マクベス-シアワセのレシピ-

マクベス-シアワセのレシピ-

THEATRE MOMENTS(東京都)

公演に携わっているメンバー:9人

団体紹介

「演劇でしかできない創作を追求し、世界で通用するカンパニーに。」


効率絶対主義がまかり通り、数値化できない「みえないもの」が迫害される現代。

久しぶりに会う同級生には、
「演劇?見たことないな。」「このご時勢にお気楽だね。」といわれる始末。

ですが、私は声を大にして言います。

「こんなデジタルな時代だからこそ、演劇が必要なんだ!」と。


本物の演劇は、観客に

①言葉では伝わりきらない「人と人の間にあるもの」を感じさせ、
②「空間に(存在)or(実在)しないもの」を想起させてくれます。

それは「コミュニケーション力」や「想像力」といえるかもしれません。

つまり、今、社会でないがしろにされている「人間性」を回復する力が、演劇にはあるのではないでしょうか。


「演劇力」は、世界を「想像力」や「感性」溢れるものにする力。

MOMENTSはそんな「演劇力」で、世界中の様々な障害、偏見、苦しみを解決することが出来ると信じています。

そして、圧倒的・魅力的な演劇を作ることで、その「演劇力」を実証、実践していきます。



ひょっとすると、私達の考えは、青くさく、あまりユーモアが通じない団体と思われてるかもしれません。

決してそんなことはないのですが、ごめんなさい、真面目にそう思っているので、真面目にそう書いてしまいました。

本当に真面目かどうか、その証拠は劇場で。



具体的な目標として
1・近年中に海外公演
2・レパートリーを作り、日本巡演
3・俳優養成システムの確立
4・「小劇場ファン」でない一般客の取り込み
応募公演への意気込み

3年前の初演時、各方面から絶賛を受け、今日のMOMENTS創作の試金石となった「マクベス ~シアワセのレシピ~」。

お客様からの強い要望に応え、キャストも一新し再演をします。

この作品は絶対の自信作であると同時に、その後の創作において、常に「あのマクベスを超える作品を・・・。」と、自分自身の壁にもなったほどの強度のある作品でした。

3年を経て再挑戦し、自分自身や劇団がどのように成長したか、その集大成を見せることが出来ると確信しています。


この作品でもMOMENTSらしく、シンプルな装置の中、役者の身体性、テーマとなる小道具、キャストを固定しない演出など様々な劇的手法を駆使し、具体から抽象まで多様なイメージを表現します。

例えば、今回のテーマ小道具「多色に塗った新聞紙」も、ある時は「血塗られた剣」に、またある時は「醜い魔女たち」に、さらに「巨大な森」「亡霊」「命」にと観客の想像力を刺激していき、シンプルな舞台が彩り豊かな劇空間に変貌します。

そうするうちに観客は、自分自身の中に「私のマクベス」をイメージしていることに気づき、いつか「舞台上の400年前の武将マクベス」と「客席の2010年のあなた」が繋がっていくのです。


「あなた」が「マクベス」と同化する・・・。

その瞬間を体感してもらいたい。



これがこの公演での私達の意気込みです。
将来のビジョン

メアリー・シェリー作「フランケンシュタイン」、

イタロ・カルヴィーノ作「不在の騎士」、

鶴屋南北作「四谷怪談」、

シェイクスピア作「リア王」・・・。

やりたい原作、戯曲は数多くあります。

しかし、MOMENTSでは通例、公演が終わっての「反省会」をしてから、次回公演への作品方針を決定することになっているので、現時点では未定です。

時期は12月を予定。

何をやるにしてもMOMENTSならではの「劇的な作品」であることは間違いないと思います。



公演に携わっているメンバー(9)

えり

初演を見て、今回役者として初参加です。シェークスピアは現代風に崩して上演して成功してる例をあまり見たことがありませんが、ここのマクベスは凄いです!!演出が斬新♪一見の価値ありです。お待ちしてます!
とも

私がお芝居をやる自信も魅力も失いかけていたころに、シアターモーメンツのマクベスに出会いました。大げさでもなんでもなくて、劇場に入った瞬間から、ゆっくり観ていってください。という優しい空気で溢れていました。そして客席に座ると俳優さんからあめを配られ、あれよあれよとリラックスしていき、オープニングが始まりました。オープニングから涙が止まりませんでした。何で私はこの皆と舞台上に居ないんだろうとさえ思いました。それから始まった、モーメンツとのご縁。皆と舞台上に生きれることに喜びしかありません。そして観にきたお客様に少しでも充実した時間を贈ることが出来たらこんなに嬉しいことはありません。
ちゃき

幸せです。 楽しみです。 豊かで力のある作品にしたい!! これはキラキラしたステキな出会いです。 私にとって。そしてきっと、お客様にとって☆
YouSay

Being ! の領域へ旅立ちます☆
HIRO

制作のお手伝いをしてます。 素敵なメンバーが集まり、真摯に作品を創ってます! ぜひ観にいらしてください。
たえ

「マクベス」は私がモーメンツを知るきっかけになった作品です。 皆様にもいい出会いになれたらと思っております。 「マクベス」遠いようでとても近いお話。
佐川大輔
役者・俳優 脚本 演出

主宰です。 この「マクベス」は自信作であり、MOMENTSスタイルの代表作。 待望の再演です。 これを逃したら、次はいつ見られるか・・・。 是非、劇場へ!
中原くれあ
役者・俳優 ナレーター 制作 Webサイト

主宰のもう一人です。 役者です。 舞台って創造と想像とコミュニケーションの芸術だと思ってます。 誰だってシアワセになりたいんだよね~ マクベスもマクベス夫人も私もあなたも・・・ なぜにうまくいかないのか??? それはね・・・・・MOMENTSの『マクベス』観にいらして!
やっはろ

いろいろです。結局いろいろでした。 ですが、何とか無事に終えることが出来ました。 ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!

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