満足度★★★★
良かった、楽しかった
子供向けと聞いてちょっと躊躇してたのですが観に行って良かったです。楽しかったあ!大人も子供も楽しめるカッコよい作品になってました。上演中は小さな子供も身を乗り出して夢中になってたのが印象的。アフタートークでは当然のごとく暴れてましたが(笑)。三重に限らず全国回ってほしいですね。私の甥っ子にも見せたいです。
ネット配信で楽しみました。
実際に劇場へ足を運んで観たわけではないけれど、でも書いておきます。
フライヤーを手に入れて「絶対観に行く」と思ったのに地方公演だったので諦めていました。東京でも再演してくれないかな~え、ネット配信してくれる?ということで千秋楽を視聴しました。
柿喰う客は「愉快犯」でファンになったばかりなのですが、やはり面白いですね。猫のメイド服姿やポーズ、台詞まわし、とても好きです。
定点カメラでの撮影だから表情などは分かりませんでしたが、照明の使い方も素敵でした。子供たちもとても楽しんでいましたね。
終演後の落語も面白くて、パソコン画面を見ながら笑いました。
また東京公演を待っています。
ustで観劇
なので☆は無しで。
こども向きに作ったのであろう芝居のため、わかりやすいようにいつもよりちょっとスローでオーバーアクト。話は多分原作通り。
スーツにメイドに◇のライトに、演出も派手ではないが緩急しっかり押さえるとこ押さえた中屋敷節。
お遊戯的な児童演劇をこどもながらにダサいと思っていたような自分がもしこれをこどもの時に見ていたら、話の内容は覚えていなくても「なんかかっちょよくて楽しい」とワクワクした感触が残る程度にはクール。そしてそれって重要だと思う。
前にも書いた気がするけど、柿の舞台って本当演劇教育向きだと思う。
口語演劇の「演劇で表現するこをは身近だよ」って教育じゃなくて、「演劇って面白いんだよ」と発見させる教育として。
舞台が終わった後に入ってたこどもの「楽しかったあ」って素直な声の雄弁さよ。
『ながぐつをはいたねこ』で小さい子に原体験。
小学校高学年は『すこやか息子』で演劇表現の奥深さを噛み締め、中高生演劇部は『ダミーサークル』を演じる。本気で女優を目指すなら『いきなりベッドシーン』をやってみるのもいいだろう。
そうすれば日本の演劇界はちょっと明るくなる気がするよ。
ところで『ながぐつをはいたねこ』の教訓って「オシャレは足元から」ってことでいいだろうか。あるいは「形から入る」か。