満足度★★★★
美しいのひとこと
『天守物語』の板東玉三郎氏の富姫はまさに息を呑み、言葉を失う美しさ。
また、富姫と亀姫二人のシーンの美しいこと。これが泉鏡花の世界かと認識を新たにしました。
『夏祭浪花鑑』はこれぞ歌舞伎といった風情の笑いあり、涙あり、ばっちり見栄も切っての気持ちのいい舞台。『天守物語』を「和」とするなら、『夏祭浪花鑑』は「荒」。
たっぷり堪能しました。
蛇足・・・チラシの写真を見ただけでテンションが上がる美しさです!
満足度★★★★
夢うつつ・・・
まさにジャスト今の季節にピッタリな「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ) 」、
幻想的な時空間での物語り「天守物語(てんしゅものがたり)」。
4時間余りの上演時間で、物語の展開に心奪われ、目を惹かれ、充実の舞台
でした!
玉三郎@富姫の美しさは、壮絶というか言葉を失います。
凛とした佇まいには心拍数が上がります。
共演キャストの充実振りにもワクワク♪
ナマでは初めて見た勘太郎さんの女形。
涼やかな女の色気がグッドでした。
心根の美しさを思わせる風情が、私には好印象。
猿弥さんの渋さと芝居の説得力もお見事です。
堪能しました!!