おはなし

tamagoPLIN（東京都）

公演に携わっているメンバー：12人

団体紹介

個性溢れる4人組「パフォーマンス集団・たまご」と、振付家スズキ拓朗率いるダンスカンパニー 「CHAiroiPLIN」が演劇×ダンスを追求し2009年結成 。老若男女、客層問わず誰でも楽しみ、 且つ感動できる作品の創造・発見・浸透をかかげる。生演奏、台詞、映像、歌、ダンスなどをふんだんに取り入れ、身体の可能性を多角的に表現。学校の芸術鑑賞会や児童館での公演など、活動の幅を広げている。人間を演じない妖怪キャラクター重視の奇天烈な舞台。2012年せんがわ劇場演劇コンクール、水木しげる作「空想石」オーディエンス賞受賞。代表作「さいあいシェイクスピア・レシピ～」ドラマツルギ×2011大賞、観客賞W受賞。若手演出家コンクール2011優秀賞、題9回杉並演劇祭優秀賞。第3回世田谷区芸術アワード飛翔舞台芸術部門題1位受賞。 監督・ 雨宮慶太、劇場版「牙狼～蒼哭ノ魔竜 ～」出演と振付を担当。第25回東京国際映画祭開幕イベント参列。

応募公演への意気込み

私達tamagoPLINは、キャラクターの濃さを作品全面に出し、演者の魅力によっても楽しむことのできる演劇を目指しています。いままでに上演してきた作品では、妖怪、野菜、封筒など、人間を演じない作品が多く、今回藤子・F・不二雄氏の作品「ミノタウロスの皿」をテキストに、牛を演じることができるということがとても楽しみであります。初演は水木しげる氏作品「空想石」という短編漫画を脚色上演し、見事コンクールで観客賞を受賞しました。漫画をテキストに作品を創るということを１つのレパートリーとして成立させる、記念すべき第一歩目の作品にしたいです。また、tamagoPLINは今年２月、シアタートラムにて受賞者公演として上演できる機会をいただきました。その公演を経て、次のステップとして選んだ劇場が、北沢タウンホール「B1」。今年新しく設立されたこの劇場にて公演できることも、初めての試みなので、セットや空間の使い方も劇場に合わせた演出を考えたいと意気込んでおります。多くの方に観ていただきたいので、我々としては初めての平日も含めた五回公演に挑戦いたします。

将来のビジョン

第一は私達の団体を多くの方に知っていただくことです。コリッチを利用させていただく上でも、今後私達のページへのアクセス数を増やし、数字としての実績を、確かな自信にしていきたいです。tamagoPLINに感心を持つお客様が増え、公演数や劇場の規模も大きくなっていくことを目指します。第二に、メンバーの実力向上です。メンバー１人１人が無二の俳優としてピンでも舞台に立っていけるようにしていきたいです。具体例を上げますと、コリッチの俳優賞を受賞することには大きな意味を感じます。将来的には、メンバーの１人芝居公演や、ソロ公演なども企画、プロデュースしていきます。俳優自身を応援してくださるお客様が増えることが、俳優という仕事には必要な支えであり、芝居をおもしろくしているのは俳優であるということに繋がってほしいとも思っております。第三に、海外の方にも楽しんでもらえる作品を作ります。それは日本の良き文化を知ってもらいたいからです。そのために、我々は言葉だけに捕らわれず、ダンス、身体的要素を多く取り入れます。海外公演は私達にとって、大きな目標であります。