ゼロ・ストレッチ感想

(20代女優ゼロ・ストレッチを始めて約2ヶ月)
①身体が整う「ゼロ・ストレッチ」を日々行うことで、何か身体や生活に変化はありましたか？

もともと下半身が浮腫みがちなのが悩みでしたが、これを始めてからは特に何もしなくてもあまり浮腫まなくなりました。以前は下半身のための筋トレなどもしていましたが、その頃より今の方がスッキリ綺麗です。
どんなに体が不調でも眠くても、ストレッチをすれば目が開いて顔の調子も良くなるので、オーディション前や本番前の強い味方です。ストレッチをしておけば大丈夫！みたいな気持ちになれます。

②身体が整うことで演技やその他パフォーマンス(ダンス、スポーツその他)において、何か変化はありましたか？

心がオープンになって、表現するときにあった枷のようなものがなくなった気がします。
また、正しい立ち方を知っていると、逆にどう崩れるとどう見えるのか、というふうなこともわかってくるので役作りの面でも役立っています。


(30代女優ゼロ・ストレッチを始めて約2ヶ月)
①身体が整う「ゼロ・ストレッチ」を日々行うことで、何か身体や生活に変化はありましたか？

歩くのが、楽しくなりました。
身体のつながりや、身体感覚に敏感になった気がするので、全身で身体が動いているということが面白くて、歩くことが楽しいです。
それとO脚でがに股の癖がありますが、気づいた時にすぐ修正できるようになりました。
もっと続けて、いつでも真っ直ぐ歩けるようになっていきたいです。

②身体が整うことで演技やその他パフォーマンス(ダンス、スポーツその他)において、何か変化はありましたか？

緊張すると身体に力が入ってしまい、伝える力が弱くなってしまっていましたが、緊張しながらも、力を抜いてパフォーマンスができるようになってきました。
地に足がついて演技ができるので、自由度が増し、芝居の情報量も増えたと思います。
また身体感覚が敏感になってきたので、身体をどう動かしたか自覚しやすくなり、同じ動きを繰り返しやすくなりました。

①今回ワンデイに参加した感想を聞かせてください。

ショッキング(笑)
こんな簡単なポーズで歪みが整う上に、可動域が拡がる事でこんなに呼吸し易くなるなんて！

ボディメイクの為に1年前からピラティスを習い始めました。体幹の筋力不足によって歪みが生じており、そこを補うトレーニングで整えるという考え方の基、効果も感じてきました。

しかし、体を左右均等に筋トレをする事で一層歪むという…ピラティスに限らず、今まで常識と信じて取り組んだトレーニング法を全否定するような事実を知る事に(笑)

でもこれは整体師さん考案のメソッドなので理論的で辻褄が合うし、筋トレするにも、歪みの無い状態からでないと左右差が広がり慢性的に体を痛めるのだろうな。と納得しました。

この1Day講座で筋トレ方法も学べますが、何より緩めのストレッチをやった瞬間から整えられる老若男女を問わない簡単さ、継続し易さは衝撃です。

そして、これまでプロに見てもらわないと分からなかった体の細かい歪みを自分で把握できるメソッドに感動。

ST Studioの演技クラスでより深いエクササイズもやってるとの事だったので、3月から参加し始めました。まだまだ序の口ですがめっちゃ面白いです。




②ワークショップ前後で、何か身体に変化はありましたか？

柔軟性が増して呼吸し易くなり、無駄な力を入れなくて済むので体を軽く動かせるようになりました。
また、自分の体なのに全然認識できてなかった感覚の存在が顕になり、アンテナが増えた感じです。体が緩み、開放的で明るい気分になります。


私は子供の頃から無意識に肩が上がりやすく、その所為で動きが硬くなり、スポーツやダンスでも「肩上がってるよ〜力抜いて肩下げて。」と言われたり、特に舞台では声を出そうとすると「力んで肩で呼吸しないで！」とよく注意されてました。
でも、肩に力を入れてるつもりがないのです。
更にいかり肩でもあるので人一倍目立ちます(笑)

注意されないように、動きを綺麗に見せられるように、普段から肩を下げて動くようにしてみましたが、下げる為に力を入れざるを得ない…なんて事も。無駄な意識が働いて、それこそパフォーマンスに悪影響…本末転倒でした。

今までずっと「肩に力が入っちゃう癖があるから、力が入らないようにしなきゃ。」と考えて来ましたが、フィジカルコードを知ったので視点を変えてみようと思います。

まだ予想の範疇ですが、肩に原因があるのではなく、別の箇所の歪みが連動して肩が上がってしまい、不用意な力みの積み重ねで更に固まって上がってしまってるのではないか…？
20年以上肩で悩んでるので、このエクササイズでどれ程変化しパフォーマンス向上させられるか、観察したいと思います。


③今回のワンデイで学んだ内容で、今後の俳優活動、または日常生活で活かせそうなものはありましたか？


これまで妊婦役の時は特に、骨盤を中心に歪んだ姿勢をキープするので、ほっとくと体を痛めてしまいます。ピラティスで整えて来ましたが、トレーナーの指導が必要でした。
身体的に癖が必要な役を演じる時に、フィジカルコードを自分で整えてられると無駄な負荷をかけなくて済みますね。

また、ピラティスは私の趣味でもあるので、左右対称に整えた上でより効果的にボディメイクをしていきたいです。


余談ですが20代の頃、様々な監督や先輩俳優のとの会話の中で「演じる俳優の体の癖や歪みがキャラクターに一層の深みを出すよね」って話題が上がった事があり、体に癖や歪みがあるのは良い事だと思って来ました。
それは真実だと思います。

ただ、キャラクターと演じる俳優が似た人生なら活かせるけど、生きる習慣が違えば体の使い方も変わるはずなので、癖・歪みがキャラクターのリアリティを損なう可能性もあるのも事実。

歪みを戻す方法を知ってれば、キャラクターをよく理解した上で理想的に歪ませる事もできるのだろうと感じました。

ご連絡は
st.actingstudio@gmail.comまで
お願い致します。