満足度★★★★
「急流下りのラフティング」的な?(笑)
良い意味で(←ココ重要)「柿喰う客を悪い方向に(爆)進化させた」感覚で、一言で表現すれば「急流下りのラフティング」、スタートしたら怒涛のイキオイにただ乗って流される、的な?(笑)(時折緩やかなところがあって一息つけるがまた急流に、なんてところも似てね?)
あるいは「演技(なのか?)のシャワー」を浴びる、みたいな?
台詞を聴きとって理解しようとか、舞台で起こるすべてを受け止めようとせず、「どん・しんく、ふぃぃぃぃ〜る」的に舞台からの気迫(違うか?)を浴びてイキオイに身を任せれば心地好いと言うか愉快と言うか。
そんな風にアクが強いので初めて芝居を観る方に向かないどころか観る者を選ぶ作品ではあるが、個人的にはハマりそうでヤバいかも?(爆)
脳内に作用し、酩酊・多幸感・幻覚などをもたらす
そのような薬物を「麻薬」と言う(引用:ウィキペディア)。
さらにウィキでは、こう続く。
「依存性や毒性が強く健康を害する恐れがある」。
そんな感じではなかっただろうか、この公演は。
で、一言で言ってしまえば「面白い」。
後から、じんわり来る面白さもある。
不安定なジェットコースターに乗るような体験でもある。
そして、うるさくて、けたたましくて、POPで、ハイテンションで、キッチュ。
極彩色の汚物をぶちまけたよう。綺麗で汚い。
大音響に頭クラクラ・・・はしないけど、初体験なので、最初はちょっと引いた(笑)。そして、随所で「ほほぅ」と笑いながら見た。
満足度★★★★
覚醒!
完成度は高いけれど、型にはめる力の強い中屋敷戯曲から離れたことで、物語に役者が奉仕するのではなく、つねに、役者の存在感を貪り喰らい尽くしたくなるような、狂ったぐらい自由な空間が出現しまっていたかも! また、二階堂瞳子が演出に専念した効果大で、リズム、テンポにブブゼラすらくわわったかのような厚みが増して、やばい、どのシーンも不安定に最高潮。あと、今回はなんか、男子もやたらに可愛く思えたので、魅力倍音☆もちろん、いつもどおり、浅川千絵を観ているだけでも楽しす♪
満足度★★★★★
世紀末アイドルのステージ!
前回、おはぎライブしか観ていないので本編の芝居の方はどんな方向性なんだろうと心配したが、おはぎライブの延長線だった。安心した。北斗の拳の時代に、アイドルが存在したなら、きっとバナナ学園みたいなテイストだろうなあと思いながら見ていた。本編とおはぎライブの両方が楽しめる今回の公演。お得感たっぷりだ。
大きな音が苦手な人、舞台からいろいろなものが飛んでくるのが苦手な人にはお勧めできない。その他の人は是非一度衝撃を受けに行ってみるといい。