夜のジオラマ 公演情報 夜のジオラマ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    観劇
    観劇

  • 満足度★★★★

    見た
    初演と比較すると、いろんな面で整理されていてわかりやすく腑に落ちる感じ。七味嬢かっこいい。

  • 満足度★★★★

    もう少し説明があっても
    少しSFチックな説明が物足りなかったような気がしたが、面白かったです。

    ネタバレBOX

    SFチックなお話で、物質に残る残存思念的なもので過去この場所で起こった出来事を見る事が出来るような説明台詞だったが、見るんじゃなくて、タイムスリップしてた場面もあったし、時空移動の理論がどうも曖昧というか、説明不足に感じたかな。
    また、その部屋で起こった出来事を見せるということで、2010年、その少し先の未来、その少し先の未来の少し先の未来が場面で描かれていたがどれが中心の物語かわかりづらかったかな。
  • 満足度★★★★

    オリジナル全長版も観てみたい
    上演時間120分の時間SFということでやはり異色作。
    初演も観ていたが概要しか記憶になく、キャストも変わっているので新鮮な気持ちで観る。
    その結果、時間ものとハード気味ファンタジーの巧みなブレンド具合を再発見したりもする。
    また、機会があれば「オリジナル全長版」も観たいが無理だろうなぁ。

  • 満足度★★★★

    とても丁寧で緻密。
    SPIRAL MOONは今回初見。
    評価が高かったので当日券で。

    現在2010年から2040年の時空を行き交う。
    ある家族をめぐり、戦う…
    悲しく静かな愛が描かれた近未来SFだった。
    複雑な時間軸に引き込まれ、あっという間に時間がすぎた。

    とても丁寧で緻密。複雑に作られた見応えあるストーリーで、
    派手さはないが、かなりおもしろかった。
    オススメ。

    そして「夜のジオラマ」の意味は…

    ネタバレBOX

    「夜のジオラマ」は…絵のタイトルでした。
    この絵を通じ家族の心がやさしくつながって…。

    セットはシンプルで静かで隠れ家風の賃貸の部屋のみ。
    この部屋で時空が飛び交う。押入がKey。

    劇中、近未来の携帯やパソコンetc…がたくさん出てくるのですが、
    シンプルで美しく、アクリルベースの透明感が近未来を想像させた。

    そして、孤独で家族のために戦う女アヤを
    七味まゆ味さん(柿喰う客)が物悲しくしっとり好演。
    時代遅れのアンドロイド ヨーコを完璧に演じる
    村岡あす香さんが印象的だった。

  • 満足度★★★

    “台詞の密度が濃い”
    という印象の芝居でした。
    ストーリーも面白かったし、
    どの役にも見せ場があり、
    無駄な感じがありませんでした。


    初見の劇団です。
    お手洗いに可愛らしい飾り付けをしてあったり
    チラシが入っている袋が布製のエコバックだったり
    アンケートを書くと抽選で景品がもらえたりと
    わたしにとっては目新しいことが満載でした。

    ネタバレBOX

    不動産屋が時を司り
    部屋の押入れが時空の入り口という設定で、
    2010年から2040年までの
    ある親子のそれぞれの人生が描かれてゆく。

    家族の話なのかと思っていたら、
    娘が狂信的なカルト宗教の団体から
    身体を張って世界を守る闘いが軸になっていて、
    そこに母親の苦悩であるとか
    息子の孤独であるとか
    きちんと家族の心情も絡めてありました。

    2040年の携帯電話がイヤホンタイプだったり
    2020年代の娘の協力者がアンドロイドだったりと
    未来感も上手く挟み込みながら
    だんだんスケールの大きな話に広がっていって、
    いったいどうなるのかしら?と思っていたら
    最終的にはうま~く着地させてありました。

    特に好きだったのが、
    アンドロイド役の村岡あす香さん。
    感情が有りながらも無機質な感じが
    よく表現されていたと思います。
  • 満足度★★★★★

    「よろしく」という言葉
    は一般的に意味がありそうでなかったりするが、ここで頻繁に使われた「よろしく」は時空を超えて重要な位置にあった。物語は2010~2040年にかけて、とある家族がそれぞれの人生を生き、あるいは命をかけて戦った女性の物語だ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ルポライター三果はノスタルジーな隠れ家をみつけてここを住居とした。この家にまつわる30年の出来事は、この家のオーナーが重要なキーとして、まるで時空警察のように、時間を操り、過去と未来を行ったりきたりするのだが、その時に使われる小道具が未来を予知した小物たちでこれまた、デジタル感があってワクワクした。

    ルポライター三果の実子・アヤは両親の離婚がきっかけとなって母娘が別々に暮らすことを強いられたが、数年後、このアヤが大人になってからの行動がこの舞台の中心を担う。

    物語は、シグマと呼ばれるカルト教団にアヤの親友が連れ去られたことがきっかけとなって、親友の為に教団と戦うことを決意した事からアヤは死ぬまで戦士として常に緊迫状態にあった。

    真のユートピアを目指すとの虚言を吐く教団は世界を飲み込む為にあこぎな企みも平然としていたが、世界に揺らめく巨大な軍艦に戦いを挑んで結果的に世界を救った勇士アヤと、アヤを支えたアンドロイド・ヨーコの存在が実にいい。

    ヨーコの所作、目の瞬き、首の傾げ方、話し方、全てが完璧なアンドロイドでまるで生きた蝋人形のごとく、ワタクシを魅了したのだった。だから、舞台ではじーーーっと、じーーーーっと穴が開くほど精巧なアンドロイドを見つめて、それでも飽き足らず持って帰りたいくらいだった。掃除とか料理とか君に任せるよ、みたいな・・。笑

    またアンドロイドが出てきた押入れが時空へのトリップ場所という演出や、悪影響から守るためにシールドを貼る演出は絶妙だった。何よりも絵画の題名を「夜のジオラマ」とするなど、母の記録が子供たち精神の癒しとなる展開の筋書きは素敵だと心から思う。

    16年後の未来からやってきた圭吾が姉のアヤと抱き合うシーンにはホロリとさせられ、良く出来た本だと思う。そうして自らウィルスに感染し、命をかけて戦うアヤが勇ましかった。更に晩年の母の描写は照明効果も相まって幻想的でもあった。

    今回はどのキャラクターも主役を張ってるような立ち上がりと演技力で、まるで一つの映画を観ているような時空錯誤に陥って真剣に魅入った。素晴らしい舞台だった。お勧め。


  • 満足度★★★★★

    奥の深い
    素晴らしい舞台でした~o(^-^)o

    役者さん達のレベルも高いし楽しめる作品でした~o(^-^)o

  • 満足度★★★★

    良かった。次回も観に行きたい。
    「2006年の愛知県芸術劇場演劇フェスティバルで、グランプリを争ったSPIRAL MOONと劇団ジャブジャブサーキット」がの謳い文句が気になり観に行きました。結果、SPIRAL MOONさん、大変気に入りました。後半涙シトシト系になっていしまいました。ストーリー(脚本)、役者、役者の個性を信じる演出、この辺りが揃うと、嬉しくなるのですよ。次回公演も期待しております。役者が光ってるのが良い演出と信じております。

  • 20101123
    。・`ω´・)ノ 脚本がよいとおもいました

  • 満足度★★★★

    少々苦労したけれど
    この種の芝居に慣れていない小生は、ストーリーを追っかけるのに少し苦労したけれど(もう少し時間を掛けて演じても良かったかな)、また好みによって評価は分かれるかもしれないけれど満足のいく作品で、はせひろいち氏の作品を楽しむことが出来ました・・・特にアンドロイドの存在を理解するのに難儀したが、その存在は印象的だった~。

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