そんなの俺の朝じゃない! 公演情報 そんなの俺の朝じゃない!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    いい加減?でも統一感あり
    一応それなりの筋はあるのですが、観終わってみれば、
    ナンセンスなギャグも多くて、
    筋にしっかりした一貫性があるわけでもなく、
    まあ、結構いい加減ともいえるかもしれません。
    でも、そこから演劇ならではの笑いを生み出して、
    終演後何かしら統一感をも感じさせてくれるあたりは
    さすがだと思いました。
    観て損はないと思いますよ!

  • 満足度★★★★★

    カッコ良さげなダンディズム
    バカバカしいほどに熱く、そして面白かったです。そこには、ロマンが有りました。

  • 満足度★★★★★

    感動的なコメディ
    父の最後の朝。いったい重要なことって何だろうと思わせておいてさらっと明かしてしまう。しかもそれさえもネタにする。ジェットコースター的なストーリー展開の割にはうまくまとまっている。コスプレも馬も必然性を感じてしまうからすごい。

  • 満足度★★★★

    針小棒大系コメディ+人生哲学
    無遅刻無欠勤の実直(だが実はアツい)男の最終出勤日の朝の騒動記、針小棒大と言おうか「それをそこまで広げますか!」なバカバカしさに「(人生においての)勝敗とは何か?」な哲学も織り込んで鮮やか。

  • 満足度★★★★

    おもしろかった。
    くだらなかったけどおもしろかった。

    奥さん、娘、ライバル親子、息子の恋人がキャラが濃いのに比べると
    息子たちが少しキャラが薄いかなと思いました。

  • 満足度★★★★

    期待通りでした。
    ええ、なにしろ期待していたのです。
    だって、劇団名がライオン・パーマですよ?

    ライオンがパーマかけているのか、はたまたライオンのようなパーマをかけているのか・・・。

    後者であれば、あれ?そういえば、おばさんパーマのあのフワッとした感じってなんだかライオンっぽいな、と、それを想像してしまい、ついついクスッとなるわけですよ。

    そうやってなんだか色んなクスッってのを期待していたわけですが、見事その期待に応えてくれました。

    ネタバレBOX

    結局、王子小劇場ってあんまりハズレが無い気がします。
    まぁ、気がするだけです。
  • 満足度★★★★★

    フザケタ緩さ
    まったきもって好みの作品。実にセンスがいい。「昇っているのか、沈んでいるのかパッと見、判断のつきにくい午前五時」から始まる、真面目なのか、不真面目なのかパッと見、判断のつきにくい男、火山火山(ヒヤマカザン)の退職の日を綴った物語。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    序盤、長男が上手そうにヨーグルトを食べてるところにやってきた次男のビフィズス菌うんちくが素敵すぎる。笑
    何万のビフィズス菌と言われるより、確かに3匹のビフィズス菌が入ってるなんて言われると、なにかしらゾンビのようなアメーバ菌を想像しちゃうから、こんなに悍ましいことはない。

    そうして深い霧の中から現れた父の姿は神々しく見えたのだが、やがて、その扉はすぐに壊れ、だらりんとロープが垂れ下がって役者は手動で開閉せざるをえない事になるのだが、その緩さも、そこはかとなくいい。

    父・火山火山のライバルであり、恋の敗北者でもあった雪村は、無遅刻無欠勤の火山を最後の土壇場で失脚させたいと考え火山の退職の日に遅刻させることを思いつく。この思いつきは相当こじんまりした策略なのだが、雪村の長男・雪彦も父に従い火山を妨害する。

    しかし火山一族の結束は固く、どんな妨害にも揺るがない。揺らぐのは父自身が電車から馬に飛び乗る場面で、先に壊れた扉から垂れ下がったロープにビビってしまう精神の弱さだ。笑

    つまり、ロープが邪魔で馬に飛び乗れないと主張したかったようで、火山は本番中にも関わらず他の役者に「ロープが・・・」と本気でビビってるようだった。そんな気の弱さもあいまってか、へっぴり腰で相当な弱腰で馬に跨ったものだから、ずりずりずりり~。。と期待通りに馬からずり落ち、慌てて乗りなおした情景もすごくかっこ悪くて素晴らしかった。笑

    どんだけ笑わせてくれるんだよ!と大口開けて笑っていたら、今度は火山を飛ばすシーンでは一家総出で火山を担いでブーーン!!と1メートルくらい飛ばしてた緩さもなんとも素敵だった。

    劇中、セクシー仮面は登場するは、オスカルは登場するは、キャッツアイは登場するはで、にぎにぎしく楽しい舞台だった。泣くほど笑ったが、よくよく考えてみると、父の持論に振り回されてる家族もたまったもんじゃあないけれど、普通じゃない家族構成が既にコメディで、ついでにいうならライオン・パーマのキャストらがワタクシはとっても好きだ。

    観客もろとも舞台を素で楽しんじゃってるからなのか、「あんまり高く持ち上げるな」とか「大丈夫か?」とか結構ボソボソ言ってる愚痴っぽい語りも、いと可笑し。



  • 満足度★★★★★

    熱い!!最高!!
    そんなの俺の朝じゃない!そんなの俺の生き方じゃない!

    素晴らしい生き方、素晴らしい家族、素晴らしい友情に乾杯!!

    ネタバレBOX

    小学生の時から無遅刻・無欠勤の父親が定年を迎えた日の朝の話。社会的には成功していると思われる同級生ですが、無遅刻・無欠勤だけはかなわず、また同級生の女の子を嫁さんにとられたこともあって、腹いせに阻止しようとする企みと、それを防ごうとする家族の話。

    虹組ってキララさんですかってツッコミ。オスカル風が登場すると俄然盛り上がりますね。

    真面目に真面目を演じ、真面目に面白い衣装を着たり(それをコスプレと云う、言葉が出て来なんだ)、最高でした!

    最後に友情で結ばれた同級生、良かった良かった!!

    息子の代の定年の日は蛇足かな、と思ったりもしました。

    私が名前で驚いた柿杉さん、とても良かったです。

    ―――――――――――――――――――――――――――

    さて、全く関係ないですが、虹組キララさんの爆笑漫才はこちら…

    http://www.youtube.com/watch?v=KeKIbmrdZnc
  • 満足度★★★★

    理屈ぬきにとにかく面白い!
    初見です。登場人物が個性的で、ありえないようなアッと驚く場面の連続で、どうなることかとハラハラしながら見入ってしまいました。
    久々すごく楽しめるコメディー劇団に出会いました。
    ドタバタではなく、俳優が意識してウケようとはせずに役になりきっていて、こういう笑いが私にはツボで大好きです。でも、人によっては笑いの好みは分かれるかもしれません。
    作りこんだ芝居で、コメディーながら隙のない台詞が多いだけに、俳優のトチリが多かったのが残念。千秋楽なのだから噛まないでほしかったですね。

    ネタバレBOX

    「定年退職」を迎えた一家の主をめぐるジェットコースター喜劇。
    長男の回想から始まって、ラストの長男の定年の日の描写で締めくくるのが心憎い。これは3組の夫婦愛の物語でもある。
    「切り火」で夫を送り出す妻、というのがよい。
    長女タエコのぶっとびオスカルが素晴しい。いかにもオスカルの言いそうな台詞で笑わせてくれる。
    三男だけがサントスなんて奇妙な名前!タエコが兄たちをアンドレ、フェルゼンなどベルばらの勝手な登場人物名で呼ぶ中、「黙れ!サントス!」と言う場面には大笑い。近所の牧場から借りた馬に乗ってタエコが列車を追うなど、口アングリの想定外の展開。
    オスカルと雪村夫人の「仮面の女」の衣裳が本格的なのがよい。こういう衣裳はちゃんとしたものを着ないと芝居まで安っぽく見えてしまうからだ。
    しかも、さわだまきさんのオスカルは長身で、立ち居振舞い、宝塚そのもので美しいこと!素晴しかった。
    何があっても動じない父親を中心に団結する火山ファミリーと、どこか憎めない雪村父子と美人のお母さん、火山同様律儀な志賀さん、愛すべき人たちでした。
  • 満足度★★★★

    正直、とっても面白かった。
    でもちょっと台詞回しが全体的にカミカミ感じたので、
    星ひとつマイナスですぢゃ。ちと残念じゃのう。
    それでも十二分に楽しませてくれました。
    結構登場人物が多いのに、みな役割あって無駄が無かった。
    火山火山さんの笑い声が印象的で良かったです。

    ネタバレBOX

    その笑い声で、黄金バットの物まねして舞台に降りてきたり。前転したり。
    スーツ姿で、よくまあ動いてました。

    奥さんSの楽しさもあった。メタ推理の火山奥様、後にキャッツアイ・・・。
    SMボディコン嬢としか見えないビューティー仮面。

    しょっぱなの火山家長女、タエコさんの登場シーンは凄かった。
    まぁビューティー仮面もですが。
    ヅカのオスカルですもんねー! ほんと良く似合ってて、まんまでした。

    冬彦君のキャラクターも楽しかった。
    サントスなどの会話や、ネーミングセンス。

    独特の間やタイミングで進んでゆく楽しい劇でした。
  • 満足度★★★★

    なんか熱い
    ある1日の朝の出来事が大げさに描かれた作品です。
    笑えるトコがたくさんあって面白い
    セリフを噛むことがしばしばあったことは若干気になりましたが、公演が進むにつれ問題なくなったことでしょう。

    ネタバレBOX

    キャラが濃いというか、コスプレがずるいというか、馬とかヘリとか、非日常感がおもしろかった。
  • 満足度★★★★

    ライオンのパーマ
    何気にライオンパーマさん好きです。面白かった!

  • 満足度★★★★

    熱くなる
     火山の妻・静江さんではないですが、「熱くさせてくれる」芝居でした。
     よく考えれば、何でも無い日常に無理に事件を起こしているだけなんですが…。

    ネタバレBOX

     いきなりの三男サントスと長女妙子というよりオスカルに大爆笑。お母様に逆らえない雪彦なんてのも役名だけでニヤリです。
     セクシー仮面ビューティによる「ストップ」を「スマップ」に書き換えるシーンやちか子と火山が馬に乗ろうとして失敗するシーン、それにキャッツアイなどは特に笑いのツボにはまりました。
     最後の志賀さんの身を挺した活躍によって雪村の頑なな思いが解け、火山を会社に連れて行こうとするシーンにはほろりとしましたが、次のヘリコプターでまた大笑いでした。
     次回作も期待しています。
  • 満足度★★★★

    スケールの大きい感動コメディ
    ライオン・パーマはどんどん進化している。今回の作品など感動巨編である。役者のひとりひとりがとても魅力的だ。

    ラストシーン(ラストのひとつ前)がとても素敵でとても面白かった。

  • 満足度★★★★★

    普通に笑える。
    楽しかったー。。。最初は、家族を描くコメディ程度にしか感じていなかったんだけど、最後には登場人物全員が魅力的に見えてきて・・・それぞれを主人公にした舞台を見たくなってしまった!あまりにも楽しすぎて、おもしろすぎて、興奮して。。。終演後の「お見送り」の場で、とある個性的な衣装を着た役者さんを激写しまくっちゃいました。。。こんなキャラの人間じゃないんすけどね、ボク。

  • 満足度★★★

    シュールな笑い + ほっこり
    劇団ライオン・パーマは今回初見。

    シュールな笑いに、家族愛、夫婦愛がほっこりあたたかい。
    コメディーだけど、ほっこり。
    (一緒に行った友人はサザエさんをかんじたらしい。
    こんなサザエさんがあったら大変ですが…)

    キャラクターがなかなかぶっ飛んでいていい味だしてる!
    ぶっ飛び担当のさわだまきさんと前田無有子さん、
    柿杉満州男氏が気になった。

    火山火山の登場シーンは神々しいけど笑える。

    初日のバタバタでセットの動きやら何やら大変だったけれど、
    きっと今日からはばっちりのはず。

    ネタバレBOX

    火山火山(ヒヤマカザン)は実直で真面目な男 ナイスな親父でした。
  • 満足度★★★

    素朴な味わい
    チラシや説明文の雰囲気からコメディかと思っていたのですが、意外に泣ける要素もある作品で楽しめました。
    ある大事な1日を迎える男とそのライバルとの戦いの物語で、根っからの悪人が出て来ない、和やかな雰囲気でした。

    美術のショボさ(今日が初日なのに可動のセットがもう壊れそうになっていました…)や台詞を噛んだり間違ったりするのが、逆にいい味を出していました。ギャグもベタなものが多かったのですが、若くはない役者たちが無理をせず出来る範囲で楽しみながら作っている雰囲気が伝わって来て、つい笑ってしまいました。

    今月はF/T絡みで実験的な舞台を観ることが多かったので、良い息抜きになりました。

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