満足度★★★★
原案の動画は知らなかったが・・・
動画サイトで有名になった「悪ノ娘」を原案とした、X-QUEST版「悪の娘」の舞台。
原案となる動画は見たこと無いので(^^;;、どれだけ原案の雰囲気を出せているかはわかりませんが、2時間の上演時間はあっという間に感じるほど、舞台の世界観に引き込まれてました。非常の面白かったです。
各出演者の衣装も素晴らしかったですが、それ以上に殺陣も素晴らしかった。若干効果音とのズレはありましたが、舞台上になかなかの人数がいながら、各人ともぶつからず流れるようなあの動き、凄かった、いや圧巻でした。
赤の女剣士・ジェルメイヌを演じた松山友紀さん、カッコよすぎです。
逆に、王女・リリアンヌ、悪っぽい雰囲気は出してましたが、もっと冷酷・冷徹ぽいイメージと捕らえたので、ちょっと冷酷・冷徹さが足らなかったかな。(見ていても嫌な王女とは思えなかったし)
満足度★★★★
ズシリとした重量感アリ
原作ものとはいえ、その原作が小説やマンガではなくストーリー性のある歌(複数)ということもあって「トクナガ色」も色濃く出された(何度か上演された『色彩組曲』と近い系統だし)架空のピカレスク系大河歴史もの(やはり中世ヨーロッパ系?)で、ズシリとした重量感アリ。
しかも出演者数35人という大所帯にいつも以上に気合いの入った(笑)衣裳もあり、通常より若干高めとはいえ小劇場系の料金でこれだけのものが観られるのはおトクでは?(これを機に今後の公演がこのレベルの料金にならないことを切に祈る)
出演者と言えば、ATTやASSHも観ていた身にとって往年の「忠臣蔵映画」的な顔合わせ、みたいな?(笑)
また、旗を使ったアクションも◎。(受けるATTメンバーあってのものか?)
で、ラストはどうせならあのまま生き延びた方が「悪(と言ってイイのか?というのは置いといて)は滅びず」な皮肉が利いたのではないか?などと思ったりも…。
ただ、得意の(?)言葉遊びがあまりなかったのはちょっと残念か。
満足度★★★★★
笑いと涙!感動!
ダンスもあるし、戦いシーンが多いので、迫力の立ち回りも見応えありです!
衣装も素敵だし、笑えるところもいっぱいで、最後は泣けるし・・・ 満足の舞台です!