない!
    こげ茶色のカフェは落ち着いた雰囲気で素敵でした。もうそのままカフェにしてしまっても良いくらいでした。

    ネタバレBOX

    町全体が麻薬中毒になっていて、麻薬を提供する役割を担うカフェのマスターは、そいつが死んでもまた次のマスターがその役割を果たすという話。

    幕下力士が野球とばくの仲介人になっていたような、あるいは八百長相撲の仲介をしていたような…。

    いったん八百長の仲間になってしまったら抜けることができない、仲介人が死んだって代わりはいくらでも居る、そんな内容で、なんか後味の悪い話した。

  • 満足度★★★★

    すてきな舞台美術でした。
    謎めいたストーリー展開で楽しめました。

    楽園というクセのある劇場をとてもうまく使っていた。
    左右の客席のどちらからも見切れが少ない2つのエリアをメインとサブのように使用し、いつも邪魔に感じていた柱は非常にじょうずにセットに組み込まれていて、実にスマートな舞台設計であった。

    小道具にも神経が行き届いており、物語に説得力を持たせていた。

  • 満足度★★★★

    ホラーサスペンスのような物語
    年に一度の祭が今年も開催される。その名も「泥棒祭り」だ。祭りの夜、この街のカフェのマスターが殺された。その彼の後を継ぐかのように、藤井はカフェの店長になった。そこに集る住民達。そしてこの街には秘密があった。その秘密を隠している住民ら。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    因習というより脈々と受け継がれてゆく魔法の飲み物(麻薬)を淹れるマスターと、それと知りながら自らの快楽の為にソレを受ける中毒住民らの傲慢を描いた物語。

    人間とは心の弱い生きものだ。だから辛いとき、悲しいとき、多大なストレスを忘れようとし、忘れるために何かの代替を欲する。弱った心を無きものにした魔法の飲み物はカフェのマスターが代々引き継ぎ、既に中毒になったこの街の人々の為に継承していくのだった。

    藤井は父が魔法の飲み物に溺れマスターに殺された過去を知って、自らもマスターを殺してしまうも、その現場を見ていた有馬にゆすられカフェを継ぐことになる。結局、藤井は元マスターと同じ罪を背負って街の住民らに魔法の飲み物を淹れ続けるのだ。更に藤井も殺され、カフェを継いだ山田もそういった運命にある。

    街全体がぐにゃりと歪んだ構成だった。日本中から集る薬を隠すための隠れ蓑として開催される「泥棒祭り」の考案も面白い。誰もが求める心のよりどころを主軸に人間の弱さや独特の歪みを表現したような物語だった。エスカレーターの中の5人が妄想してゴーストを登場させる場面や、5人がトリップする場面の展開がお見事!

  • 公演中止
    地震のため公演1時間ほどで中止になりました。
    これからというところだったので残念ですが、なんせ地下の劇場ですししかたありません。

    役者、スタッフの冷静な対応に好印象です。

    ネタバレBOX

    エレベータに閉じ込められてしまった演技中だったので、最初なにかの演出かと思ったが、あまりにも揺れるのでびっくり、役者さんはセリフをしゃべってるかのように指示・誘導をはじめられ対応が見事でした。

    後半どうなるのか気になるところですが、評価は控えます、すみません。
  • 満足度★★★★

    地震の為、公演中断
    地震の為、公演中断

    舞台が始って約一時間程度、舞台上はエスカレーターに閉じ込められたシーンから急に会場全体が揺れだした。

    ワタクシはエスカレーター内のパニック状態を客席にも味わせるアトラクションかと思い、ドキドキワクワクしちゃったけれど、どうやらこの揺れは違うぞ!?と思ったが矢先、舞台上で演じてた役者の動きが止まり、菅野佐知子が「皆さん、落ち着いてください。一人ずつ順番に出口にお進みください。けっして押さないで下さい。」とまるでセリフを話してるかのようなアナウンス。

    素晴らしいです。観客もまた、決してパニくらず、静かに落ち着いて行動していました。拍手!
    しかし、いの一番に我先に!と入り口に向かって脱出したのは入り口手前に座っていた方ではなく、見た目、暴力団風のスキンヘッドのガタイのでかい男。なんだよソレ。人間、イザというときに本性が現われます。どうやら強そうなのとはうらはらに心は小粒な大男。笑)

    その後、地震が収まったのを見計らって舞台を再開したけれど、今度は二度目の余震が・・。

    結局薬局、この日のマチネは取りやめとなって残念でしたが、後半の芝居がどんな描写なのかは知る由もなし。
    それでも劇団側の対応といい、観客も冷静だったことが素敵な記憶として残ると思う。

  • 半分見たよ
    いいところに差し掛かったところで地震で中断。残念。
    でも、我々を安全に避難させた冷静な仕切り、見事でした。
    上演出来る見通しが立ったら、今日の分は是非取り返してほしい。

このページのQRコードです。

拡大