満足度★★★
得意の人情系ストーリー
経営に苦しむキャバレーを描いた、羽原主宰お得意の人情系ストーリー、これまたお得意(?)のショー場面も今回がさよなら公演(といっても解散するのでなく次回から「昭和芸能舎」に改名するということなんだが)だけに、冒頭(練習シーン)とラストに配して、従来比2倍、みたいな?(笑)
舞台が昭和45年なだけに客入れ時のBGMから劇中使用曲、当時の出来事などリアルタイムで知っていた身として「昭和か、何もかも懐かしい…」であり、使用曲がイントロドン状態な上に歌手名まで覚えていたってくらいで(爆)
あと、カーテンコール後の「次回公演予告」は、前年の『ラフカット2008』を観ていた身としてニヤリ。
完成度高っ
おもしろかったし、感動できる。
かな~~りいい芝居だったと評価。
クールで無機質なダンスシーンがそれまでのウェットな感じ(よい意味で)を払拭しつつ、めりはりがでてるのがいいなあ、と思った。
なかなかよい振り付けであり、芝居への導入が無理なく、セリフや演技以上に語っていたダンスだったと思う。