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サブス
ゲキダン大河(福岡県)
公演に携わっているメンバー:6人
- 団体紹介
- 2008年に一般参加型のミュージカルが行われ、出演者の中で「まだ芝居がやりたい!」という有志が集まってできたのがゲキダン大河の始まりでした。ゲキダン大河の団員には演出家は居ませんが、前述のミュージカルの際に演出指導して頂いた、テディ・くまだ氏が旗揚げ公演から演出・芝居指導を担当して下さっています。通常の公演はストレートプレイが主体ですが、テディくまだ氏のプロデュースのミュージカル公演を2011年・2012年の2回キャナルシティ劇場にて行った際は、出演・運営・制作・として携わらせていただきました。
過去の公演には、フェデリコガルシアロルカ作「血の婚礼」・フランク・ヴェーデキント作「春のめざめ」清水邦夫作「楽屋」・アガサクリスティ作「ねずみとり」など、国も時代も違う作品に挑んできました。演出家からの教えでいつもモットーにしているのが「役になりきるのではなくて、役を自分に近づける」ということです。その舞台の土地柄や、時代背景はもちろん、その人物の生まれた日からの人生、両親に至るまでを細かく創り自分に置き換えるという役作り方法を行っています。
- 応募公演への意気込み
- 今回の公演は演出家・テディくまだ氏の書き下ろし作品となっています。
昨今みられるSNS依存。
人間関係が苦手、だが一人にはなりたくない。親友と呼べる人がネット上での交流のみで会ったことがない。フェイスブックで愚痴をつぶやく。つぶやいた本人は励ましの言葉を待っている。だがそれは特定の誰かではなくて誰でも良い。というような人々が以前より多くみられるのも、SNS社会を反映していると思われる。
リアルとバーチャルの狭間で過ぎてゆく日常を鋭く注視し、SNS社会の渦中にいる私たちが今この作品をやらなくては!という想いで臨みます!
今回、新メンバー4名のお披露目公演ということもあり、無限の可能性を秘めた公演だと自負しています。既存のメンバーが今までゲキダン大河で培ったものを引き継いで、そしてその中から新たなゲキダン大河のカラーを生み出す。
ゲキダン大河の新たな新境地を観ていただきたいです。
- 将来のビジョン
- まずは設立当時から「ゲキダン大河」を福岡県民に知ってもらうという目標があります。
福岡は商業演劇はともかくとして、福岡は演劇をする人口は多いのに演劇を観る人口が少なく私たちのような一般の小劇団は、集客も身内ばかりになるのが否めない現実です。ゲキダン大河だけにとどまらず、福岡での観劇人口を増やしていきたいと思っています。
そのためにはまず最低でも年に2回は公演を行うことと、ワークショップでの演劇体験ができる場の提供を行うことをやっていきます。
そして団員の中から東京に進出するメンバーが現れたり、プロを目指すメンバーが現れたり、劇団で培ったものを外へと持ち出して欲しいと願っています。
公演に携わっているメンバー(6)