満足度★★★★★
泣きました〜
すごく面白かった!
こーれはイイ!
すでに私が観劇したのが再演だったのですが、まだまだ再演する値打ちがあると思う。
この劇団の他の公演も観たいと思いました。
話がすごく練り込んであるし、小道具の使い方が素晴らしく、役者が上手い人ばかりで観てて本当に気持ちよかったです。
絵理さんのファンで三日間3回観劇したのですが、千秋楽は泣いてしまいました。
満足度★★★★★
幸せって難しい
客席さえも緊張している「初日」の雰囲気をほぐす様な役者さんたちの笑顔と、飴くばり。。。そしての即興のおちゃらけ芝居。
『???』
こんなにくだけた感じになってしまって、いきなりマクベスの世界に入り込めるだろうか?
そう思っていたら・・・そう来ましたか…(笑)。
さすがです!!
なんといっても小道具の使い方が印象的な舞台。
そして、役者さんたち上手!
マクベスもマクベスの奥さんもただ幸せになりたかっただけなんですよね、きっと。
それが段々とズレていく様子は、観ていてせつなくなりました。
モーメンツの舞台を観たのは初めてですが、いろいろな部分が凝っていて、次は現代劇が観てみたい!
でも、シェークスピア時代劇版とかもおもしろいかも…などと妄想をふくらませています。
満足度★★★★★
再演
初演も見ましたが、初演とは出演されている方が違って、違った感情表現でお話が進んでいくのが面白かったです。
モーメンツの舞台を見てると、無理に考えなくても、想像力が勝手にかき立てられていく感じがして、とても好きです。10月も楽しみにしています。
満足度★★★★★
ブラボー!!
見終わって3日経つのにまだ冷めぬ興奮。これはいったいなんなんだ。
シーンを思い出す度に熱いものがこみ上げてくる。
いつもながらにオープニングのすばらしさにぐっと引き込まれます。あれだけの人数であの空間を完全に支配しています。演出の素晴らしさはもちろんの事、俳優さん一人一人から、来てくれてありがとう。この瞬間を一緒に共有しましょう。楽しんでいってください。言葉から、表情から、動きから、空気からそんな気持ちが想いがすごく伝わってきます。
お客さんと一緒にこの空間をつくるんだという想い、そんな俳優さん達と一緒に時間を共有できてすごくうれしいです。
皆さん生き生き輝いている。またお客さんも輝いている。
一緒に気持ちをひとつにできる。
それがシアターモーメンツの舞台かもしれません。
次は10月、絶対見るべし。
満足度★★★★★
やっぱりシアターモーメンツ!!
「マクベス」シェイクスピア。はっきり言って私、シェイクスピア苦手です。
でも、モーメンツのシェイクスピアは違った。
小難しさより気持ちに感性にぶつけてくる。
オープニングから鳥肌ものでした。役者さんはエネルギッシュでした。
ぐいぐい押される気持ちのなか、ふとよぎる怖さ。
マクベスが些細なことから崩壊していくように、この世に「確かなもの」って何もないのではないか…背筋がゾッとしました。
小道具の赤い糸の使い方が面白かったです。
字のごとく運命の赤い糸という意味もありますが、1本の糸を2人で持てば他者とつながり3人で持てば三角形を作り出す、また誰かが加われば形を変える。人の心は常に影響を受け形を変えてゆくものだと表現しているようでした。
人間の心の奥底を見せて観客に何かを落としていく。
観客としてその中から拾い出す作業好きです。
満足度★★★★★
2度観て良かった! もっと観たかった!
すごくすごく良かったです。
私は普段あまりいろんなお芝居を観る事がないのですが、
それでも判りにくさや違和感を感じることもなく、すごくお芝居に引き込まれました。
わかりやすく、文句なく面白い。楽しい。
シェイクスピアがこんなに解りやすくて面白いものだとは思いませんでした。
そんな味付けをした力量に万歳!
シンプルながらも細部にも凝っていて、1度目ではちょっと見逃していた
動きなどが2度目に観るとよくわかって、違った楽しみ方ができました。
欲を言えばもっともっと観たかった・・・(笑)
赤い糸や新聞紙などの小道具もすごく効いていました。
オープニングもグッと引き込まれました。
次回作も期待しています!
満足度★★★★★
シアワセのレシピ
遊びゴコロ満載の舞台は、本当に面白くって、大拍手
地位とか、名声とか、強欲とか、意地とか、葛藤とか、愛とか。
人間の弱くて、汚くて、でも人間くさい、愛しい部分を、舞台『マクベス』を通してやってくれました。
終わってみて、、、
自分が信じられるものって何だろう。
絶対に確かなもの なんて、この世には存在するものか。
実は、私たちの運命なんて、紙一重で、簡単に『幸』にも『不幸』にもなれちゃう。
選んだ道が正しいかなんて、やってみなければ分からない。
そもそも、正しい道。なんてものも、あるようで、ない。はず。
答えの見つからない人生だから
一生懸命生きたいものです。
満足度★★★★★
観劇初心者の感想。役者さんとはなんと
公演が終わって二日たちましたが、その間いろいろ思い出して考えていました。 その1・・こういう劇の役者さんは、なんと頭を酷使する人たちなんだろう!セリフを完全に暗記した上に激しい感情をこめて演技する。本番の緊張とスリルは凄いものでしょうね。演技が完璧でも観客が見取ってくれないときもたくさんあるでしょうに。好きだからやっているのでしょうが、こういう人々は年をとっても決して呆けたりしないのではないでしょうか? その2・・その1で述べたりことから、演技とは究極の「脳トレ」になりますね。パズルや計算なんかより、演劇の出演を脳のトレーニングやリハビリに取り入れれば良いのにと思います。 その3・・演技は究極のストレス解消法になるのではないでしょうか?王様を演じている間は王様になりきって現実の自分といろんな抱えている問題をまるっきり忘れてかまわないわけだし、少年にも少女にも戻れるわけです。私も人形劇の声だけでもいいから、これから変わっていく未来に生きる少年になってみたい。 その4・・私はサラリーマンですがどうも産業界で言う効率の考えが頭にしみついてしまったらしく、役者さんたちが無駄なことをしているという考えも浮かびました。公演が終わったら何の役にも立たないセリフを暗記するより、数学や物理の方程式、英語やフランス語の単語、不動産取引の法律の条文を暗記したほうが世の中でうまくやれるのにという考えです。こんな考えをしている自分に愕然としました。人間はパンや金のみで生きるにあらずです。人間のために人類のために、こういう役者や芸術家といった人々がこの世界には絶対必要です。役者さんたちは経済的に苦しいという話を聞きますが、頑張って欲しいです。私もできるだけ応援します。
満足度★★★★★
嬉しかったです。
久しぶりに日本で芸術を見せてもらいました。
こんなに「マクベス」って面白かったっけ?
メッセージ性も芸術性も非常に高いです。
上演中も何度も頷く、「仕掛け」の豊富さ。
飽くことのない身体表現のダイナミックさ。
色や音を駆使する空間美。
演出の妙もあるのでしょうが、何より役者さん達が生き生きしてエネルギッシュです。これが一人ではなしえない「舞台芸術」の力なのだと思います。
満足度★★★★★
観劇初心者の感想。二回目になると
昨日は本当の初めてでしたが、二回目になると演技を見る余裕ができました。セリフひとつひとつが現実にはありえない大きなはっきりした声で響くのに私の耳にはなぜか耳元でささやいているように感じられました。きっと物凄い練習を積んだのでしょうね。二回以上見ないと本当に作品を味わうことができないだろうと思います。 残念なのは、気後れして終わった後の役者を囲んだ和やかな会話に加われなかったことです。あれは良かった、こう思ったとかいろいろ言ったり聞いたりしてみたいです。今回はここにコメントするだけになりました。 内容については、二回目も本当に楽しめましたが、マクベスの妻へのそそのかしの言葉やマクベスの弱気を責める言葉は私自身のことを言われているようで、心にグサグサと刺さりました。今の私はまったくマクベスと同じです。小心で臆病で後悔してばかり。安らかな眠りなんて記憶にありません。マクベスは贅沢な望みを持つやつだと思いました。 ただ、この公演を見て自分が変わったのは、クヨクヨしている自分に気がついたら、マクベス王を思い出して、自分に「私、今マクベス状態にいる」とでも言い聞かせて笑おうと思うんです。そしてニッコリ笑って前へ進む、そうしようと思うのです。
満足度★★★★★
鳥肌が
ホントにすばらしい舞台でした。
あまりうまく言葉にできませんが、このお芝居を多くの人に観てほしい。素直に思いました。1回みただけじゃ絶対に見落しているところがあります。2回はみた方がより楽める、違う見方、新しい発見ができる芝居でした。初めの導入シーン・ムーヴメントも見ごたえあり!マクベスのストーリーを知らなくてもOK!何度でもみたい!そんなお芝居です。
満足度★★★★★
個性的な演出が光る
前回に引き続き、個性的な演出が面白かったです。
小道具に、日常的なありふれた物をつかっているのにも関わらず、
全くチープさを感じさせない所がさすがでした。公演に誘った知人も喜んでくれてよかったです。
山本悠生さんの演技が光っていました。姿勢が良く、終演後よりも
舞台の上で大きく見えました。声もとても良かったです。
役柄の交代が、『オセロ』よりもスムーズに感じられました。
満足度★★★★
拝見いたしました!!
ダンスで何を表現したいのかが良くわからないところがありましたが、
演出が面白く、やはりモーメンツは好印象です。
こういう作品を作るのは大変だと思いますが、今後も頑張ってください。
期待しています。
満足度★★★★★
ものすごいのパワーに感動した
舞台の上にものすごくそのパワーを感じられ、そして感動しました。
その90分間は舞台から目を離されなく、その芝居に溶け込んでしまったような気がしました。
とてもよかったです。
またほかの作品もぜひ拝見したいです。
台湾貞ちゃん
満足度★★★★★
凄いエネルギー!
モーメンツには毎回驚かされます。言葉だけの本から、これだけ様々な表現を生み出すこと。新聞紙、赤い糸、それだけの小道具なのに見えてくる様々なもの。
私は、ストーリーに対する感動よりも、この劇団のエネルギーへの感動を大きく感じます。
客席から見える部分は、何一つ無駄がない、隅々まで作り込まれたパフォーマンスになっています。それは例えばオーケストラが一つ一つの音の隅々まで慎重に表現するのと似ている、と感じました。
役者からアイディアやひらめきを引き出し、個性を生かし、モーメンツの「マクベス」を紡いでいく作業は、大変なものでしょう。それをまとめるコンダクター、佐川さんも、大変な苦労をしていることと思います。
しかし、それを「楽しく」やってのけてしまう(少なくとも観る側にはそう映る)のがモーメンツです。この集団の、舞台に向かうエネルギーからは、毎回、私も大きな力をもらっています。
早くも次回作が楽しみで仕方ありません。
満足度★★★★★
絶妙な90分でした
あっという間の90分でした。開演前の気配りにも適度な距離感を保つことで初見の観客も難なく雰囲気に溶け込める環境を作って下さっているのかな、と感じました。また、導入部分の引き込み方などはユニークかつきちんと意図があり、後で「なるほど」と思わず膝をたたきたくなる程でした。
シェイクスピアものをアレンジした作品を今までに幾つか拝見してきましたが、これほど面白かったのは初めてです。うまく表現できませんが、入口から出口までしっかり一つの筋が通った作品で観終わった後、感動と考えさせられることのバランスが心地良かったです。おそらく、制作の過程では大変なこともあるのかと思いますが、これからも頑張って下さい。ありがとうございました。
満足度★★★★★
こんなマクベスもあるのか!
素晴らしかったです。
本がいい!構成や演出が素晴らしい。
冗長とも思えるあの長編の原作を90分にすっきりと纏めて、観客を納得させてしまう。
こんなマクベスもあるのかと、目から鱗が落ちました。
観に行けてよかったです。
開演前の劇団主催の方のお心配りも嬉しかったです。
『観客との距離を縮める』『観客に楽しんでもらう』、言うのは簡単ですが、実践するのは難しいと思います。
細かい所にもきを配って頂き、大変楽しく観劇できました。
ありがとうございます。楽しかったです!
満足度★★★★★
basigrapher
見ましたよ〜今回も前回の前々回も・・・・。すいません完璧にモーメンツファンの1人になりました。モーメンツに出会う前、数回他の演劇を見させてもらったとき・・・何がなんだからさっぱりわからないまま終ったり、難しくて楽しめないと・・・劇場に足を運ぶ事がなくなっていたのですが、友達に誘われて行ったモーメンツの「終りよければすべてよし」がきっかけで・・・・ファンに。言葉で伝えきれないところは全員の身体でこれでもか!と迫って来るパワーに対し繊細な部分は、憎たらしいくらいな旨味調味料をササット入れてコクをだし、のどに詰まる事なく溶けていく。物語って大体の舞台では酷い夫婦な扱いを演出しがちなんですが、マクベスも婦人も最初からひどい人間ではなかったはず、悪役になって行くまでの人間味ある内容がとても感動しました。ダンスも役者がここまでするの?ってくらい身体能力前回でかつセリフも入れ替わり立ち代わり、そのシーンの主人公に合わせて役者が変わっていく。変わっていくのに違和感無くマクベスやマクベス婦人でした。最後に小道具がここまで素晴らしくきれいにうつし出されているのもこの劇団の素晴らしい所だとおもいます。あの小道具がある事で役者と客席が1つになるっと思いました。
満足度★★★★
気持ちのいい劇団
観客にたいしていろいろ気を使ってくれる。まず最初に好印象。観客からのアンケートによる即興から芝居に入る。マクベスは演出の仕方で受けるイメージはだいぶ異なるが、まずはうまく入り込める。余りおどろおどろしたものではなく、かといって軽すぎることこともなくよい塩梅に出来上がっていた。劇団の個性なのだろうが、じわっと染み渡るような芝居でたった。初見であったがお気に入りの劇団に加わった。
満足度★★★★★
レパートリーの柱になる作品
芝居本編への入り方はいつも通りだが、スイッチする瞬間が奇跡のように感じられた。またもやオープニングのパフォーマンスにしびれる。初演もそうだった。
初演から大きな変更はない。それだけ完成度が高かったのだろう。
この劇団は表現のスタイルの面白さが売りだが、ともすればそれが目的になってしまいがちだ。今までの作品でも、物語として太い軸が通っていないと感じるものもあった。しかし、今作は軸が太かった。シェイクスピア劇として見応えのあるシーンが自然な流れで連なっていた。
再演をくり返してさらに質を高めていってほしい作品だ。