ココロに花を

ココロに花を

ピンク地底人(京都府)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
 ピンク地底人とは京都の地下で活動する地底人集団です。舞台芸術を通して地上人の皆様の生活を侵略しています。

 なんで我々が地底人かといえば、あなた方が地上人であるように、理由なんてものは本当はないのだけれど、あえて言えば、あなた方が地上人であることを「再認識」させる存在として地底人がいるのです。つまりいきなり地底人が地上に現れることはすなわち、地上人である皆様が、自分の生活、あるいは自分自身を、否応にも見つめなおすことを意味するのです。

 地上人である自分はどうして地底人のように泥にまみれてないんだろう。どうして地上人の食べる食事は、こうも清潔で、地底人たちが食べている食事は泥まみれなんだろう。

 僕たち地底人の登場が、あなた方が普段意識しない、当たり前の当たり前を、当たり前でなくします。
 
 僕らは花が美しいのは知っています。
 けれど花の美しさは知りません。

 当たり前の「再認識」。

それは芸術の役割と同時に地底人の役割でもあるのです。
応募公演への意気込み
 本作は福岡演劇フェスティバル参加、そして二度目の東京侵略公演です。まず福岡の地上人達を恐怖に陥れ、東京を阿鼻叫喚の地獄絵図に変える予定です。

 地底人は去年、都市のすべてのノイズを役者が、声と身体を使い、表現するハイパーノイズ演劇を発明しました。都市を歩き、耳を澄ませば様々なノイズが聞こえてきます。車のエンジン音。カラスの鳴き声。人々の話声。風俗店からの呼び込み・・・世界はノイズに溢れています。

 しかし、普段我々はそれを意識することがありません。なぜならばそれらのノイズの中から必要な情報だけを無意識に選択しているから。もちろんすべての音を聞く必要も意味もないことは当たり前の話ですが、芸術においてこの当たり前こそ疑ってかかるべきだろうと思います。

 今回はその地底人都市に皆さんお馴染みの携帯電話を登場させようと思います。

 携帯電話。あれ、みんな弄ってますよね。

 でも本当は僕らが携帯電話を弄ってるんじゃなくて、僕らが携帯電話に弄られてるんじゃないか。

 都市とノイズと携帯電話。この3つをキーワードにまったく新しい形の舞台作品を創る予定です。
将来のビジョン
 「京都といえばピンク地底人、舞台芸術といえば京都の地下」

 ピンク地底人は将来的にそのような認識を地上人の皆さんに持っていただきたい。そしてあわよくば首都奪還を狙っています。京都の地下が舞台芸術の首都になるのです。そのためにはもっともっと地底人の存在を知らしめたい。ではどうすればよいのだろう。

 まず地底人は侵略活動を全国に広げます。京都だけではなく、他府県を含めた多くの具体的な受け手のリアクション(批評・感想)を手に入れます。

 そしてそのリアクションがアンケートやブログで終わるのではなく、他県の皆さんに京都の地下に足を運んでいただくキッカケに繋げたい。それはとても難しいことのように思えますが、策略と陰謀と賄賂があればなんとかなるではないか。なんという具体性のなさと呆れられるかもしれませんが、ちょっと400字ではここでまとめられません。

 ご存じのように今、首都圏以外での演劇が盛り上がりを見せようとしています。東京でなければ見れない。ではなくて、京都でなければみれないというような認識に変えていきたい。それが将来のヴィジョンです。

公演に携わっているメンバー(6)

脇田友
役者・俳優 演出 舞台監督 宣伝美術 その他(スタッフ)

演出助手が板についてきたんじゃあないでしょうか。
ピンク地底人3号

んちゃ!
ピンク地底人6号おはぎ

6号おはぎです!
ピンク地底人5号

今回は役者参加です
Moro
役者・俳優

今回はスーパーバイザーとしての参加です。 ココロに何かを残せる様、尽力します。 ※役者として関わることになりました!
まいまい
役者・俳優

制作で参加いたします。よろしくおねがいします。

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