満足度★★★
丁寧な芝居作りが好感
ある引きこもりの女性の家に出入りする友人、女性1名、男性1名、そしてなぜか居候がひとり。
一見暗くなりそうだし退屈しそうな題材を、主人公コウコの憎めない役柄の好演で明るく屈託のない舞台にしていました。
4人の登場人物それぞれのキャラ設定が凄くしっかりしていて、リアルに生活しているような自然体が良かったです。
話は、ありえない話ではあるけど、奇をてらっただけのものでは終わってなくて、丁寧な会話作りに好感が持てました。
満足度★★★
少女マンガみたい
おはなしもキャラクタ造型も、絵にかいたよーな少女マンガの世界。
緊張と緩和、笑いとシリアス、おちゃらけと謎、などの塩梅はかなりよかったと思う。
なぜ長い冬休みになったのか、あまり詳しく語られないのは意図的だとは思うけれど、自分的にはちゃんと説明してほしかったなと思います。(そのあたりの話をおまけのマンガにするのも手だったのでは)
でも、あまり多くを説明しないところがいかにも少女マンガでもあるなあ。
コウコのセリフ、けっこう名言といえるものが多かった。
満足度★★
ふつう
ふつう、って何だ?って聞かれてもふつう。
つまり、何処にでも転がってるような日常を表現した舞台だったから、特に観たからどうだっていうレベルではない。
この手の芝居を時間を掛けてまで足を運んで観る程のことではないんだよね。第一、観客に桟敷席に座らせて、スタッフ達が特等席のパイプ椅子にどっかりと座って観ると言う姿勢そのものが、常識から大きく外れています。
会社に勤めた事がないのだろうか?親の顔が見たいです。考えられない劇団でした。
以下はネタばれBOXにて。。