Draw The Curtain 公演情報 Draw The Curtain」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    拝見しました☆
    拝見しました☆
    また来ますε(*・◇・*)з

  • 満足度★★★

    前半は冗長なるも終盤は見事
    よく出来た「優霊」譚。
    各宿泊客の紹介も兼ねた前半に冗長な感といささか強引なきらいがあるのが珠に疵だが、そこでの伏線を使って真相を解明するクライマックスのカタルシスと一件落着後に冒頭で張った伏線を回収して全体のオチとするのは上手い。
    前半を整理して中編にまとめればもっとスッキリしたのでは?

  • 満足度★★★★

    めっちゃおもろいやんか。
    山奥にひっそりとたたずむ宿泊施設『山小屋 風車』にやってきた宿泊客のさまを描写するホラーコメディー。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    序盤『山小屋 風車』の主人が亡くなり営業が出来なくなったという理由からこの宿泊施設を解体する作業員らが登場する。かれらはどこからともなく現れた山小屋の元女将・桐生から思い出話を聞くうちに、なんだか解体し辛い状況になっていく。桐生はのっけからなんだか幽霊みたいで果てしなく妖しい雰囲気だ。

    そんな山小屋の「幽霊が出る!」との情報を集めた超常現象研究者の片倉は「タダで温泉宿に宿泊するツアー」なるものを企画し、タダ客を泊まらせて様子を見ようと企む。タダより高いものはない、とか、訳ありタダ物件とか世の中には「タダ」が蔓延している状況だが、「タダ」と聞いただけで載ってくる客は必ず居るもので、3組の客が案の定宿泊しにくる。

    5つの部屋には必ず絵画が掛けられており、後にこの5枚の絵画が物語のキーワードとなるが、これを描いて亡くなった主人が妻に宛てた遺言だったことが解明される。つまり妻は既に亡くなっているのにこの世に未練があり中々成仏出来ない状況を憂いての主人の贈り物だったのだ。

    この物語の愉快な場面は3組の宿泊客であるキャラクターが吐くセリフの数々だ。同時にいつも幽霊は皆と一緒に憑いて回っているのに、それに気が付かない彼らは桐生を人間扱いしている鈍感さにも観ていてほくそ笑んでしまう。

    特に火野(いそっぷ)x名取(石上卓也)のタッグは絶妙だった。二人のストーカー談義が終盤には繋がっていくさまも見事だった。立ってるだけでも面白い!というのはこんなキャラクターだろうと思う。

    桐生が土井の手に触れてできた痣も巧みな演出で、5つのキー(火、水、木、金、土)もお見事!だった。強いて言うならもっと観客を怖がらせても面白かったかも。笑

    前作から今作まで間が空いたが次回も充分に期待できる劇団だと思う。

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