満足度★★★
緻密に組まれたパズルのよう
現実界のストーリーと神話的世界のハナシが併行して語られ、最後にそれが1つにまとまる構造であることに加えて、序盤において神話的世界の出来事は現実界の主人公が見る夢とされていながら終盤ではその逆もあったりして「胡蝶の夢」的になるところも好み。
そんな構造なこともあり緻密に組まれたパズルのようで、蝋奇と白木・黒木という名前の意味も含めて2つ(終盤では2つ半ないし3つ)の世界の繋がり方がわかった時には快感すら憶える。
ただ、そのために張り巡らされた伏線が劇中には収まりきれずA4版表裏2頁に及ぶ用語解説となり、開演前にそれに目を通していればイイけれど開演直前に着いていきなり本編を観た客にはかなりわかりにくいのではないか、というあたりは微妙。
満足度★★★★★
見ごたえがっつり。
NeoMaskは多分3回目か4回目くらいで、
毎回毎回、計算されつくした脚本、魅力いっぱいの役者陣、
かっこよすぎる殺陣・・・その全てのレベルのたかさに驚かされ、
今回も釘付けあっという間の2時間・・・
なんというか。今回も。
緻密で、勇ましくて、かっこよくてズルくてそしてすごい。
(あああ、ボキャブラリ不足でスイマセン。。。)