満足度★★★★
バーコフの作り出す世界…
そういえば、これも観たな。書き忘れ。
スティーブン・バーコフの作り出す世界…すごい!
奇才っていわれるだけある。異様…。アートだ。
個性的な演出、不穏な音やリズム、パイプで組んだミニマムな舞台美術、
モノトーンな衣装、青かぶりな薄暗い照明、
緊張感があって、研ぎすまされていた。
グレゴール・ザムザ役の森山未來氏…ものすごく虫だったなぁ。
人間離れした肉体の動きと、口から発する音が気持ち悪すぎて鳥肌。
森山未來氏、すごい役者だ。
下宿人役(代役)で出てた丸尾丸一郎氏が見た目も演技も個性的で
存在感があってすばらしかった。
何十年も前にバーコフ自身がグレゴール・ザムザを演じたのを
観た知人の演出家の方が言っていたのだが、
ものすごく評価が高くすばらしかったらしい。
満足度★★★
異世界感が好き
外国の演出家さんと言うこともあり、動きや雰囲気を重視した作品でした。
開始直後からの張り詰めた空気感、森山未来さんの身体によるところがとても大きかったように思います。しかし、比較すると周囲の役者さんの肉体がルーズに見えてしまったことは残念。
インターナショナルな公演はたいてい舞踏などが多いですが、この作品もまたた、そういった作品であったように思います。いかに演出するかが本題であったようで、戯曲にはさほどこだわりがなかったのか、他の方も指摘されているように、たしかに展開感の少ない部分は多かったように思いました。しかしそれはカフカの原作を扱った時点で免れ得ないことなのかも知れません。そうなると、その上でなお飽きさせない演出を、演出家は考えるべきだったのでしょうか。寝ている観客がチラホラ・・・。
とは言うものの、私は好きでした!
あ、あただ、空気感勝負なのだから、セリフ間違いなどは、しないでほしかったかしら。
満足度★★★★★
凄すぎるぞ、森山未來!!
舞台セットや音楽等全体にかなり異様な世界観。
やっぱり、海外の演出家さんはなんか根本的に違うなー。
よく知らないけど、「世界の鬼才」?
それに異様過ぎる森山未來くんの演技というか動き!
ホントに人間場慣れというか異常!!!
会場の大半を占めていたであろう森山くんの女性ファンの人たちは
このキモカッコよさをどう感じたんだろう?ちょっと心配。
出演者では
代役として入った劇団鹿殺しの丸尾丸一郎さん、キレキレ演技でよかった。
物語自体、元々結構単調なので、丸尾さん登場かなり面白かった。
あと、穂のかさん。
父親はあんま好きじゃないけど、穂のかさん初舞台で頑張ってたので好感。
森山未來くん、今まで
ちょっと演技うまい俳優くらいにしか見てなったけど
見る目変わった。
あと、音楽全部ではないと思うが生演奏だったみたい。
満足度★★
もう少し変化を…
ステージ上の世界観は嫌いではないが、舞台セットや動きに変化が欲しかったです。時間が経つにつれ眠くなってしまいました。森山未來の演技はなかなか良かったけど、最後まで観るのは辛かったかも…
満足度★★
無駄なセリフが多い
皆うまいといえばうまいけど、なぜ森山未來だけ淡々とした話し方なのだろう。
もっと普通に感情をこめて話したほうが、ある日虫になってしまった男の苦悩がにじんで、泣けたんじゃないかと思います。
変身してることを、本人があまりにも淡々と受け止めてる感じで、あまり危機感とか伝わってきませんでした。
セットが鉄パイプを組んだだけで、衣装は全員白黒。
それだけでも飽きやすいのに、同じような状況の繰り返しで、かなり飽きました。
原作が短いので、それを長時間の舞台にすること自体が無理だったのかも。
終わりは超暗いし、カーテンコールもさっさと終わりました。
満足度★★★★★
森山さんの身体表現力
良い役者のそろった公演でした。
森山さんがすごい!音楽と相乗効果の生まれる演出も!
ただ、贅沢をいってしまうと、間延びしないひねりや揺れ幅が演出に欲しかったかな。本の流れとして、そんなもの望めない気もするが、贅沢をいうと、欲しい気がした。
生意気言ってすみません。僕の一意見です。
満足度★★★★
観てきた!
脚本に少し物足りなさを感じましたが、
効果音を存分に活かした演出は面白かったです。
森山未來さんのパフォーマンスは「素晴らしい!」のひと言。
満足度★★★★★
森山未來くん身体能力圧巻!
森山未來くんの身体能力には、圧巻です!!バーコフ演出で、グレゴール・ザムザの役をできる人は、なかなかいないでしょう。動き、台詞、影、音、リズム・・・ この5つが感性に響いた!シンプルな舞台で、これだけの表現を魅せられたら、感動しちゃうでしょう。