あなたがもしもを選んだあとで

Moratorium Pants(モラパン)（東京都）

公演に携わっているメンバー：5人

団体紹介

POPでCUTEでちょっぴりカオスな作風が持ち味｡
「もっと気軽に演劇を！」をテーマに場所を問わずにどこでも演劇。劇場飛び出しあなたの街へ。あなたがいればそこが劇場。
３６０度客席・ゼロ距離演劇・参加型演劇、洋服屋、カフェ、画廊での公演など、お客様との世界との新たな関係を模索する。
わかりそうで、わからない。でも、わかる！そんな演劇を目指す。
POPに飄々とこの素晴らしき世界を模索し、明るく風刺。 見つけた面白いモノをモラルに捉われずに追求。 発信していく事で、世界と、いまと、空間と、人と人とを繋いでいく。
旗揚げ公演で谷川俊太郎氏をゲストに招き、 結成２年でシンガポールとの共同創作公演「Mobile2」をシンガポール・マレーシアで公演。 新聞にも度々掲載され、シンガポール２０１３年の舞台ベストTOP10の中に、蜷川幸雄「ムサシ」、「春琴」、五反田団と共に選ばれる。
固定の作家を持たず、作品ごとにどんどん変貌する変幻自在の気まぐれ演劇ユニット。

応募公演への意気込み

昨年の夏に初の海外公演(シンガポール･マレーシア)を経てからの、初の本公演となります。
新宿眼科画廊を舞台に、絵描きが人生のターニングポイントで選ぶたくさんの「もしも」のお話｡
作品のエンディングで自分の進むべき道を、次の瞬間には「もしも」になる選択をお客様に選んで頂くマルチエンディングのお客様参加型演劇。
参加型にすることで、演劇を見たことのない人達も劇的世界へ巻き込みます。
今回の作品は､「オシャレ 」と評される女性的な世界観、過激で不思議な物語、その繊細な心理描写にも定評があるappleAppleの永妻優一氏の書き下ろし作品｡
1組のカップルを巡るお話を男性versionでは夢を追うことをテーマに、女性versionでは恋愛をテーマに、同じ話を視点の違いで描きます｡
たくさんの「もしも」と､モラトリアムな僕らのいまを２version上演で描き出す｡
海外での経験を糧に、新たなモラパンを構築し、演劇見たことない人が、演劇の虜になってしまうような衝撃的な作品を創りたいと思います｡

将来のビジョン

演劇ブームを起こして、日本の演劇界を変えたいと思っています。
まずは観劇人口を増やすためにも、
「もっと気軽に演劇を！」をテーマに掲げ、演劇を見たことがない人をターゲ ットに
･一般に開いた演劇を創りお客様と交流
･見やすい価格
･公演場所も劇場で待つだけではなくこちらから出向いて行く
･どんどん宣伝し興味を持ってもらう
等を行い､演劇界に巻き込んでいけたらと考えています｡
また同時に、クオリティーの高い作品を創ることにより、文化的にも認めてもらい、俳優や演出家が演劇でも食べて行くことが可能な、そんな演劇界にしていく事に貢献したいと思っています。
そのために、モラパンではカフェや画廊、洋服屋での公演をしてきました。
今後は、大きな劇場での公演もし、日常空間と劇場空間での公演を交互にやることにより、どんどん演劇を身近で一般的なものにしたいと思っています。