プレ公演から表彰式まで
観てみた。学芸会みたいな(悪い意味ではなく、本当に小学生が店員さん役やったりしてしまう劇なもんで)芝居やら、シュールな内容やら、お笑い系やら、いろいろだったが、コンクール部分は「FC東京のある“まち”」という統一テーマの8作品(もちろん「FC東京」はJリーグのサッカーチームのこと)。最初はたった30分かと思ったけど、助かりましたよ30分で(笑)……というのは、半分は冗談だけど、演目によっては、地元のお年寄り風の人が憤慨して帰途につく場面も目にした。私はその作品は好きだったけど、気持ちはわかる。私的には、無茶なテーマによる内容のかぶりかたとか、逆に発想の面白さとか、比較できたりして興味深かったけど、「地元のみんなが楽しめるイベント」の方向なのか、「ちょっとマニアな演劇祭」にするのか、あるいは両方だけど区分けするのか、いずれかに舵をとって決めていかないと、出る方も観る方も混乱しそうな気がした。上演時間30分は、参加団体への間口が広がるし、使い方に慣れれば、“秒殺”ならぬ“30分殺”の傑作が生まれる日が来るかも……!?
CMどうなんだろ?
オープニング前夜祭を観た。開会式では市長及び関係者らの挨拶が短くて本当に助かる。その後本選出場劇団のCM大会が行われたが、こちらは2団体が稽古のため欠席。他の劇団も5分程度なのであまり意味はないように感じた。
また第一回グランプリ受賞作品の感想はトランジスタoneのほうに記録します。
公演時間30分ではやはりもの足りない。演劇コンクールという企画の30分枠なので仕方がないが、きょうび、高校演劇コンクールでも上演時間は60分だ。そのくらいは必要だし、そうでないと観客は満足できないのではなかろうか。