贋作・Wの悲劇 公演情報 贋作・Wの悲劇」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    まさに「学ゲイ会」!!!
    ステレオタイプの「ゲイのショー」ではない。。。

    「ゲイがやりたいことをする!」・・・まさに学ゲイ会だった!

    第2部なんて、「美意識」「インテリ」の匂いプンプンだったもの。。。

    第1部の映画版「Wの悲劇」「時をかける少女」のパロディミュージカルは100分超。

    まったく飽きませんでした!

    おっさんにしかみえなかった「薬師丸ひろ子」も、最後には「清水ミチ子」に見えてきたよ!笑

    いろんな意味で「深い」公演なので・・・

    次回は、缶ビール1本飲んでから観にいきたいと思います!

    そのほうが、心に染みそうだ・・・笑

  • 今年も残りわずかだというのに、
    「もう、年末はどうでもいいや」みたいな人ばかり(?)で熱気ムンムンの場内。緩めの芝居と、緩めの歌が妙にいい感じ。今年最後の観劇がコレでいいのか?! という気持ちと、今年最後の観劇はコレでいいのだ(注・バカボンのパパ風)! という思いが交錯する中、とても楽しませていただきました。

    ネタバレBOX

    場内パンフの配役表の役名と役者名の間に(薬師丸ひろ子)とか(三田佳子)とか書いてあるんですけど……(笑)、それに、あの「かおり」は、ロン毛の女装というより長州力のコスプレにしか見えなかったんですけど……(笑)。
  • 満足度★★★★

    いっぱい笑った!

    公演は二部構成。第一部はまさにワタクシのツボど真ん中!


    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    第一部は全体的に緩いパロディもので、化粧の濃すぎるドギツイ知世ちゃん人形は髪が自然に伸びてしまうという日本人形でとことん妖しく、しかし怖い。笑

    一方で菊地かおり扮するマヤ吉が人間離れした絶妙な演技力で魅せた。舞台に登場した瞬間から一種独特のマッチョなボディながら、気持ち悪いほど似合わないヅラを被り、これまた更に気持ち悪いほどマッチしないワンピースを着ちゃってガニで歩く姿はなんとも想像を絶っし、殆ど猛獣が服を着てるようなもの。

    しかしワタクシはこの人間離れした猛獣がとことん気に入って目で追って見ていると意外にも目の動きや表情で小細工しながら演じてるから、いやはや素晴らしい俳優なのでした。

    涙が出るほど笑ってなんとも楽しいひと時だった。


    第二部。
    ここでのヒットは松之木天辺の「歌劇場2」だ。パンストを履いたミニスカOLが織り成すOL生活はまさにアニメの世界感。ご主人様は気持ちよく歌い踊っているのに、パンストはずりずりといつしかご主人様の意思とは反対に股からずり落ちて、まさに河童の水かきのような股!ワタクシは凝視しながら笑い転げるも、そんな楽しい舞台も終わりはあるもので、松之木天辺は男肩で風切って、去っていったのでした。

    来年も必ず観たい。実に楽しい学芸会だった。ブラボー!!
  • 満足度★★★

    まさに学芸会
    年末にふさわしい、ゆるい雰囲気の中、軽い気持で観られる公演でした。

    第1部は『Wの悲劇』のパロディで、『ウエストサイドストーリー』や『コーラスライン』のナンバーの替え歌が入る作品でした。物語や演出は普通なのですが、個性的なキャラクターばかりで、100分があっという間でした。変な格好をしながらも歌はちゃんとしているというギャップが面白かったです。

    第2部は出し物6点でした。馬鹿馬鹿しいものばかりかと思いきや、色々なタイプの演目がありました(出来も色々でしたが…)。
    劇団主宰の関根信一さんによる三島由起夫の『真珠』の朗読は、関根さんの「女優」っぷりと、物語のエスプリが上手くマッチしていて良かったです。
    OLのキャラクターを演ずる松之木天辺さんによる歌謡曲に当て振りのダンスが、彼が所属するイデビアン・クルーの作品同様にユーモアとダイナミックさのバランスが良くまとまっていて見応えがありました。
    大トリのドラァグクイーン的なショーは締めなのでもう少しショーアップした感じだったら良かったのにと思いました。

  • 満足度★★★

    強烈な舞台
    それでいて下品にならない。それどころか純粋に感動している自分に気づく。映画版Wの悲劇を観たのはいつのことだったか? けっこう覚えていて、こうしてこうなるんだよね、と思いながら観ていました。

このページのQRコードです。

拡大