満足度★★
ホリプロ・ミュージカルは、せこすぎる!!!
予定が合わず、観劇が千秋楽になってしまいました。
いや、先般の「回転木馬」につづき、
ホリプロミュージカルは、せっこいねぇ~
舞台美術が簡素という名の安っぽい作りなら、
アンサンブルの数、オケの数も、リストラ気味というか、
東宝の同クラスの作品に比べ2/3~半分位でしょうか。
これじゃ、夢の世界に浸れないというか、
ゲンナリっすよ、ホリプロさん。
「スペリングビー」も、安っぽい舞台になるんだろうな。
内容ですが、
恐ろしいほど、今回強調されていたように見えた切り口は
「フェチおばさんの、憂鬱」
って感じでしょうか。
単なる、愛の言葉フェチな朝海ひかる。
言葉責めで濡れちゃうタイプなんだろうなって
下世話なイメージしか出てこない。
しかも、エリザベートで親子の役柄だった浦井君とのコンビじゃ、
マダムのホスト遊びにしか見えてこない。
まぁ頭の悪い中身のない役柄の浦井君はハマリ役でしたが。
そして肝心の鹿賀丈史
パワーなくなっちゃったなぁ、声は通らないし、
芝居はちっちゃくなっちゃって。
もう大劇場の真ん中に立つ人じゃなくなっちゃった。
脇に回ってください。
ミュージカルの主役とも言える楽曲は素晴らしい分、
主催者のセコさも原因で、
とってもレベルの低い作品になっちゃった。
こういう作品を、観劇体験の少ない人が見ると、
興味なんて持ってくれなくなっちゃう。
最近、興行数も多すぎるし、
ホリプロさんは市場から退場して頂きたいっすね。