満足度★★★★
終演後、最寄りの駅までずっと「うーん、うーーーん」と唸りながら歩きました。貧しく暮らす兄弟と、彼らをなんとか救おうとする男の話。少しずつ心を開き、外の世界に向かおうとする弟と、反発する兄。ナイフで脅す兄に立ち向かう男に「おお!ケンカに強いのか!」と思ったら銃を取り出すのは卑怯だ。そして最後には銃で撃たれて死んでしまうという皮肉(に思えた)。結局貧しく育ったものには幸せは訪れないのかと思わされてしまう。
満足度★★★★★
クリスマスイヴに素晴らしいプレゼントをいただいた。もちろんこの公演のことである。劇中繰り返し言われる”デッド・エンド・キッド(行き止まりの子ども)という台詞は、2019(令和元)年にも色々なことがあった自分を勇気づけてくれた。物語では、自分の弱さを認めることで、生きていく 力 が湧いてくるといった印象を受けた。その3人芝居は、ウイットに富み、時折ユーモアを交えた台詞は心のひだに分け入ってくるようだ。
そして1,000ステージの上演を重ねている劇団の代表作らしく、劇場に堆積した”生きる勇気と励まし”といった劇団員の思いがしっかり伝わる秀作。
(上演時間2時間 途中休憩15分)
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@HidaErnstYukuno Touch~孤独から愛へ~
5年弱前
【こりっちチケットプレゼント!12/10(火)〆切(東京)】 東京演劇集団風「Touch ~孤独から愛へ」12/24(火)~12/25(水)於:レパートリーシアターKAZE CoRich舞台芸術!:… https://t.co/ya5L4f122U
5年弱前