ひとりごとターミナル 公演情報 ひとりごとターミナル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    つぶやいてました。
    フラッと行ってみたのですが、すごく面白かった。

    どこか遠方へ行く深夜高速バス(たぶん)のバス停で
    たまたまベンチや近くで居合せた5人のお話。

    トラウマかかえたり、夢破れたり、裏切られたり、
    相手の将来を優先して身を引いたり…傷ついている5人

    みんな目線合わせずつぶやいてました。

    でもだんだんひとりごとなのにある事件がきっかけで
    コミニュケーションがとれてきちゃって…
    知らぬ間にみんなつながって。
    いいかんじだった。ちょっぴりほのぼの。
    初めて見る人にも観やすくておもしろいはず。

    次の作品も観たいな!

    そうそうチラシのイラストの横顔の・・・、
    他にたくさんバージョンがあってびっくり。
    会場入口で見かけた分で、5,6種類あったと思う。




  • 満足度★★★★

    つぶやき
    人物像の背景の見せ方がおもしろい。
    そんな5人が、バスターミナルでひとりごとをつぶやく。

    人に聞かせるひとりごとは、もはやひとりごとの範疇じゃなくなっているってことですね、はい。

  • 満足度★★★★

    袖すり合うも多生の縁もいいですね!
    この劇場に行く途中、伊勢丹の前でワンセグかゲームを上方に掲げて、何か一人でしゃべりながら早足で歩いている人がいました。

    ネタバレBOX

    独り言で会話に加わることは発言の責任が半分になるという感覚、面白いです。

    深夜のバスターミナルで突発的な破水現場に遭遇すれば悩んでる暇も無いし、関わり合いを持たざるを得ず、そしてリフレッシュする、いいじゃないですか。

    それにしても倒れた女性をそこに置いておいて、もう早くしろよーって心の中でつぶやいていました。
  • 満足度★★★★

    みんな憎めず、応援したくなる
    あんな女いるよね、ほんと嫌な女・・・だけどお母さんになってゆく。そしたら何だか可愛い女に見えてくる。ちょっと気狂いじみた男、電車の中でもいそうだ。そうか、彼には悲しい過去があったんだ・・・同情しちゃうね。空気を読めそうで読めない男、いい奴なんだけどどこか、嫌われそう・・・だけど本心から誰かの役に立ちたいと願っている。そう、それぞれが被らず、其々のキャラが光っていてとても良かった。結局人は孤独だけど何処かで誰かとちゃんと繋がってるんだよね。ただ、表現の仕方が下手なだけ、そう、それだけ。

  • 満足度★★★★

    皆繋がってるじゃん
    夜のバスターミナルに居合わせた五人。全然関係ないと思いきや、一人芝居、二人芝居で回想されると・・・。前作がよかったので、また観に来ましたが、期待を裏切らない面白さ。女優さん達がこっちに語りかけてくれるような一人芝居は、オジサンにはとても嬉しい。

  • 満足度★★★★

    いまひとつ
    釈然としない終盤だったように思った。途中までは良かったのになぁ。

  • 満足度★★★

    うん
    おもしろかったです。
    設定も、話の中で起こる出来事も、些細な会話もおもしろくて、ずっと笑っていました。
    でも、ラストはなんだかよく・・・。
    どうして独り言同士会話になるようにしたのか、というところがいまひとつ理解できませんでした。

  • 満足度★★★★★

    コミュニケーションのあり方
    コミュニケーションのあり方に関していろいろ考えさせられました。リアルに近所の人や親戚とは薄くなっていますが、遠くの人や誰だか知らない人とは確実に密になっています。この場も、劇団のつぶやきがあって、観客のつぶやきがあって、みんながつながって一つの世界になっていますね。

  • 満足度★★★★

    バスターミナルでの風景
    最近のフルタジュンは調子がいい。こんな褒め言葉をサラリといえるほど舞台は面白い。説明しよう!調子が良いというのは舞台だけではない。フルタ君の身体は未だにすくすくと育っており、いわゆる育ち盛りなのだ。もしかしたら冬眠まえの熊が一気に食料を貪るごとくな勢いなのかもしれない。だから舞台に立ったフルタ君はテディベアそのものだった。笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ゲームで育った世代は他人とコミュニケーションをとるのが苦手だったりする。そのせいか、バスターミナルの待合ベンチから始るこの物語もそれぞれの男女が独り言のようにつぶやくシーンから展開する。

    6人の男女はまったくの他人だが少しずつ関係していて、その繋がりを一人ずつ見せる描写もコミカルで面白い。個々のドラマはやがて6人のドラマと発展していく伏線のばら撒き方とその後の伏線の回収も絶妙でオムニバスとして進ませ、きっちり一つの物語として成功させているところは流石だと思う。

    独り言で始まりひとりごともどきで終わるここでの6人は自分が望むような人生を決して歩んでないが、そういう現実なのに悲壮感はなくて、むしろ清清しく感じてしまう。だから不思議とこれらのキャラクター達を一人も嫌いになれないという好意的な感覚が観客にも生まれてしまうのはやはり、脚本の秀逸さにあるのかもしれない。

    そうして終盤は究極のひとりごとコミュニケーションをなんとな~く確立させちゃうところもコメディだった。笑

    観劇後、なんだか温かな気持ちになって夜風に吹かれた。いい物語だと思う。

  • 満足度★★★★★

    世界観がオモシロイ。
    「きみがツイッターを使うなら、僕はひとりごとを使うよ」(舞台のCMのコピー)

    ひとりごとから生まれるコト。。。

    殺伐とした通勤電車内で、「あぁ、疲れた。。。」という独り言を聞くと、「席譲ったろか。。。」とは思うよなぁ(←でも、実行に移すのは3割程度か)。

    「チッ!疲れてんだから、譲れや・・・」という独り言を聞くと(聞いたこと無いけど)、「寝たふりしたろか」と思うボクは・・・ダメ過ぎっすね。

    「ひとりごと」から生まれる「つながり」。。。

    この芝居は、テーマがしっかりしていて、安心してみていられました。

    それにしても、フルタさんは達者だなぁ、、、顔&姿かたちも・・・ある意味、反則級の役者顔だよ!笑

    ネタバレBOX

    登場人物のキャラが明快なのがヨカッタなー。

    どの登場人物も、それぞれが主役になる芝居を観たいくらいの出来。

    中盤から個々の登場となる6名が、終盤になって「一気に重なり合う」のだが、その時間が短かったのは・・・残念!というかモッタイナイ!!!

    75分という上演時間ゆえ仕方ないけど・・・柔軟体操バッチリ、さあ!行くぞっ!!よしっイイ感じだ!!!って時に「ちょうど時間となりました~」って感じ。

    でも。。。

    この『ひとりごとターミナル』、それぞれの登場人物が、どのような人生を歩んでいくのかを想像するのが楽しかったなー。

    脚本の後の世界を想像するのって、好きじゃないんだけど・・・この芝居は、その想像が楽しい。。。

    それだけ、キャラが立ってたということなんじゃないかな。。。

    家に帰って、パンフ見て気づいたんだけど、過去公演のDVDを売ってたんですね・・・受付の人が「DVD買って欲しいなぁ、、、」ってひとりごとしてくれりゃヨカッタのに。。。

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