反重力エンピツ(再演) 公演情報 反重力エンピツ(再演) 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★

    たったその、一言。
    ラストシーンの一言。それを言いたいが為の舞台、とも言えるのではないか。面白いが、期待値があがりすぎた印象。構成はうまいが、長いとも感じた。

  • 満足度★★★★★

    いぃね!
    初めて観ましたが
    話の流れもスムーズで
    キャストのキャラも立ってますし
    面白かったです。

    新作も観てみたいですね!

  • 201008011830
    観劇

  • ふらりと入って
    後半から雰囲気が出てきて引き込まれた。
    前半は、ちょっと寝ちゃった。

    でも、「雰囲気」を超えるものは、受け取れなかったなぁ。
    ちょっと寝ちゃってた時間に、鍵があったんだろうか。・・・だったら私のミスだな、と思うので、星は付けず。

  • 満足度★★★★

    これは納得の出来
    初演観てなかったが、これは初演も好評価だったのだろうなぁと容易に推測できる

  • 満足度★★★

    初見でしたが
    とてもおもしろかった!!
    ドラマ性のある良質な戯曲だった思います。

    本来の演出さんが復帰するであろう次回公演も楽しみ。

    今から期待が大きくなる一方です♪

  • 満足度★★★

    タレント
    タレントが揃ってるんですね.わかりやすかったです.次の公演も観れたらいいな

    ネタバレBOX

    頭で観る感じでした。決して感覚ではないですね
  • 満足度★★★★

    でもラストははっとした
    初演を見てるので、役者を見比べてしまった。やや強烈さが薄まったような気もした。

  • 201007311400
    201007311400@サンモールスタジオ

  • 7月28日(水)S
    前半がやや平板な印象でちと残念。後半が面白いだけに。

  • 満足度★★★★

    なんだかんだ
    今回で2回目。脚本力のすごさを感じた。ゾクッとした。
    ハマカワさんの空気がすごかった。

  • 満足度★★★★

    ナイス キャスティング!
    演目変更にも関わらず、今回の作品の為に
    新たにキャスティングされたかの様な配役のハマリ具合が抜群!

    ネタバレBOX

    前半のグダグダ感に満ちた日常から、
    加速度的に破滅に向かう後半の展開にゾクゾクさせられる!
  • 青年団『革命日記』が好きな方はこちらも
    見てみてはいかがでしょうか。
    演劇大先輩には恐れ多いですが、モチーフが似ているので気に入って頂けるかと。

    僕は自分を「劇団ひとり」だと割り切ってやってるのですが、若い彼らはバンドみたいな結束力で劇団のピンチを乗り越え、演目変更の作品をあたかも現在の俳優で当て書きされたようにまで善戦してるのは、ちょっと感動です。小先輩として応援してるよ。

    ポストパフォーマンストークで、ぼくが出演した回もポッドキャストでアップしました。ネタバレ部分はピー音入ってますんで御安心を。
    http://bit.ly/c8Xz5A

  • 満足度★★★★

    増す質量
    初演を見ていないのもあって、大変楽しめました。
    終盤にかけての、手札がパタパタと表に返っていく心地良さは流石。
    表面的なやりとりから打って変わって、徐々に人物たちの質量がましていく様子は必見。

  • 別腹!?
    キャストと演出の違いで、これだけ印象が異なるのは、友寄戯曲の強さの証明だなあ、やっぱりいい本だなあ。

    ネタバレBOX

    初演と比べると、個々の役者の演技の自由度が増したことで、いまを生きる、よりカジュアルな現代的な革命家たちによる権力闘争的な戯画感が強調された気がする。

    そして当然ながら初演組の解像度は高く(例外は堀奈津美、かな)、
    なかでもハマカワフミエは存在感が倍増。
    そのため、
    初演時に感じた「消えることでしか存在を認められない爆弾に共鳴してしまうような儚い存在」から一転、
    ラストはさながらゲームの勝者のような雰囲気すら。

    個人的には、舞台で福原冠も観たかった…。
  • 満足度★★★★

    肌合いが変わって
    戯曲を演出が自らの感覚で読み解いて。初演とは異なるテイストで作品が新たな力を得ていました。

    再演が単なる繰り返しにならずに、戯曲の別の奥行きをしっかりと観る側に伝えていて、初演を観た方にも、戯曲のことなった肌合いを感じることができる、お勧めの公演でありました。

    ネタバレBOX

    初演時には、観る側の感性にいどむような部分があって、
    密度を持った強いテンションが舞台を支配していた記憶があります。

    今回の公演は、演出が
    いたずらに初演を踏襲することをせずに
    自らの感性にしたがって舞台のトーンを作り上げることで
    戯曲のもつ別の奥行きを観客に表した印象。

    初演時の時間を磨き上げるようなデフォルメがほどけて、
    ひりひり感をもった舞台の空気にかわって
    馴染むような肌合いがやってきます。
    作品のテーマとなる感覚が
    初演時のように戦闘服を着て観る側に挑んでくるのではなく
    普段着で語りかけてくる・・・。

    まだ初演から1年もたっていない、
    それもがっつりインパクトを持った作品だったので
    前回の記憶もしっかり残っていて。
    でも、そこには初演・再演の優劣ということではなく、
    戯曲の持つ懐の深さこそが感じられて。

    もちろん、作品としても秀逸なのですが
    それに加えて作品の再演の意義というものを
    考えさせてさせてくれる公演となりました

    役者の方たちも
    稽古中に演目が変更になるなど、
    大変だったと思うのですが
    そんな風情はおくびにも出さず
    キャラクターのニュアンスを
    舞台のトーンに合わせて
    したたかに作り上げていました。
    ナチュラルなのですが
    キャラクターの芯がぶれない・・・。
    繊細な陰影を観客に伝えるだけの
    安定が個々の役者にあって、
    派手さはないのですが、
    ボディブローのように
    シーンごとのお芝居が観る側を閉じ込める
    質感にかわっていく。

    公演期間の前半での観劇でしたが
    今が悪いということでなく、
    膨らんで変容していく余白を感じる部分もいくつかあって、
    後半に
    このお芝居がさらにどう育っていくのか
    見届けることができなそうなのが
    残念でなりません。
  • 満足度★★★★

    二回目
    岡安さんに背中を押されリピート決行。
    対面は見えるものが全然違うしね。
    2度目の方が楽しめた。なぜだ。謎解きに脳みそ使ってないからか。
    そして重大な事に気付いた。
    ハマカワフミエ、痩せた……よね。
    こう言っちゃなんだが、この人は必要以上に顔が可愛いのが玉に瑕だね。
    いや、違う違う。表現間違ってる。
    例えるなら「トキワ莊の青春」のモックンみたい…かな。
    蛇足だが、藤尾姦太郎もいい顔してるなと。70年代の東映大部屋俳優の顔だな。
    蛇足って…。

  • 満足度★★★★

    反重力エンピツ2010版
    初演と男女の役者比率が違うので性別が変更となるキャラもいたが、初演を知っていても違和感ない仕上がりになっていました。
    再演というより、反重力エンピツ2010版と言ってもいい出来です。
    役者のパワーというか魂を感じられました。
    初演を観た方も、観なかった方も是非に観ていただきたいです。

  • 満足度★★★★

    昔懐かしい演劇テイストでした
    ずっと気になっていた劇団。15ミニッツメイドで、ちょっとがっかりしたので、あまり期待せずにまいりましたが、とても、興味深く、見入ってしまいました。
    大変、面白かったと思います。
    構成が、とても秀逸で、次の場面に期待を繋がれたまま、2時間があっという間な感じでした。

    役者さんと役名が同一なのも、わかりやすくていいし…。

    加賀美さん、坂本さん、ハマカワさん、藤尾さん、堀さんが、特に印象に残りました。

    ちょっと哲学的で、スタイリッシュな芝居。何時もいつも観たいタイプの作品ではありませんが、たまには、こういうのもいいなあと思いました。
    何しろ、自分の年齢を忘れて観られましたから…。
    若い気分になれて、久しぶりに、学生時代を思い出してしまいました。

    ネタバレBOX

    自分の高校時代の、浅間山荘事件とか、赤城山のリンチ事件とか、いろいろ思い出してしまいました。

    革命家の皆さんのストーリーの合間に、ちょうど良いタイミングで挿入される、伊神さんとハマカワさんの2人の会話シーンが、とても素敵でした。

    一方で、同じように、まるで、写生するように、小説を書く、ハマカワとモデルを務める男性革命家。

    入れ子構造で、同じようなシーンが対を成し、一体どちらが、現実なのか、終いには、確信が持てなくなりましたが、その匙加減が絶妙で、作者の頭脳明晰振りが、滲み出る秀逸な構成劇でした。

    この世で、一番重いものの答えにたどり着いた時、親として、反省する気持ちがフツフツと湧き上がってしまいました。
    久しぶりに、若さ故の秀作に出会った気がするお芝居だったように思います。
  • 満足度★★★★

    「現実逃避のための革命ごっこ」
    冒頭の風景が面白い。物語は作家が描くモデルの女を主人公にした小説。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    キャンパスに絵を描くみたいにモデルを眼の前に立てて書く作家。しかし、作家が手にする鉛筆は絵を描くことはない。あくまでもモデルを座らせ彼女を見つめながら妄想を膨らませて小説を描くという絵図。この出だしはナンセンスだけれど愉快で楽しい。

    物語は作家がこうして描く小説の中身を描いたものだ。その世界観は「革命」。60年代に疫病のように流行った「学生運動」の様子をハマカワの部屋で「特別召集議会」なる、そのつもりを9人のキャラクターが演じる。登場する言葉は「革命」にお決まりの、誠実で豊かな実りある社会を構築するべく命を投げ出しても意思統一を計り自己批判もしながら、手段と目的が入れ替わらないように連帯責任で遂行すること。

    なんつってどこまでが本質でどこまでが本質でないのか曖昧ながら、いざ、爆弾を仕掛ける話になると逃げ腰になる彼等。笑)   それでも議会に定番の「意義アリ」「意義ナシ」を連呼させ、やっぱり、そのつもりだ。笑) しかし、その心は現実逃避だ。

    そんなぬるい内ゲバ的な集団の中にはやはりお決まりの、裏切り者や飛びすぎて行き過ぎてしまう輩が出てくる。そんな飛びすぎた一人、ハマカワは非現実な行動に走り出し、弱体化した国家権力に対抗するためプラスチック爆弾を仕掛けてしまう。「消滅することで存在意義を主張する」という。そんな突飛な行動に驚くリーダー。そんなつもりはなかったからだ。しかし爆弾は仕掛けられた後だった。

    こんな小説を描き終えた作家は「この世で一番重いものは何だと思う?」とモデルに問い、おちゃらけて「反重力エンピツ」を手のひらで遊ばせていたが、真実は「期待」という最も重いものだった。そう、期待も掛けられすぎると重いが、全く期待されなくなっても、それは悲しい。。


    キャラクターの個々のカラーが抜群。特に藤尾姦太郎の演技が絶妙。細かな表情で心理状態を読み込み、魅せた。相変わらず秀逸だったが、2年くらい前からこういった「革命」ものは舞台でも流行りだ。だからネタとしては古いかもしれない。やはり今年ではなく去年観ていたら斬新だったかもしれない。


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