再攻撃 第一弾「まぼろし」

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画（東京都）

公演に携わっているメンバー：9人

団体紹介

2009年8月、岐阜・名古屋でともに活動していた馬渕史香（主宰）と中島庸介（脚本・演出）によって結成。
2011年、舞踏家の森脇洋平（身体演出）が加入し、現在の作風に至る。

中島の書く『言葉』と、森脇の『身体』を織り交ぜて魅せる、舞台でしかできない表現にこだわっている。

抽象的な舞台美術の中での、中島の詩的な台詞表現と、それを体現した群舞によって生まれる、小気味よいテンポのブラックファンタジー。
また、森脇自身が踊るインプロ要素を含んだダンスが物語の要となっている。
近年では、音楽に合わせて『言葉』を畳み掛ける手法を取り入れたり、2013年に上演した「でんでんむしのからのなか」ではミュージシャンとコラボしたオリジナル主題歌が話題となった。

その独特な世界観から、ミュージシャンや芸人、漫画家など、様々な分野で活躍するアーティストからの支持を多く集めている。

応募公演への意気込み

リジッター企画 初の再攻撃！

第一弾は、昭和の事件をモチーフにした、2010年上演の「まぼろし」。
立ち上げから間もない頃に作った作品に、結成5年目を迎える今、再挑戦します。
また今作品で、新たなリジッター企画の表現を生むべく、中島・森脇の両名が演出に専念！
当時にはなかった身体演出も加わり、初演とも、今までとも全く違うリジッター企画作品をお届けします！

今回の再演は私達にとって至極当然な流れでした。
日々、恐ろしいニュースがTVから流れてくる。それは漫画や演劇よりも嘘みたいに残酷なもので、それらを聞く度、なんとも言えない気持ちになります。
これは「まぼろし」を書き上げた当初から変わっていない事実で、むしろ悪化しているように思います。
だから今、もう一度、皆様に伝えたい言葉が、芝居がある。
そして、『攻撃』と銘打つ通り、観て傷ついてほしい。
そうすれば、きっとそれは『忘れられない』作品になる。

将来のビジョン

リジッター企画とは、中島の書く作品を『形』にし観客に届ける為の団体です。
観客を意識して「売れる作品を作る」のではなく、リジッター企画が「作る作品で売れる」を！！
これからも、それだけは変わりません。

演劇というジャンルにこだわらず、それをひとつの『手段』として舞台製作を行っていきます。
直近では、2014年8月公演で前作品に加え、新たなミュージシャンとのコラボが決まっており、
今後も、様々なジャンルと交わり、リジッター企画でしかできないブラックファンタジーを作り続けます。

結成３年次に動員1,000人の壁を越え、今目指しているのは2,000人！！
さらにより多くの方に、リジッター企画作品を観てもらうため、メンバーの地元である岐阜・大阪を始め、全国での公演を視野に入れています。


□劇場に足を運びたくなる『ゾクゾク』するような仕掛けを！
□観た人に傷跡を残す『ズキズキ』くるような攻撃を！

リジッター企画はこれを掲げて5周年・10周年を迎えます。