満足度★★★★★
奇跡の仕上がり
完全に舐めてました。そしたら、いくらでも舐めて構いませんよ、と、チョコレートを差し出され、それが手のひらで溶けてぐにゃぐにゃになって、いつのまにか私もその一部になってしまった。超面白かった。超好きだった。2度目はないんじゃないかと真面目に心配している。
満足度★★★
明るく発散させる若いパワーを、内側にも向けて欲しい
早稲田大学内で上演される学生演劇を観ると、作品の内容はともかく、公演自体がとても立派だなぁと思います。装置、照明などのスタッフワークが充実していて、観客は満員に近いほど入っており、チケット収入を見込んだ演劇公演としてきちんと成立させていることが多いからです。
でも今作は「CoRich舞台芸術まつり!2009春」最終選考作品ですので、“学生演劇なので”と甘めに観ることはせず、他公演と同じ視点からクチコミを書かせていただきます。
コント風のオープニングを経て黒幕が開くと、巨大なプリン・アラモードといちごケーキで出来た豪華な舞台美術が現れました。こってり広がった乙女ワールドで、美味しいケーキ屋、優しい草食系男子の国、処女と童貞の妖精だけの編集部という3つのコミュニティーが、徐々に崩壊していく様子を描きます。
残念ながら、役者さんはセリフを一方的に吐き出すようにしゃべる方が多かったです。型にはまった動きでがむしゃらにつっ走られても、私にはあまり魅力が感じられませんでした。元気なのは素敵ですが、放出するだけでは退屈してしまいます。
男子が上半身裸になるシーンが多く、少々戸惑いましたが、皆さんしっかり鍛えてらっしゃるので不快感はゼロ。作品全体としては、もっとハチャメチャで弾けた演出があってもいいんじゃないかと思いました。
満足度★★★★
あまーーーーーーーーーーーー
くない芝居。毎度のことながら人の生き様にゆさぶりをかける内容だった。
はたして自分にはどんな色の、どんな味の血液が流れているのか。
そしてそれは、自分の想像どおりなのか。否か。考えさせられた。
不思議なことに、観ている間はそうやっていろいろとゆさぶりをかけられるにもかかわらず、終演後はいたって心地よい肯定感に包まれるということ。
それが、犬串マジック。
惜しむらくは、これまでの趣向とは異なった挑戦的な演出が多かっただけに、純粋な意味での「笑い」に欠けていたこと。やや大人しい印象におさまってしまった感がある。
ただ、それも今後の犬串の進化の上では必要なことであるし、本質的な「らしさ」は変わっていない。
これからも、さらなる「期待はずれ」を期待している。
満足度★★★★★
笑いに対してあくまで貪欲に貪欲に
自分たちでも言ってるとおりこりゃ完全にダークホース的な芝居です(笑)でもアウトローな感じでいいんじゃないでしょうか。前回見た『メスブタ』の流れを良い意味でも悪い意味でも踏襲・継承していました。良い意味というのは役者のスピード&パワーで引っ張るハチャメチャ感、何でもありの過激さ、視覚に訴える面白さ、随所にある笑いどころや小ネタ。悪い意味というのはストーリー性の厚みに欠けるところ、役に偏りがあるところ、いくつかのショートストーリーが絡むというパターン性(ただこの点に関してはこれが犬と串のスタイルかもしれないので一概には言いきれませんが)。でも私の知り合いの作家が言っていましたが「一つの話で物語を完結させるのは結構難しい」とのこと。
余談ですが実際に見ると「CASSIS]というタイトルの意味がわかってなんだかスッキリします。あ、あと今回はだいぶ照明に力を入れてる気がしました。ともかく、ちょっとしんみりした犬と串が見れてよかったです!
まぁなんだかんだ言って結局面白かったのかって?もちろん面白いですよ!
満足度★★★★★
コミック「花と夢」ランド
な、なんて楽しいんでしょ!(^0^)
第一、開幕から飛ばしまくり!部長他2人の社員とイマドキ新入OLのやり取りにヤラレル。その後にはメルヘン・お菓子の部屋バリバリのセットでおとぎの国に迷い込んだよう。思わず・・・アンデルセ~~ン!と叫びたかった!
とにかく楽しくて面白い!ぜひ観て欲しい芝居。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
期待は裏切らないですね。
今回はオープニングからキタキタ!!という感じで期待値が相当上がった状態で始まりました。
途中やや退屈する場面がありましたが、最後はお得意の派手かつスピード感あふれる演出で楽しめました!
ただ今回はあんまりスカッとはできませんでしたが、犬と串の新たな一面を観た気がして、もっと好きになりました。あっあと勉強になりました。
満足度★★★★★
やっぱり最高!
お疲れさまですー!毒のあるメルヘンさがたまらなかったです!役者さんがたの眩しさがすごくうらやましかった!
これからも期待してます!
そして
犬と串、愛してます!
満足度★★★★★
カシスかカオスか
鍛えた肉体と若い勢いが潔い。
下ろし立ての尖ったHえんぴつ、青いりんご、軽妙な千鳥足といった感じがとてもcuteだ。
笑いと娯楽にひかりを当てた既視感的違和感とピンクレディUFOに遭遇したような感激を与えてくれる。
舞台美術は甘く切なく、照明はクールでスタニング、そして音楽がスウィートポテト。
少し足りなくなったのが貪欲さ?
満足度★★★★★
若さだけじゃない、才能を感じた。
明るく面白いファンタジー仕立ての中に、毒を盛りこんだり、人生の矛盾をついたり、そして青春のやるせなさやはかなさまで盛り込んで、これでもかこれでもかという盛りだくさんのデコレーションケーキである。
完成した芝居や、優等生的な芝居を求める方にはお奨めしない。しかし、荒削りでも胸にささるするどい感性に触れたいと思う方、将来大化けするかもしれない若い才能にいち早く接したいと思う方、必見である。
満足度★★★★
若さを実感
ありとあらゆる言葉、演出が計算され尽くした芝居の完成度も
観劇の楽しみだが、
荒削りな中に垣間見える、勢いとパワーもまた、
観劇の楽しみです。
満足度★★★★★
「CASSIS」観劇しました!
とっても面白かったです!!
たくさん笑わせていただきました。
なんていうかあの独特な世界観好きでした。
上手く言えないのですが、ただ面白いだけでなく心の奥に響いてくるようなお芝居だった気が私はします。
私は前回の「退化」と今回の「CASSIS」しか観てませんが、これからも応援させていただきたいと思っております。
次回公演もとても楽しみに待ってます☆
満足度★★★★★
おもしろかったです!!
あいかわらず、ダイナミックで笑いに満ちた舞台でした!!
次々とシーンが展開していって、観ていて飽きなかったです。
前回のメスブタと違って、ラストはちょっと切なくなりました。
また新たな犬と串を発見できた気がします。
次回公演が、早くも楽しみ!!
満足度★★★★
予定があう心配でしたが・・・
なんとか初日にすべりこみました。
いつもの勢いに加えて、センチメンタルな雰囲気が加わった今回のテイストは、個人的には好きでしたが、今まで犬と串を観てきた他の方はどう思うのでしょうか?
今後どういう方向性でいくのか、興味興味です。