65歳からの風営法

65歳からの風営法

笑の内閣(京都府)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
2005年に高間響を中心に旗揚げ。以後京都を中心に、北は北海道南は福岡まで全国7都市で公演をする等遠征も積極的に行っている。2012年5月の株主総会で高間が解任され、唐仁原俊博が第2代総裁に就任するも四半期純利益2億の公約を達成出来ず辞任。現在総裁職は空位である。

2010年頃までは、芝居中に本当にリングを組んでプロレスをするプロレス芝居を得意としていたが、近年は時事ネタ路線を取っている。特に東京都の青少年健全育成条例(漫画アニメ規制)の問題を扱った作品では、「内容が反社会的である」と一旦合意した劇場から上演拒否にあい、それに対し「表現の自由を奪う」と抗議し騒ぎを大きくするなど炎上マーケティング劇団としても有名。アフタートークに、学者の宮台真司氏や、鈴木寛元文部科学副大臣、右翼の鈴木邦男氏など、演劇以外のジャンルから呼ぶのも得意としている
応募公演への意気込み
本公演では、「風営法により、ダンスをさせる営業をする店が、風俗店として届け出しなくてはならない問題」を扱います。どういう問題かの詳細は、公演情報に書いてある通りですが、まったくもってナンセンスであるこの法律を、改正のために運動している「Lets Dance署名推進委員会」と連動し、今年の通常国会で改正をさせるための援軍として本公演を位置づけています。

なにせ私もこの問題に興味も持つまでクラブ経験0という有様ですから、うちの劇団の固定客もほとんどクラブ経験がないと思われます。そんな人たちでも、「自分の趣味が無意味な理由で公権力に規制されている」ことがいかに理不尽であるかを、笑いながらわかってもらえるコメディに仕上げます。

アフタートークにも、弁護士で京都市長選に出馬した中村和雄氏はじめ、この問題に複数の関係者とも交渉中です。
将来のビジョン
昨今の演劇(芸術全般)を取り巻く状況はどれも非常に苦しいものばかりです。前述の表現規制問題をはじめ、大阪の文楽問題や、こどもの城の閉館問題、社会全体の余裕のなさの余波は、突き詰めると「生きて行くのに絶対必要ではない(我々は絶対必要だとは思ってるけども)芸術」からまず切り捨てる風潮が出て来ています。



 われわれ演劇人はそれらに手をこまねいているだけでいいのでしょうか?否、最近平田オリザ氏を観察した想田和弘監督のドキュメンタリー映画「演劇1」「演劇2」を見ましたが、あの平田氏ですら、芸術の存亡をかけ政界や様々な社会と付き合い矛盾と闘っていました。まして、まだ売れてない我々は、もっと過激にできる

 我々はそんなおかしな社会問題に対し、ちゃんと「おかしいやろ」とツッコんで、笑いを取れる作品を作って行きます。そして、「笑の内閣に矛盾点を取り上げられたら、その法律は変えることになる&その政策は頓挫する」という圧力団体劇団を目指しています。

まず、この作品の後は年末にネット右翼の問題を取り上げた「ツレがウヨになりまして」の再演を、アゴラ劇場ほか全国て公演しますが、どんどん色んな問題を取り上げて行きたいです。

公演に携わっているメンバー(7)

ほつかいゆrゐこ

チラシを制作させていただきました!
Юрий Япончик
役者・俳優

『公共の敵』と認知される集団となるべく、我々はラディカルにアナーキーに活動していきます!
藤井麻理

クラブでもパブでもそうですが、 喫煙者が喫煙者の異性に声をかける常套句は、 「ちょっとごめん、ライター切れちゃって。 火貸してくれない?」 です。
小林まゆみ
役者・俳優 演奏(アルトサックス) その他(司会者)

出演者として参加させて頂きます! ここ最近は頻繁に内閣のお芝居に出させていただけて嬉しいです。前からそうですが、近ごろは特にお客さまの笑い声を聞くのが快感です。 是非ひと笑いしに来て下さーい!!
髭だるマン
役者・俳優

こりずに出演、どうなることやら
Ruka
制作 その他(アーツマネージャー)

本格的に制作デビューさせていただきます☆ この公演、クラブカルチャーを愛する人たちをはじめ、表現をしている方に届けられたらいいな。 よろしくお願いします♪
高間響
役者・俳優 脚本 演出

 作家、演出家様である。  今回は風営法によるダンス規制問題を扱う    クラブ行ったことないくせに

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