ベルばら
知らない人もいるんですよね・・・
休憩時間に知らない人が知っている人に「あれはどういうことなの?」「あの人はどういう人なの?」などなど質問攻めにしている光景を見て時の流れをつくづく感じました。
やっぱり、こういう知っているのを前提に作られる作品ってファン以外の人には敷居が高いんですね。
今作はアンドレが結構美味しい役だった気がします。アランもイメージに近くて嬉しかったし、ラストも短編小説のようで気に入ってます。
ただ、ディアーヌのことは全部セリフで説明されるだけで実際に登場する必要も特にないような感じで、もっと他にやりようがあったのでは?と気の毒になりました。
満足度★★★★
アラン好演
真飛のアランがハマリ役。
革命の市民の場面が秀逸。
演出は前時代的というか古式蒼然としている。ベルばらって時代劇なんだな(笑)。
時間の制約もあろうが、ディアンヌの死の顛末を説明セリフで片付けたのはいただけない。冒頭のダンスシーン削って、ディアンヌのエピソードを挿入すべきだったと思う。
ショーは、本寸法宝塚レビューで楽しめた。桜、花野、華月ら娘役さん連中が目立っていた。