ツレがウヨになりまして

ツレがウヨになりまして

笑の内閣(京都府)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
2005年、京都で高間響を中心に旗揚げ。旗揚げ後、数年は実寸のプロレスリングを組んで、役者が実際にプロレスをするプロレス芝居を中心に活動していたが、役者がプロレスが上手くなりすぎたため休止。現在は、社会風刺を盛り込んだ時事ネタコメディ路線を中心に展開している。

いったん契約した劇場から「内容が反社会的すぎる」と使用拒否にあった際は、表現弾圧と戦うと言ってメディアや学者、政治家とスクラムを組み、問題化したり、「風営法でダンスが規制されている問題」を扱った芝居をした際は、観に来た国会議員から「改正反対派の議員の説得材料にしたい」とオファーを受け、永田町公演を実現する等、社会派として立派に見える活動をしている。

その一方で、アフタートークに右翼の鈴木邦男氏や元オウム真理教におり、現在はひかりの輪代表である上祐史浩氏など、際どすぎるゲストを呼んだり、代表の結婚式をプロレスありの公演にして、京都大学の施設である西部講堂でしたりとアナーキーな活動もしている。
応募公演への意気込み
『ツレがウヨになりまして。』(以下、略してツレウヨ)は、2012年に初演を行ない、今回は再演全国ツアーとして、昨年末にはアゴラ劇場で東京公演を、2月中旬に札幌で公演を行い、審査対象である3月は京都でフィナーレを迎えます。

ツレウヨで扱う「ネット右翼」は、初演時に比べますます過激化し、ネットの中だけではなく新大久保や鶴橋などのコリアンタウンで、韓国を罵倒するデモまで行なうようになり、「ヘイトスピーチ」が流行語大賞候補になるまでの社会問題化しています。しかし、それに対してカウンターも盛んになり、差別主義者を許さない気運も高まっています。そんな時こそ、我々は笑いの力でレイシストと戦う、まさにこの作品を対抗言論として、お客様に笑いながらこの問題を知ってもらおうと思います。

アゴラ公演では、評判を呼び東京での動員が1・5倍増。東京都知事選に出馬した宇都宮健児氏や作家の雨宮処凛氏なども来場されたり、韓国のテレビ局が
取材に来る等しました。京都公演でも有田芳生参議院議員や、映画監督の井筒和幸監督など豪華ゲストを呼ぶ予定です。
将来のビジョン
我々はプロパガンダをしているようですが、時事ネタは手段であり、我々の第一の目的はあくまで笑いをとることです。

しかし、我々はお客さんに笑ってもらえる環境というものは、ただ漠然と良い作品を作っているだけで達成出来るものではないと考えています。まず第一に、構成員の生活の安定なくして良い作品はない(貧困が良い作品を生むという考えには組しません)。そのためになにをすべきか模索し続けます。

そして、多様な表現が許される社会を維持するために、積極的に活動する事が重要です。まさに、永田町公演は、「ダンスをする自由を獲得する」ために、世の中を動かす効果があったと自負しています。

そのためには、劇団としても構成員個人個人としても発言力を高める必要があると考えます。劇団が造る作品としても、個人が発表する論評にしても、多大な影響力を持つ団体に発展させてゆく、まずその一歩がこりっち舞台芸術祭で勝ち抜いて、「ツレウヨ」を普遍的作品として常時再演可能なものにしていければと考えています。

公演に携わっているメンバー(7)

高瀬川すてら
役者・俳優

ヒロインの友達、中道真実役の高瀬川すてらです★ ZTONではやらないお芝居をお見せできれば、と思います。
Юрий Япончик
役者・俳優

札幌に行く前に auld lang syne をちゃんと歌えるようになります。
ピンク地底人2号
役者・俳優

所属劇団ピンク地底人が知らない間に休止していた以上私の活躍の場はここしかない、小劇場演劇の最果て笑の内閣。じょゆーの成れの果てです
髭だるマン
役者・俳優

クズ役が全国を周る
鈴木ちひろ

あおいちゃんで再登板します。
高間響
役者・俳優 脚本 演出

 反日ですいません
Ruka
制作 その他(アーツマネージャー)

制作です

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