8人の「さよならの絲(いと)」

8人の「さよならの絲(いと)」

ソノノチ(京都府)

公演に携わっているメンバー:8人

団体紹介
社会人劇団、劇団ソノノチの次のステップとして2013年に結成された、演出家・劇作家の中谷和代がプロデュースする演劇を主体とした表現ユニット。演劇に関わる仕事を職能としている、もしくはそれを目指すメンバーを中心とし、ワークショップや店舗プロデュースなど公演だけにとどまらない幅広い活動をしている。

「その後(ソノノチ)に、誰かが幸せになるおはなしをつくる」というコンセプトのもと、フェミニンでファンタジックな独自の世界観を、細部までこだわったアートディレクション(美術・衣装・広報)で舞台作品にするスタイルで小劇場を中心に活動している、舞台とアートとデザインのこれからを探るカンパニーであり、現在は「1年間に1つの作品を、2バージョンで上演する」というパッケージで活動中。ワークショップデザイナーでもある中谷のもと、様々な角度からのアプローチでじっくりと作品を熟成させていく制作スタイルも特徴のひとつである。
応募公演への意気込み
私がこの「さよならの絲」シリーズに取り組み始めたのは3年前に京都で行われたgateという試演会への出展が決まったときでした。今回上演する8人の「さよならの絲」は、その時から数えて3作目です。その間、お客様とスタッフのおかげで、このシリーズはゆっくりと、しかし着実に育ってきました。

3年間この作品の世界観に向き合っているうちに、「どこでもない世界の誰でもないあなた」だと思っていた主人公はいつのまにか作品に向き合う私自身の姿に重なっていきました。
彼女は苦悩しています。自分の選んだ道は正しかったのかと。私は信じています。私の選んだ道は正しかったのだと。きっとそれはどちらも私の姿で、切って離すことのできない鏡像のようなものなのです。

応募公演で「さよならの絲」シリーズは完結の予定です。作品の中で大切に育ててきたもう一人の自分が、悩みながらでも胸を張って暮らせるように、私は私の仲間たちと全力で彼女の背中を押してやるつもりです。私にとっても主人公の彼女にとっても、この作品は終わりではなく始まりなのです。
将来のビジョン
ソノノチは「演劇の力を社会に還元し、社会を今よりも少しだけ良くする」というコンセプトで活動するユニットである。芸術大学でアート、デザインを専攻したメンバーを中心としたメンバー構成で、公演活動以外にもアートスペースの企画や各種ワークショップなどを各メンバーが行っており、ゆくゆくはこれらの活動を統合して事業を展開し、モデルケースとして社会に提案していきたいと考える。

・2年以内にメンバー4人を獲得
2013年に再旗揚げした小規模ユニットのため、今後継続的な活動をするために劇団化を目指す。演劇に関わる仕事を職能としている、もしくはそれを目指すメンバーを募り、価値観を共有し切磋琢磨することで作品のクオリティをより向上させたい。

・4年以内に大阪、愛知、滋賀での多都市公演を実施
ミニマムなパッケージで作品を持ち歩き、滞在先に合わせて最適な形を模索しながら上演することで、演劇という芸術の持つ魅力と可能性を提示していきたいと考えている。そのため、現在は京都を拠点に活動しているが、4年以内に多都市公演を実現させる。

公演に携わっているメンバー(8)

さとし
役者・俳優 照明

2013年の3人バージョンから1年間、演出部で関わっております! 今回は僕の行ったワークショップの参加者から座組に関わった方もいますっ お楽しみに♪
むらいはるな

役者参加しています
べってぃー
役者・俳優 制作 当日運営

made in KAIKAの作品です。 KAIKAスタッフとして関わってます。
ほつかいゆrゐこ

宣伝美術、アートワークのデザインを担当しています!
たまいち
役者・俳優

出演しています。
つくい

楽曲制作をしています
中谷和代

さよならの絲の物語世界の広がりを見て頂ける作品にしたいと思います。
大瀧

制作です。公演まで残り一ヶ月!

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