徹底的に手足 公演情報 徹底的に手足」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    イイ意味で力が抜けている感じ
    ここを観るのは04年7月の『13のバチルス』以来5年ぶり2度目ながら、どちらかと言えば今回の方が好み。
    『…バチルス』は、前半はともかく、後半が捻りすぎ・考えすぎのようだったが、本作はイイ意味で力が抜けている感じ?
    特に冒頭のワカるようで実はワケのわからないオカヤマの喩えを筆頭に、会話全体にトボけた味わいがあって可笑しい。
    また、整備しているのではなく足場のネジを締め直しているだけじゃん、とか、どう見ても航空機の下部あるいは尾部ではなくモビルスーツ系の脚だろ、とか、確信犯的にツッコミどころを作っているようなフシがあり、そんなところも好み。
    そういえばチラシに写っている脚部らしきものだって膝の関節の向きが変だし。
    そういうことなら次回公演にも足を運んでみようか…

  • 満足度★★★

    ちょっと斜に構えていたけれど
    ちょっと斜に構えていたけれど、どうしても可笑しくて、笑いがでてきちゃった。
    なんの機体だったんでしょうかね~。

  • 満足度★★★★★

    足場
    錆び付いた兵器の足(?)の部分とそれを囲む足場のセットが素晴らしい。世界の軍備事情も実はこんなもんで、錆び付いたハリボテだったらいいですね。バカらしいことは笑う----こういう批評精神、好きです。黄色の作業着カッチョ良かったです。

  • 満足度★★★

    大笑いするコメディではない
    工事現場のようなすんばらしいセット。アートですなっ。
    物語はもっとうねりがあると思いきや、案外あっさりと。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    軍事施設で働く面々。しかしここには、そこはかと知れない不穏な空気が漂う。笑
    そう、ここには軍事兵器が200体も隔離されてる。しかし、そんな危なっかしい物語なのに登場人物にはあまり緊張感はない。(やれやれ)
    キャストがコメディに慣れてるためだろうか。それともこの展開からコメディに持っていくのだろうか・・・。そんな風にワタクシ自身もコメディ感を期待してしまう。その期待に答えたのがオカマ風味のトチギだろうか。

    舞台は隔離されて今は動かしてはいけない。と指示されている機体をフライトシュミレーションしちゃったイシカワが小屋に幽閉されちゃってる。要は今回のキャスト・小山茜は顔だけ出演!笑

    この機体を動かして飛ばしてみたい派閥と機体撤廃を唱える派に別れ底辺で動き回る。どいつが詐欺師でどいつが本当の事を言ってるか、疑心暗鬼になりながらも、現場は相手の真意を吐かせる為に小細工を仕掛けるも、その殆どを把握していた本社が、シークレットに捜査協力を依頼していたフクシマの動きで想定どおりになる。

    現場で騙しあいながら蠢いていた輩がまるで蟻のようにみえる。(苦笑!)結局薬局、スパイも爆破を仕掛けたヤマグチもアキタもみ~んな捕まって現場は平穏な日常へと戻る。

    物語の出だしから、もっと大きなヤマがあると踏んでいたが、ちょっと期待はずれ。もっと大きな笑いも欲しかった。相変わらず三谷が可愛らしい。笑

    森のゴムドーーン!!三谷にはゴムドンをやって欲しい。
    あんなお茶目でバカバカしいブラックコメディはないからだ。
    来年こそは「森のゴムドン」上演してください。横山くん!(^0^)




  • 満足度★★★★

    舞台と想像力

    ひたすら笑わせる作風かと思っていたら、きっちりとした会話劇だった。それは小劇場ならではの楽しみ。

    逆に、舞台装置が小劇場に不釣り合いなくらい大きく、見えないものをどこまで観客が想像できるかで、劇に入り込めるかどうかが決まってしまう気がした。
    舞台よりは映画向きの状況設定に思えた。

    初めて舞台を観るとか、年に1、2度といった方には勧めにくい作りに思った。

  • 満足度★★★

    シリアスすぎない。
    個性的なキャラクターを置くことで殺伐した空気が緩和され、コミカルな笑いまで飛び出して、会場を笑いの渦に巻き込みながら、安全、戦争、平和について考えさせられるスケールの大きなお話ですが、堅苦しくありませんので安心して楽しめました。

    時間にして約90分。本当に会話だけで勝負する役者さんの力量がないと成立しないお芝居は、チームワークのよさが滲み出ていました。

    舞台美術、非常に迫力があります。メカニックな造形物がお好きな方、必見ですよ。

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