今年も「秘密のサーカス」を観に行こう
「水族館劇場」という団体の《劇場》は、もはや芝居ではない。 本物の鳥が舞い、天井のプールから2トンの水が落ち、ノアの箱舟が上から降りてきたり、舞台が割れて水が吹き出し、舞台下は地の底から湧き出たような漆黒のプールがあり、吊り橋から役者が現れ、船が空を飛び、実物大のトロッコが劇場に突っ込み、白きふくろうが羽ばたき、舞台が回転、その回転舞台が一度に三つ存在し、幕間にはバンド演奏・日舞の舞い、役者は子供から老人まで勢揃い、詩的な台詞が空間を満たし、本物の夜風が吹き抜けます。 遠い過去の写真館が回転し裏ではまた別の物語が演じられます。秘密のサーカスと思って頂ければお分かりかと・・。つまり、今年も観ます。笑