演劇教育のなかでも特殊なメソッドであるフォーラムシアター。
アウグスト・ボアールがつくったフォーラムシアターの優れたところは、複雑な問題解決能力(Complex Problem Solving)と批判的思考力(Critical Thinking)にズバリ役立つところで、それは世界経済フォーラムが発表したトップ10スキルの上位2つなのです。
まさに、教育としても応用が期待されるフォーラムシアターを実際に体験しながら、手法を学ぶ実践的なセミナーです。
更にフォーラムシアターの優れた点は、そもそもが思考力を鍛えるものではなく、実際に問題を解決させるためのものだということです。確かに今回はワークショップとして、教育ツールとして理解してもらうということを中心に置いていますが、本来は状況を覆すためのパワフルな場なのです。
今回はSDGsをテーマに、フォーラムシアターの大胆な応用を試みます。容易に解決できない世界的問題に対して、「問題をリアルに捉え、解決策をリアルに考える」ということを達成します。演劇の手法をどのように使うのでしょうか? この手法をマスターすれば、道徳の授業などにも使うことが出来ます。このセミナーは教育関係者に是非とも参加してほしいテーマです。
【アウグスト・ボアール】
ブラジルのアウグスト・ボアールは「被抑圧者の演劇(Theatre of the Oppressed)」を作りました。そのなかの代表的な手法がフォーラムシアターです。この影響は元々「被抑圧者の教育学」を発表したパウロ・フレイレからきています。
☆ポイント
特殊な演劇教育である「フォーラムシアター」を学ぶことが出来る。また、実際に体験することが出来る。
SDGsを教育で取り上げるにあたって、どのようにアクティブラーニング化するかのヒントを得ることが出来る。
問題解決能力や批判的思考の育て方のヒントを得ることが出来る。
問題をリアルに捉え、解決のために行動化まだ持って行く手法を学ぶことが出来る。
☆講座形式
ワークショップ
☆講師
別役慎司(日本グローバル演劇教育協会代表理事)
時間
4時間
料金
受講費:5,500円(一般)
(税込み、テキスト代込み)
※一週間前までキャンセル可能です。一週間前を切りますと、50%のキャンセル料が発生いたします。
※日本グローバル演劇教育協会会員の方は割引となります。
https://globaldrama.org/event/sdgsforumtheatre