満足度★★★
初ブルだった
つい最近DVDで再見した。
劇場で観た時はナイロンの劣化コピーと感じたが、
改めて観るとすこぶるおもしろい。
この印象の違いはいったい…?
満足度★★★★
ここの高評価をみて、いってきました
休憩無しの2時間半、高評価はだてじゃなかった!
こういう面白い舞台を観るとかなり得した気分。
作・演出の喜安浩平さん
ナイロン100℃の所属ということで
確かに作風はケラさんに似ている。
あえて気になったところを言うと、
冒頭とその後の部分の空気が違い、少し違和感。
それに、いろいろな部屋で同時進行で話が進む場面、
もう少しうまい見せ方というかスムーズにつながればなあ。
まあ、そうした点もチャラにするくらい
ステキな人物たち、魅力的な作品でした。
ブルドッキングヘッドロック次回公演も観にいこう。
満足度★★★★
ありふれた日常が・・・
どこにでもいそうな人たちがいきなり巨大生物(?)によって日常を壊されしまって、てまたその人たちによって日常を壊される人たちがいて・・・
最初の方の音が凄く大きくてビビッてしまいましたが、それによって静寂や心境などが際だって見えたのかな・・・?とおもいます。
母親役の永井さんの最後のひとことがとても悲しく残酷でありながら一番好きな台詞でした・・・
満足度★★★★
次々と
巨大怪獣出現はなんだったんだろう?という感じも否めませんが
その事件により、この物語の関係者が一カ所に集まって、次々と
現れてはつながってゆくストーリー達。
180分という長さも感じずに、夢中で観劇できました。
結果、母子が同じサガを持っているのも運命のケモノミチなのかなと。
競輪CM
のナレーションが強く印象に残る喜安さんですが、やっぱり役者としても力強くて。まだかまだかと登場を待ち、後半やっとこさ登場する喜安さんを発見してはまるで熊でも出たかのように「出た!」とビクつく。
兄弟、がいたんですけど兄弟っぽくないのでなんでかしら?と思って後で「ご挨拶」を読みましたらば、喜安さんは一人っ子だそうで・・・・なるほどっ納得。環境が芝居に出るのが面白いと思ったのです。兄弟間に尊敬が存在するのが目に見え、人間味のある昭和な兄弟みたいでした。
今回で4作品目の観劇になりますが、良い悪いじゃなく「ケモノミチ」はブルっぽくなかったですね。言葉が優しくない台詞も多かったせいかしら。リアルよりも明るさ、楽しさがブルの好きなところなので。にしても永井幸子さん、背中にのった憎悪が素晴らしかった。
次回「女々しくて2」楽しみにしています。
満足度★★★★
あ、似てる。
序盤のSFに何の意味があったのかというくらいの家族物語。
そのへんも笑いに消化してしまっていいのかしらん。
シリアスな場面に笑いを強要するのは、まさにKERA風味。
喜安がナイロン100℃だからなおさら感じるのかもしれないが、まさにそう。
これだけ作風が似てしまうとデッドコピーに陥りがちだ。
が、そんなこともなく、2時間半をみっちり魅せる力には恐れ入った。
家族物語ではない部分も手抜きがないから、なおさらそう感じさせるのかも。
些末な部分にも手が込んでいると、安心してみていられるのは確かだ。
とりあえず次は、KERAっぽくない何かを次は見出したいと思う。
こうやって、次も観たいと思える劇団に会えることが素直にうれしい。
満足度★★★★
気づけば
2時間を超えてましたが、
問題なく、長いと感じさせないところに感服しました。
ちょっと前半でリズムが悪かったのかな?
やはり、脚本の面白さ、役者陣の力は
圧巻ですね。
次回も期待してます!!
衝撃!
信頼する人たちの高評価に自分がまるでついていけず、衝撃を受ける。後方のL列だったため、かなあ…(ここしばらく、4列目以降で観たことなし)。あっ、あと、ケラはちょっと不得手だったりするから?
満足度★★★★★
無駄も容赦もない台詞の応酬に、言葉なく、ただ座って震えて観るのみ
観終わったあとは、「あ〜」という深いため息。
ブルドッキングヘッドロック、その名前はしかと心に刻んだ。
満足度★★★★
無駄のない群像劇
とにかくどんどん人が出てくるのですが、
どの登場人物にも意味と役割があり、
かつ、役者さんの置き所がとてもよかった。
その中で、一番説得力があったのが、
喜安さんご自身だったのが、何か悔しかったですけど。
ケラさんのエンタメ性を色濃く受けつつ
かつそれぞれの人生がしっかり見える。
初見だったのですが、大盛況に納得です。
満足度★★★★★
面白いっ!
ケラリーノ・サンドロヴィッチの演劇DNAを
しっかりと受け継いだ喜安浩平による抜群の出来の群像劇!
今までの観劇経験から言うと、残念ながら
上演時間が2時間を越える作品の多くは、
それだけの必要性を感じないモノが多い。
しかしながら、今回のブルの「ケモノミチ」には、
2時間を越える価値のある作品でした。
とてつもないスケール感と、覗き見感覚。
重みがあるのに、くだらない。
トンでもないけど、納得できる。
そんな相反する要素と情報が、
絶妙のタイミングで繰り出される構成の上手さに感動。
過去に2時間オーバーの作品を上演したことのある、
作・演出家こそ観るべき。
作・演出、劇団員、客演俳優、照明、美術etc
そのすべてが素晴らしい!!