満足度★★★
お疲れ様でした!
小さな劇場で、照明やセットもシンプルで、その中で繰り広げられるファンタジーでした。いい意味で個性的な閉塞感があって、楽しめるシーンもありました。全体で見ると、スピードがないので、集中力の切れてしまうところもあったのと、ゆっくりとした動きについていってない役者が目についてしまい、それも集中力を維持するのにやや苦労しました。。。鹿又さんは相変わらずうまい!!哀愁ある表情にすごい価値を感じています!!
満足度★★★
独特な世界
まず劇場の特性なのだと思いますが、
後ろの席は見にくかったです。男の人が前に座ると、中央にセットしてある
理髪店の椅子の下が見えない。残念ながらしゃがむ演技が見えませんでした。
物語ですが、結構難解。
話自体が難しいというわけではなく、手法が解りにくい。
ほぼすべての登場人物が九州の言葉をしゃべるのですが
知っているので理解はできるが、うまく喋れている人はいいのですが
感情の乗り切らない俳優がいて、何を喋っているのか伝わりづらい。
方言がこの物語に良い効果をもたらすのはわかりますが
物理的に伝わりづらかったなあという印象。
お話が1時間50分と長いので、
展開がスピーディであってほしいのですが
まだるっこしく喋るシーンが、わるい意味で長く感じられました。
独特な世界、というかストレートに出来事を表現する舞台じゃないので
なおさら、元のシンプルなストーリーを伝えるということに
俳優が執念を出さないと、ほんとにわかりづらいと思います。
うさぎの衣装とメイクがとても可愛かったのと
馬姫様はとても綺麗だし妖艶でよかったと思います。
メイク…といえば、個々にまかせているのか、
人によってずいぶん上手さにバラつきがあるように思いました。