すべてではないにしても、ほぼ絶対。

すべてではないにしても、ほぼ絶対。

village80%(福岡県)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
2004年に九州大学演劇部出身のメンバーで旗揚げしたvillage80%の活動も丸5年を越え、今後一層の発展を期したいと願っています。
地方都市ながら、大小多数の様々なカラーを持った劇団がひしめく福岡という土地で、我々village80%は、その他に類を見ない特異性から高い評価を受けています。旗揚げからの中心メンバーである織田、高山、渡部の3名が持ち回りで演出を担当し、毎回、前回公演とは違った趣の作品を非常に短いスパンで提供し続けられる事や、脚本に細かい台詞を指定せず、その都度役者同士の対話によって物語が形作られていく作劇方法、作者と演出者を取り替えて行われる短編オムニバス等、枚挙にいとまがありません。2009年には東京や京都等、日本各地の人気劇団の集まる『第3回福岡演劇フェスティバル』において、地元福岡市の劇団として唯一ノミネートされました。その作品が非常に高い評価を得た事等から、2010年5月に行われる第4回フェスティバルにおいても、公募枠から外れた新しい波を、との願いを受け、フリーウェーブ企画と題して作品を提供する事になっています。地元ラジオ局と連動した、新しい演劇観の提供を掲げる番組等の制作も予定されています。応募作品である5月の第10回公演の後には、8月の第11回、12月の第12回公演と、2010年内だけで既に3本の公演の企画が進行中です。とかく敷居が高いと嘆かれる演劇という手段を通じて、映画や美術館に出かけるような気軽さで、それらの芸術に負けない感動を伝えていく事が出来るよう、努力し続けたいと考えています。
応募公演への意気込み
職が変わる、変えなければならない時の人の思考というものは、本人の性質や哲学を非常に大きく反映すると思うのです。働かざるもの食うべからずと言いますか、働いていればとりあえずなんとかなる現実と、夢や理想への欲求と、時に相反する2つが入り乱れ人を動かす様は、なんとも滑稽で愛らしく、切ないものだと思うのです。ゴールデンウィークの最終日という、明日から仕事の皆様に、健やかな気分で出勤していただければ幸いです。
 脚本を前もって用意せず、役者とのクリエイションによって作り上げるこの舞台。演出の自分には思いもよらないエピソードや言葉が出てきたりしますが、頭を抱えてそれらを構成する作業は、苦しくもあり、楽しくもあり、そうやって出来たものがお客さんの人生の一部と重なってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
将来のビジョン
village80% 第11回公演「忘れられた水槽のように」(仮)
今秋、新作上演予定(脚本・演出:高山力造)

「子どもの頃 小学校に上がる前。 
 庭にアリがいるの 巣を作っててたくさんいて。
 私、踏んづけてた ただ必死に何かに憑かれたみたいに
 それで 怒られた 父親に見つかって めちゃめちゃ殴られた
 あの時は よくわかんなかったんだ
 そんなことしちゃダメだ それはいけないって
 知らないよね 子どもは 本能的な部分で
 夢でよくみる その時のこと
 それでなんか思った 神様って なんかたぶん 私にとって
 神様って アリからみた あの時の私なのかなって
 これ なんかすごく 不遜な感じかもしれないけど」

公演に携わっているメンバー(5)

w.

出演させていただきます。


出演します。
けちゃ

出演予定。
RIKIZO

出演します。5月5日こどもの日、西鉄ホールでお会いしましょう。
渡部光泰

演出をします。

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