満足度★★★★
『無い光』観てきました
重厚になりそうなテーマを軽くと言わないですがテンポ良く進めて様は見事で、少数精鋭で小ぢんまりしたセットだったと言うこともより疾走感を感じさせてくれ楽しめました。セリフの言い回しが物書きが主人公と言うことも有り、洒落て少しキザで良かったです。
『無い光』初日観劇
『無い光』の長編Ver.観劇。
個人的には初演の方がギュッとしてて好きだったけど、それでもやっぱりこの作品の結論が、主人公の最後の主張が、甘くて恥ずかしいながらグッと来てしまう。
これがまさにロマンチックということだと思う。
満足度★★★
『変な穴(男)』
昨日観た作品を男女を入れ替えての上演で、MUではよくある「反転」バージョン。元々は、こちらの男バージョンがオリジナルだった。女編に比べると、残念ながら主人公の狂気が今一つ弱く、ドレーに対する乱暴な言葉遣いが似合わないのが惜しい。登場人物によっては男編の方が説得力があるので一長一短はあるけど、個人的には女編が好きかな、っていうところか。
満足度★★★★
『変な穴(女)』
まぁちょっとありえない設定なのだけれど、「穴」という存在に強い説得力があり、それを埋めたいために一種の狂気に走る男(太田守信)が切実な存在として浮かび上がる。一方で、それを虚無的に共感する外山弥生の存在が見事で、この2人の狂気に、そこまではいけない他の人々が翻弄される展開が、結構切なく迫って来る。その意味で、キャラを書き分けた脚本と、それをしっかりと演じた役者陣は巧いが、なかでも狂気を背負った太田と外山が秀逸である。
満足度★★★
『無い光』
全体に、20分を65分に延ばしただけみたいな印象が拭えないのが惜しい。短編では活きていた題材が、65分ではあまり活きていない。やはり、短編とは違うエピソードがもう一つ必要だったのではないだろうか。それと、かなり笑えるはずのシーンがいくつかあるのに、笑ってはいけないような感触があり、その辺の焦点の当て方も工夫の余地があるように思う。面白いテーマの作品なのだから。
満足度★★★
『無い光』鑑賞
中学の同級生たちが事故による臨死体験をきっかけに集まり、口論しながらも生きることに希望を持つ物語。
昨年ル・デコで短編として上演された回を観ていたのでストーリーは分かっていましたが、演技の掛け合いのテンポが良くて引き込まれました。倍近い尺になっても、付け足した感がなく、説得力のある自然な展開になっていました。
ル・デコ版とは役の男女が入れ替わっていたのですが、今回のバージョンの方がはまっていたと思います。切迫した場面にも笑いの盛り込まれていて、単純な泣きや笑いではない複雑な感情が出ていたのが良かったです。
ライターのアシスタント役を演じた成川知也さんの真面目過ぎてコミカルになっている雰囲気が楽しかったです。
BGMなし・照明の変化なしで物語と演技だけで65分間を引っ張って行く求心力はありましたが、欲を言えばもっとインパクトのある要素が欲しかったです。
満足度★★★★
変な穴(女)
不思議な主従関係と思いながらも観進めて行く内、これは在りだなあと感じた。ネットで募ったら集まるでしょう!微妙な信頼関係も出来るだろうけど、崩壊するときは呆気ない。
満足度★★★★
無い光・・・でも絆がある・・・
臨死体験ルポや自殺問題など難しいテーマだけど、実は人の生きる絆を描いた作品で役者4人とも芝居が上手く絡みが実に良い。
イラストレーター陸夫役が真の統○失○症?と思えるくらい目線の不安定さなど演技が素晴らしい!
ルポライター尚子中心にアシスタント曾木のコミカルさと相俟ってリズムカルに展開して・・・・・同級性修美も絡んだコンビネーションが良い!
ただ、テーマが生と死のはざまを描いているので・・・暗いままでは・・・・・?
次回には、MUさんのコメディーな演出を観たい・・・期待を込めて★★★★です。
満足度★★★
無い光
生きているかこそ見える光り。その光りは明るく、暖かく有って欲しい。
舞台横の扉が少し開いてしまい、外の喧騒が耳障りになったけど古市海見子さんがさり気無く対処(上手い)
満足度★★★
小粒な輝き
臨死記事を書くライターが主人公。4人の男女が恋愛要素を挟みながらストーリーが進む。65分という短編ながら意外性のある展開の妙が味わえた作品。
満足度★★★★
へんな穴(男)みてきました。
こんな設定誰が考え出したのでしょう。とにかく私の想像と思考を飛び越えてます。それでもこの難局を乗り切り、自分たちの芝居にしてしまった劇団員の技量に圧倒されます。ところどころにちりばめられた、光る台詞はおかしくもあり、哀しくもありズシリときました。
満足度★★★★
フツーじゃない雰囲気!
「変な穴(女)編」を観劇。
説明文読んで、「今時ドレーってなんだろう?」なんて思ってましたが、
役者陣が魅せてくれました!
自分的には「ドレーを雇う変人」にハマった!
フツーじゃない、狂気的で危ない雰囲気が出てましたね~!上手い(笑)!
MUは初見でしたが、こういう作風なのかとちょっと感心。
ありそうでなかなか無い作品ですよ。これは(笑)。