満足度★★★
うーん、己の感性の低さを痛感…
やっぱり「ダンス」は、自分にはダメなのかもしれません。ほかのみなさんと同レベルの感性がなかったようです。・・・これの、どこが、前宣伝にあるように『楢山節考』からインスピレーションを受けた…といえるのか?・・・そう考えながらずっと観ていたのですが・・・
満足度★★★★★
地の果てで、押し殺された欲望たちのダンス
バラックのような建物と雪、暗い空、作り込まれた舞台装置。
そこは、閉塞感のみが支配する。
ダンスであり、(ある意味)無言劇であり、音楽劇でもある。
次々とわき上がるイメージの世界が広がる。
満足度★★★★★
不穏なユーモア
奇妙な物語と動きに引き込まれる不思議な作品でした。全体のトーンとしては暗く飄々とした感じで、性的なイメージを強く感じさせるものなのですが、結構笑えるシーンも多かったです。具体的な物語があるわけではないのですが、6人の登場人物の関係性の移り変わりが様々なエピソードを通じて描かれていて興味深かったです。
雪原や建物などの美術の作り込みが素晴らしく、劇場の中なのに屋外に居るかのような感じでした。
そして、なんといっても身体表現が凄かったです。ダンス的な動きも、小道具を用いたマイム的なテクニックもレベルが高く、実際には存在しない風や揺れがとてもリアルに感じられました。足を組んだままのダンスや、関節が外れたかのようなクネクネとした動きは人間離れしていて、見てはいけないものをものを見てしまったかのような気分になりました。
一瞬のうちに消えたり、衣装の早変わりなどの手品的な演出も良いスパイスになっていました。
今後も定期的に来日公演をして欲しいです。
満足度★★★★★
頭を空っぽに
奇跡のダンステクとマッドな内容。
これは日本ではなかなか観られない。これほどまでにフリーなイマジネーションが出てくる、ベルギーって何?!
混じっているというのは、なかなかに面白く、また強い。