「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!
The Stone Age ブライアント(東京都)
公演に携わっているメンバー:9人
- 団体紹介
- 【旗揚げしたのは今から15年前】
1998年夏、大阪シナリオ学校卒業生が集まりThe Stone Ageを旗揚げ。
弱者が集う場所設定(ショッカーのアジト、橋の下、四次元の女学校、見世物小屋など)にこだわった一幕劇でオモロ儚い作品を追求中。
07年から休団中も2010年より東京を拠点にしたThe Stone Age ブライアント(作・演出 鮒田直也)と大阪を拠点にしたThe Stone Age ヘンドリックス(作・演出 朝田大輝)として再活動。
【The Stone Ageブライアントとして】
○旗揚げ公演○
「胸に突き刺さった5時43分21秒」
(公演中「観てきた!」「注目公演」1位に!)
廃校が決まったタイムマシン学校近くのUFO公園が舞台。一人だけ卒業できない男の物語
○サンモールスタジオプロデュース「NUMBERS」○
4つの確率を共作した「NUMBERS」で、1/100の確率を描く短編で参加
「うしろ姿を数えてみる」
(公演中、東日本震災に遭い10回予定が4回で無念の中止)
マンガ家に化けた鬼が100個の魂を奪う物語
○サンモールスタジオプロデュース「NUMBERS ー再開ー」○
「蝶々一匹、夏を変える」
(公演中、余震に遭うも無事千秋楽を迎え歓喜!)
未知の生き物を探す男がついにミヤコチョウチョウというバカでかい蝶を発見する物語
- 応募公演への意気込み
- あるつぶやきで、こんなコトバがありました。
“世の中の人は8割ぐらいは不幸なんだから、強者の論理でモノを作らない方がいいのに”
いい演説は自分が思ってたことを話してくれた時だって言いますが、まさにそれでした。
芝居を始めた頃から弱者目線で物語を書いてきました。
それは自分が弱者である自覚とともに、お客さんの多くが自分の物語だ!と感じてくれると信じて。
今公演「そんな奇跡は起きなかった」は震災で千秋楽まで完結できなかった短編の世界観を練り直した作品です。
舞台は巨石の前。
“必ず帰ってくる”と言った友との約束を破られた者たちの物語。
The Stone Ageブライアントは、ちょうどいい感じの振り方ではなくフルスイングします。
お客さんにとって、三振(ハズレ)だったかホームラン(当たり)だったかの二択を目指してー。
- 将来のビジョン
- 【The Stone Ageを全国の都市に作りたい】
今は東京(ブライアント)と大阪(ヘンドリックス)だけの2都市だけですが、共感できる作り手の方を今後の活動で色んな都市から発見すること。
近未来的には札幌・仙台・名古屋・福岡などを拠点に上演できるシステムを構築することです。
演劇を通して日本中の作り手と観客に出会う。
次の次公演は東京大阪以外でも公演を打ち、各都市の作り手と観客との交流から一つ目のシルクロードを!
イメージするなら、Jリーグ百年構想の芝居版〈The Stone Age 百年構想〉が将来のビジョンです。
【観劇人口を広めるために】
話題の作品をいつでもどこでも共有できるメディアの発達が、結果的に今後ライブの価値を上げていくと考えています。
音楽分野ではその兆しは見えてCD売上に反比例して、コンサート動員は伸びているというデータが。
演劇もこのイイ流れに乗りたい。
舞台上の役者と同じ空間を共有できる観劇。この素晴らしい劇場空間を一度も観る機会に恵まれていない方は意外と多いことに気付きます。
まずは、この方たちに足を運んでもらわないことには観劇人口は広がらない。
そのために共感していただける劇場、関係者の方や他劇団の方と協力して「演劇まだ観たことない人キャンペーン」を実施したいなと。
皆様、今後お声を掛けさせていただきますので、その時はどうぞよろしくお願い致します。