無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています) 公演情報 無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
21-37件 / 37件中
  • 満足度★★★★

    『無い光』観てきました
    重厚になりそうなテーマを軽くと言わないですがテンポ良く進めて様は見事で、少数精鋭で小ぢんまりしたセットだったと言うこともより疾走感を感じさせてくれ楽しめました。セリフの言い回しが物書きが主人公と言うことも有り、洒落て少しキザで良かったです。

    ネタバレBOX

    自殺と言う選択が光が有るか無いかは分かりません。ただ、ラストは光は無かったかもしれませんが希望はあり、好きです。
  • 『無い光』初日観劇
    『無い光』の長編Ver.観劇。
    個人的には初演の方がギュッとしてて好きだったけど、それでもやっぱりこの作品の結論が、主人公の最後の主張が、甘くて恥ずかしいながらグッと来てしまう。
    これがまさにロマンチックということだと思う。

    ネタバレBOX

    死ぬ間際に見える「光」にすがってしまう友人(以上だけど)を、自分の仕事「記事」で思いとどまらせようとするライターの言葉で幕を閉じる。

    恥ずかしいこと言うけど、自分の大切な人を救うのが自分の信じた表現だったなら、なんて素敵なことだろう。
    現実には救いは日常の些末な出来事だったり、もっと言うと救うのが自分じゃなかったりするんだけど。でもそれってやっぱり希望。

    客席の人数とか、ご時世とか、色々あるのかもしれないけど、MU特有の「笑っちゃいけないこと」を笑っちゃうことでどんどん物語的にもドライブできるところが初演に比べて薄く、尖ったギャグとグッと来る物語が乖離している気がしたのが残念。沸いてる客席で観たかった。

    とはいえ、何かを作って発表している人なら、一度は憧れてしまう上記の思想(a.k.a.妄想)を、嫌味なく見せてくれるのが素敵。あのシーンが観たくて観に行く芝居。
  • 満足度★★★

    『変な穴(男)』
    昨日観た作品を男女を入れ替えての上演で、MUではよくある「反転」バージョン。元々は、こちらの男バージョンがオリジナルだった。女編に比べると、残念ながら主人公の狂気が今一つ弱く、ドレーに対する乱暴な言葉遣いが似合わないのが惜しい。登場人物によっては男編の方が説得力があるので一長一短はあるけど、個人的には女編が好きかな、っていうところか。

  • 満足度★★★★

    『変な穴(女)』
    まぁちょっとありえない設定なのだけれど、「穴」という存在に強い説得力があり、それを埋めたいために一種の狂気に走る男(太田守信)が切実な存在として浮かび上がる。一方で、それを虚無的に共感する外山弥生の存在が見事で、この2人の狂気に、そこまではいけない他の人々が翻弄される展開が、結構切なく迫って来る。その意味で、キャラを書き分けた脚本と、それをしっかりと演じた役者陣は巧いが、なかでも狂気を背負った太田と外山が秀逸である。

  • 満足度★★★

    『無い光』
    全体に、20分を65分に延ばしただけみたいな印象が拭えないのが惜しい。短編では活きていた題材が、65分ではあまり活きていない。やはり、短編とは違うエピソードがもう一つ必要だったのではないだろうか。それと、かなり笑えるはずのシーンがいくつかあるのに、笑ってはいけないような感触があり、その辺の焦点の当て方も工夫の余地があるように思う。面白いテーマの作品なのだから。

  • 満足度★★★

    変な穴(男)
    (女)に続き観劇。 カタカナの「ドレー」だから好いんでしょうね、漢字だと重いですもんね。

    ネタバレBOX

    囲う人が男だったら?「ドレー」がミックスバージョンだったら?観て見たい。
  • 満足度★★★

    『無い光』鑑賞
    中学の同級生たちが事故による臨死体験をきっかけに集まり、口論しながらも生きることに希望を持つ物語。

    昨年ル・デコで短編として上演された回を観ていたのでストーリーは分かっていましたが、演技の掛け合いのテンポが良くて引き込まれました。倍近い尺になっても、付け足した感がなく、説得力のある自然な展開になっていました。

    ル・デコ版とは役の男女が入れ替わっていたのですが、今回のバージョンの方がはまっていたと思います。切迫した場面にも笑いの盛り込まれていて、単純な泣きや笑いではない複雑な感情が出ていたのが良かったです。
    ライターのアシスタント役を演じた成川知也さんの真面目過ぎてコミカルになっている雰囲気が楽しかったです。

    BGMなし・照明の変化なしで物語と演技だけで65分間を引っ張って行く求心力はありましたが、欲を言えばもっとインパクトのある要素が欲しかったです。

  • 満足度★★★★

    変な穴(女)
    不思議な主従関係と思いながらも観進めて行く内、これは在りだなあと感じた。ネットで募ったら集まるでしょう!微妙な信頼関係も出来るだろうけど、崩壊するときは呆気ない。

  • 満足度★★★★

    変な穴(女)
    女優さんを見たくて「(女)」にしたのだが、これはもしかして「(男)」の変態度もかなり高いのではないかと、心が揺れ動く

  • 満足度★★★★

    無い光・・・でも絆がある・・・
    臨死体験ルポや自殺問題など難しいテーマだけど、実は人の生きる絆を描いた作品で役者4人とも芝居が上手く絡みが実に良い。
    イラストレーター陸夫役が真の統○失○症?と思えるくらい目線の不安定さなど演技が素晴らしい!
    ルポライター尚子中心にアシスタント曾木のコミカルさと相俟ってリズムカルに展開して・・・・・同級性修美も絡んだコンビネーションが良い!
    ただ、テーマが生と死のはざまを描いているので・・・暗いままでは・・・・・?
    次回には、MUさんのコメディーな演出を観たい・・・期待を込めて★★★★です。

  • 満足度★★★

    無い光
    生きているかこそ見える光り。その光りは明るく、暖かく有って欲しい。

    舞台横の扉が少し開いてしまい、外の喧騒が耳障りになったけど古市海見子さんがさり気無く対処(上手い)

  • 満足度★★★

    小粒な輝き
    臨死記事を書くライターが主人公。4人の男女が恋愛要素を挟みながらストーリーが進む。65分という短編ながら意外性のある展開の妙が味わえた作品。

  • 満足度★★★★

    無い光
    初演より、舞台自体に明るさがあり、それが作品に影響している気がしないでもない。

  • 満足度★★★★

    変な穴(男)
    なんてことを・・・。

    まさかこんな内容だとは想像だにしていませんでした。

    ネタバレBOX

    変態の集まりですね。けれど、変態は奴隷側じゃないですよね、じつは。

    なるほどなかなか、ほぉ、こんなストーリーだとは、と妙に感心してしまいました。

    変な穴を心に持ってしまった小松さん、最高でした。なんとも不思議な魅力ですね。マルサの女を少し思い出してしまいました。

    そして、杉木さん、とてもいいキャラでした。
  • 満足度★★★★

    へんな穴(男)みてきました。
    こんな設定誰が考え出したのでしょう。とにかく私の想像と思考を飛び越えてます。それでもこの難局を乗り切り、自分たちの芝居にしてしまった劇団員の技量に圧倒されます。ところどころにちりばめられた、光る台詞はおかしくもあり、哀しくもありズシリときました。

  • 満足度★★★

    『変な穴(女)』観劇。
    こんなドレーならやってみたいなと思いますね。

    ネタバレBOX

    デイトレーダーをしているのか、金を持っている男が女性と契約し、彼女らを「ドレー」と呼び、空虚な心の穴を埋めるために無駄金を使わせて自己満足しようとする話。

    ドレーたちはPSPを買い占めて破棄したり、競馬につぎ込んだり、同僚にだまし取られたりして浪費するものの、慣れ合いによるものか緊張感が薄れているようで、男は新しい女性をスカウトして緊張感を与えようとします。

    万引きでコンビニの店員に脅されるドレーがいますが、男と店長との間には万引き額を後で精算する取引があったりして、男は逆に店員を追い詰めたりもします。

    最後は店員の逆切れで警察沙汰になりそうになり、ドレーたちは男の許を去り、男もまた新たな地を目指そうとしますが、いつまでたっても心の穴は埋められそうもないですね。

    男が優位な立場ではあるものの、ドレーも男に合わせる術を心得ていて、観ている方には緊張感が伝わってきませんでした。

    浪費の単位も百万円単位では桁が小さく、もう一桁あったらなと思いました。男ももう少し金に縁があるようなタイプだったらもっと良かったのではないでしょうか。

    そもそも、ドレーたちの集合場所であるマンションの一室が安っぽく、金を浪費しようとしているようには見えません。背後の壁もカーテンのようなもので表現していましたが中途半端でした。後ろを通る姿を見せる目的があったとしたら、ピンと張ったスクリーンを使ってほしかったですね。
  • 満足度★★★★

    フツーじゃない雰囲気!
    「変な穴(女)編」を観劇。
    説明文読んで、「今時ドレーってなんだろう?」なんて思ってましたが、
    役者陣が魅せてくれました!
    自分的には「ドレーを雇う変人」にハマった!
    フツーじゃない、狂気的で危ない雰囲気が出てましたね~!上手い(笑)!
    MUは初見でしたが、こういう作風なのかとちょっと感心。
    ありそうでなかなか無い作品ですよ。これは(笑)。

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