記憶の図書館 公演情報 記憶の図書館」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    おかあさ~~ん!!
    主軸は何かな?と思いきや、これは佐藤直子の心の叫びだったんだね。

    相変わらず、オープニングダンスが楽しい。ここの劇団は最初のテンポで観客を上手く引き寄せるのが上手です。そしてセットも素敵です。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    全ての人達の過去の記憶を「記憶図書館」という名の病院で運営管理している。そこに母の記憶を消したいとやってきた佐藤直子。
    彼女は母一人子一人という環境の中で育っていたが、ある日突然、母親が失踪してしまう。借金を残して。

    よくもこんな物語を思いついたと思う。以前、「遺失物」を題材に思い出の物を遺失物から探す。という芝居があったが、思い出を辿る旅や記憶に関する芝居は割りと好きだ。

    「記憶の図書館」は過去にあった立ち直れないような出来事や精神的に病んでしまうほど酷い記憶、PTSDやトラウマを消去して、その人を楽にさせるように記憶の操作をする病院だった。そこで働く人達はここを、そんな奇跡の場所、つまり幸せの場所。と信じて疑わなかった。

    ・・・が、さまざまな「記憶を消して欲しい」人達と関わるうちに、記憶の操作をする事が正しい事なのか、苦悩するようになる。つまりはどんなに素晴らしい画期的な機械も操作をするのは、ただのニンゲンなのだ。

    鴻池ひかるのキャラガ楽しい。もっと色んなキャラガ登場して笑わせても良かったと思う。

    記憶を消される、ということ。それはある意味、恐怖だ。
    記憶がなくなった時点でそれはもう、自分でなくなるからだ。

    テーマは単純そうだけれど、そこには結局薬局、自分で乗り越えるしかないんだよ。という言葉が奥に潜んでいる。

    ここで登場する人物に悪い人は一人も居ない。
    それで、Swanky Riderは今年も上手くまとめたなー。と

    ワタクシの記憶に残るのだ!







  • 満足度★★★

    面白い内容なのですが...
    企画は良かったです。とても広がる話だと思うのですが、内容は曖昧でした。
    テンポがチグハグだったのが、面白い話が活きなかった要因のように思います。

  • 惜しい芝居だった
    脚本のアイデアは、とても興味を持てた。
    トレンディなダンスで始まった芝居に、期待も膨らんだが、
    その後の演出に一貫性が無かったのが残念。
    コミカルなシーンは、すべっていたし、
    BGの選曲センスも良くない。
    主役の子と親の体形が似ても似つかなかったのは、
    逆に笑えたりもした。

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