番外 池田屋・裏 公演情報 番外 池田屋・裏」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    バージョンアップ
    SPACE107での初演(03年12月)と比べてスケールアップ、レギュラー客演者の技術を活かしたり、和太鼓だけでなくジャンベも使ったり、その延長でラストは女性陣による和装タップだったり(ちなみに初演は和太鼓パフォーマンス)ということで初演を観ていた身としても十分楽しい。

  • 満足度★★★★★

    裏が表!!!
    番外池田屋・裏 見てきました!
    いやあ~もう最高でした!完全に引き込まれてしまいました。
    細かな演出と脚本の発想、役者さん達の熱い演技、
    あっという間の2時間でした。
    舞台セットも手前が裏のお家で奥が池田屋という立体構造にわくわくしまいました。うまいですね。
    男性の殺陣、女性の踊りにはもう体が震えっぱなしで、涙が止まりませんでした。
    いくつか新撰組の池田屋事件の舞台を見たことがありますが、結局どれも似たりよったりで目新しさがなかったですが、
    この番外池田屋裏は別格です。こういう切り口で新撰組を描くセンスに脱帽です。
    新年からいい舞台を見れて本当によかったです!
    次も期待しちゃいます!!!!



  • 満足度★★★★

    これもありですね。
    池田屋を別のストーリーで観るのも面白い。新撰組の話は好きなので、すんなり芝居に入っていけました。あっという間の2時間10でした。

  • 満足度★★★

    一度観たいと思い初観劇
    名前はよく聞いていたので知っていたのですが、今回初めてみさせて頂きました。

    こちらの主催の方が昔別劇団をひきいていた頃に観た事がありました。
    その頃と何かが大きく違った印象はなかったのですが。見せ方、盛り上げ方は大分派手になったなあというところでしょうか。

    大人数を舞台に立たせるのはとても大変なことだと思います。
    それぞれ見せ場も作ろうと思われたのではないかとも思います。

    ただ、正直長いかな、と。
    中盤あたりのくだりが特に。

    始まりと終わりのあの勢いが中盤にも欲しかった。

    それぞれ切り取ったらとてもよい役者さんがいらっしゃいました。
    総合した時のまとまり感はあまりなかったような気がします。

  • 満足度★★★★★

    安定感のある脚本
    は、毎回観ても、納得お得なお買い物!(^0^)
    新年公演に相応しい躍動感のある芝居は素晴らしい!の一言。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    新撰組と志士たちが池田屋での激闘の末、池田屋から裏の船つき屋になだれ込み、民家を巻き込んでの戦いに発展していく過程での武士の生き様と、船つき屋での女達の生き様を描いた作品。

    オープニングから芝居と音楽が絶妙な絡みを見せ躍動的で楽しい。
    舞台のセットの作り方も上手い。船つきやの障子戸の向こう側に池田屋があって、屋根伝いに手前の船つき屋と行き来が出来るように造ってあるところ、ワクワクします。

    主役の近藤勇を主宰で脚本家の西村がやるという設定、まるでこの芝居自体が自分の為に作ったかのような設定でした。
    要するに肥えた近藤が池田屋で暴れるシーンなぞは・・・ちっと狭いんじゃないの?舞台がっ。

    ってか、明らかに狭すぎる場所での格闘シーンを、肥えた近藤がチョコマカとコミカルな動きをするんですわ。

    まるでアニメを見てるよう・・。パタリロ?

    でもって、なにげに置かれた妖しい鎧が動くあたりも、失笑!(^0^)ばかばかしいったりゃありゃしない。そんなコメディのみかと思いきや、それだけでは終わらないのがぐわいにゃおん!

    お侍は刀でしか己を表せないという生き様や武士の性を見事に表現し、一方で、そのお侍を哀れに思うブンヤの心。「とにかくこの夜のことは何から書いたらいいのか解らへん大変な一夜でした。」と語る。

    望月(関田)が戦うシーン。そして死んでいく過程。その亡骸を担いだ北添(宮崎)が新撰組と戦うシーンは、泣ける!しかもその戦うシルエットが美しい。とにかくこの場面が一番感動した。(泣き所)  

    更に更に渦巻きお美通(矢田)が天誅を語るシーン。(泣き所)  

    やがて・・・情に厚い近藤と宮部(咲野)の「裏側に真実がある。」「表には情がある。情は深くて熱いぞ。」とのセリフの掛け合いは激動を生きた侍のやむに止まれぬ本質が見え隠れする。それぞれの信念がぶつかり合い、やがて志士たちは死んで、この後、新撰組は時代が侍を必要としなくなり、衰退するのである。

    最後の「こまちあどり」は感動!素晴らしいです。正月気分が戻った!というオマケ付き!(^0^)



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