満足度★★★★
本多が似合う、賑やかなエンターテイメント公演
開演し客席が暗くなると、不意にドンッという重い音が客席脇から。
その重い太鼓を鳴らしながら入場するのは、鶴のかぶりもので裃姿の演者。
この奇妙な出で立ちがあれよあれよと言う間に8人の管楽器・太鼓になり、チンドン屋っぽくまた渋さ知らズっぽくもある曲と音色で、舞台の始まりを告げる!
美術が醸し出していた重そうな舞台の空気が一変。
賑やかで立体的な演出で、劇場は一気に非日常の空間に。
そういえば、公演に寄せて、演出の菜月チョビさんが「新春公演ですからね、パアッとおめでたいものをお届けしたいと思います」と言っていたのを思い出す。
まさに!
他にも、本筋と関係ないタイミングでお祭りを始めてみたり、
舞台を飛び出し客席中の通路を何度も使ったりと、
動きを”必要以上に”ダイナミックに見せる演出が詰め込まれていた。
これは狭い劇場だとできない。
本多に合わせて、劇場を活かしきろうとした演出。
見事!
演出以外で特筆すべきは、スーパー親父の粟根まことさん(劇団☆新感線)のパワフルな生ドラム!
親子が音楽で対決して、子どもに参りましたって言わせるシーンなんだけれど、
力強く叩く姿と粟根さん演じる親父のキャラが相まって、男の強さや器の大きさをものすごく感じさせるドラミングだった!
生きることの大変さと困難を乗り越えようとする意思の強さ、そんなことを寡黙に背中で見せてくれるようなドラム。
ドラムテクニックを超越し、男としての魅力が溢れていた名演でした。
鹿殺しのステップアップ公演は、本多劇場の名に恥じぬ、というか本多が似合う、賑やかなエンターテイメント公演にしてくれました。
満足度★★★★
ドリフ?
鹿殺しは小劇場界の新感線だと思っているのですが、今回公演はドリフターズが新喜劇をやった感じかな。楽しかったー。ALL YOU NEED IS LOVE 最高。粟根まことさんのドラムを叩く姿もとてもかっこよかった。
新春公演
新春らしく、ケレンにあふれていた。上演時間が長かったが、あまりそれを感じさせなかった。ケレンは好きだか、それに埋没してしまった感がある。
それが持ち味なのだろうとは思うが。
満足度★★★★
「劇団鹿殺し」らしい沢山の音楽に満ちた作品。粟根まことの異色ぶりが目立つ!
「劇団鹿殺し」らしい沢山の音楽に満ちた作品。
全体的なフォーマットが前作「電車は血で走る」そっくり。
そして何より、客演の粟根まことの異色ぶりが目立つ。
満足度★★★★
面白かった!
初めて鹿殺しを観ました。
規模がほどほどで、本多劇場によく合っていた。
これくらいがちょうどいい。
ストーリーもウォーミング系で救いがあるので
ほっとしてウルッと来ました。
そしてダンスが異常に上手な人が。観ていて感動。
小劇エンタテインメントとしてはすばらしい完成度。
満足度★★★★
がつんと殴ってぎゅっと抱きしめられた
本多劇場進出おめでとうございました。始終圧倒されっぱなしでした。今回は粟根さんの多彩っぷりにも驚かされましたねー…あんなことやこんなこと、粟根さんファンなら必見だと思います。
とても勢いがあって◎、でも、まだ鹿殺し3本目なのですが、勢い以上の物がだんだんと見つけ辛くなってきました。丸尾さんとチョビさんがkeyな物語が定番化?もっと他に観たい役者さんがいるのになあ。。。というのが本音です。
満足度★★★★★
スケールが大きい!
初本多、こちらも緊張していましたがのっけから心配を吹き飛ばす元気さで、すっかり時間を忘れて楽しませてもらいました。
大笑いしているうちに泣いてしまう鹿殺しの骨の部分がしっかり中劇場で昇華した素晴らしい成果。
この劇団を目撃したことを自慢したい!
満足度★★★★
大舞台に負けない作品
「鹿殺し」という何やら恐ろしい雰囲気の劇団名のためか、いままで観る機会がなかったが、勧める人もあって今回思い切って観ることにした。
本多劇場進出ということで晴れの大舞台。以前から観続けてきたファンは感慨もひとしおだったことだろう。
若者向けの芝居かと思っていたが、自分でもついていける内容だったのでひと安心。昔の劇団☆新感線を彷彿とさせるはじけっぷりが楽しい。
韓国のハンソリを思わせる打楽器に特徴がある楽隊の生演奏も見事にマッチし、個性的な楽しめるお芝居だった。
この劇団はフライヤーがいつも出演者の集合写真なので、観なくても印象に残っていた。公演ごとにデザインを変えるのではなく、こういう劇団として統一的なフライヤーにするのもひとつのアイディアだなと思う。
満足度★★★
音楽のチカラ。
生演奏の音の力に圧倒されました。
楽器ができたり、歌が歌える人はそれだけで尊敬してしまいます。
大きな意味で、人生讃歌、と受け取りました。
粟根さんがよかったです。
満足度★★★★
迫力があって
生の演奏もとても気持ちよくって、劇場全体を使って魅せていて感動しました。あっと驚く展開もあったし笑えるところもあって、面白かったです。ただ、ストーリーがちょっとわかりにくいところもあったような・・・。でも、また劇団鹿殺し観てみたい!
満足度★★★★
大きい舞台の鹿殺し!
大きい舞台で華やか。生演奏いいんですが、ちょっと多すぎて疲れたかな。その割には「歌」シーンのインパクトが前作より小さい感じ。
谷山さんの動きが凄かった!
ベテランの粟根さんや廣川さん、もっと遊ばせても良かったのでは?
丸尾×チョビ×オレノの3主軸、
主な脇をゲスト陣というやり方が続いていますが、
他の団員を前に出したりとか、
違う見せ方での物語が観たいですね。
本多に進出して一区切りついたと思うので、
小さめな舞台でいいから、実験的なことや新しいことに
もっと挑戦していってほしいな〜、と思います。
満足度★★★★★
祝本多進出!
本多劇場の広い舞台を縦横無尽に駆け巡り、狭く感じさせるほどの熱演。ノスタルジックな雰囲気、そして父、母、家族への想い、いつもの鹿殺しの持ち味をさらにパワーアップさせて素敵な作品に仕上がっている。
ラストシーンには胸を打たれた。
うん
面白かったと思う・・けどなにか物足りない感じがしました。純粋に演奏に圧倒されたのはあるけどそれ以外に来るものが少なかった気がする。栗根さんカッコよかったです。
満足度★★★
スケールアップ
4作品目の鹿観劇。スケールアップした感はあるのですが、その分、いつもの荒々しく枠からはみ出した感じが少なくちょっと寂しかったです。なので、☆4にはしずらく☆3になってしまいました。ずっと子役のチョビさんばかり見てきたたので、女性役のチョビさんがかわいすぎてちょっと面食らったかも。今から次作が気になります。必ず観に行きますよ。
満足度★★★★★
高エネルギー
ロックのエネルギーに満ちあふれた傑作です。本当にロックが好きでないと書けないストーリーや演出でした。演奏隊も良かったです。ロックのコンサートにもこのくらいのパワーが必要(最近、高齢化の影響か、クラシックか演歌のノリが多くて萎え〜)。ひとつだけ言いたいことがあるとすれば…↓
満足度★★★
むむむ
楽しかったです、面白かったし笑えました。
が・・・初めての鹿殺しさんで期待が大きかった分、全体を通してはちょっとイマイチでした。
歌はとてもよかったと思います!
次回公演も見に行けそうなので楽しみです^^