新宿純漣歌 公演情報 新宿純漣歌」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★

    新宿を舞台にした群像劇
    吹き溜まりのような新宿で、息づく人間模様。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    シンガーソングライターになる夢を捨てきれない男。その夢を捨てて現実を見つめる相方。スナックを経営するママと、ソープに勤める女に恋をするママの息子。新宿を仕切る暴力団と警察。ダンボール族の夫婦。歌手ラブリー吉沢の背景など新宿を舞台に、頑張っていればいつか光る時が来る、という希望を胸に生きる人達の物語。

    役者もそうだろうけれど、歌手などの芸能活動って、夢だけじゃあ生きていけない現実があるから、ある年齢に達すると、先の人生の選択を余儀なくされるって事は十分にあるよね。

    今回の本は、新宿は汚れた街だけれど、どれだけ汚くてもどれだけ醜くても頑張っていればいつか夢は叶えられるよ。といった、自分たちへの応援歌だと思う。

    夢を追いかけながら、目の前の幸せに感謝しながら、そして若者たちはそれぞれの汚れた街へと帰っていく。

    劇中、『純蓮歌』を歌うシーンがあったが、なにげに上手い。

    アップダウンは流石に絶妙だったけれど、カリカの演技は最低でした。

    それにしても・・ママの息子役の青柳祐弥、彼の演技は最高でした。なんだろ?あれ。あの不思議な空気感。ああいう役をやらせたら彼の右に出るものはいないんじゃあないの!っつーくらいのハマリ役。
    すんごい役者です。

    いあ、彼を観るだけでも得した気分になれます。

    最後は泣かせどころもあって、泣きました。ソープ嬢役の女性が最後の場面では観客を泣かせる芝居があり、泣く。演じてるご本人も泣く。泣く。うるうる・・。

    最後のダンスは良かった!

    荒削りだけれど全体的には良かったと思う。そんな舞台。
  • 満足度★★★

    う~ん!?
    本人も終演後の挨拶で言っていたことですが,明らかにキャスティングの誤りですね。それともあえてあのキャスティングで受けを狙ったのかな。それによってリアリティがぶっ飛んでしまい,初っ端から芝居が遠いものになってしまった感があります。笑いを取ろうとしたならもっと徹底的に。脚本は途中で読めてしまいましたし,役者さんの中には残念ながらまだまだの方もおられたような・・・本格派劇団には至らず,ちょっと残念です。あと,2時間半は長すぎだし,カメラのシャッター音は耳障りだった。でも,テーマソングだけは結構イケてます。

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