※CoRich運営事務局はテーマの真偽について調査を行っておりません。募集情報に応募する前に、投稿者のプロフィールや公式ウェブサイト等をよくご確認ください。

「QSLab」WS “ 関野 × 早川 交換稽古 ” 12/28(土)

クオリティを底上げするための演劇ラボラトリー
「QSLab」第12回ワークショップ
“ 関野 × 早川 交換稽古 ”
12月28日(土) 13:00-18:00【いつもと時間がちがいます】
高円寺K’sスタジオ 新館Bスタジオにて


関野 × 早川 が己が子(台本)を手放し、お互いの子を育て(演出し)ます。


QSLab、最後のワークショップは、
【劇団カツコ】の作・演出家である、所長:関野翔太と、
【MICOSHI COMPLEX】で作・演出家をやる副署長:早川貴久の
過去作品を、お互いが演出してみます。

この1年間で、たくさんのことをやってまいりましたが、
ちゃんと一人の演出家が一つの作品を作った試しがないので、
また新しい発見ができるワークショップになります。
それか、ひたすら地味に稽古し続けることになるかもしれません。

二人の演出家の異なる作品を一遍に体験できるチャンスです!
どうぞよろしくお願いします。


▼▼お申し込みはこちらから▼▼
「QSLab」HP:
https://kusolab126.wixsite.com/report



 〜〜〜〜 二人からのご挨拶 〜〜〜〜


【 関野 】

作品を作り、観客に見てもらい、打ち上げをして、そうして3日ほどたったある日、
毎度「あれで本当によかったのか。」と思う。

それは作品の大きなテーマであったり、細かいセリフの機微だったり、
音響照明のプランだったり、そういったクオリティの話ではない。
クオリティは実際に上演された作品が我々のその当時の最適解であり、ベストである。

僕が毎度「あれで本当によかったのか。」と思うのは可能性の話だ。

つまり我々は上演のために、あるべき可能性を捨て去りすぎたのではないのか
という疑念が、毎度湧いてくる。

演劇は上演なしでは成り立たない。
ただ、上演のために演劇をすることは、真の意味で観客のためになっているのか。
上演とはもちろん観客もいるし、スケジュールもある、そんな時
「あったはずの可能性」は上演によって阻まれてはいないだろうか。

そんなことを考えていたときに早川くんに声をかけました。

上演を目的としない。
これは僕らにとって非常に豊かな時間だったと思います。

一年通して学んだことは、上演のためにこそ稽古はするべきで、
上演があってこそ稽古足りえると言うことでした。

最後は早川くんの台本を、上演を目的とせずに演出したあと、酒を飲むことにします。


【 早川 】

ちょうど1年前の12月、劇団カツコの関野翔太くんに飲みに誘われた。

一度お芝居で関わっただけだったので、正直二人で飲もうと言われてもピンとこなかった。
でも、何か忘れたけど、何かのついでで予定が合ったから飲みに行った。

そこで初めて、月に一回のワークショップの話をされた。
正確には演劇の研究所をやりたいと言うことだった気がする。

他にも週に一回新作をやるとか、劇場を持つんだとか、結構夢物語をされた。
ほとんど夢物語だったけど、関野くんの話は面白かった。

いつだって夢物語をしているときは面白い。そんな関野くんをなんかいいなと思ったし、
何より誘われるということがめっぽう少ない人間なので、単純に誘われて嬉しかったのでやることにした。

それから何度も打ち合わせをしたり、劇団カツコの二人に会うことが多くなった。
うちのエグゼクティブ制作の伊藤も交えて4人でいる時間が長くなった。
カツコのイカれた、じゃなくて怒れる制作類家さんには、うちの芝居に出てももらった。
二人に会えば会うほど好きになったし、4人でいるときは理由もなく無敵に思えた。

そんなQSラボももう1年経とうとしている。

とりあえずこのワークショップは2019年いっぱいなので、
最後は僕と関野くんの台本を取り替えて演出してみるという、
なんだか恥ずかしいようなワークショップです。

手の内を知ってるようで、まだまだわからないことがたくさんあるような気がするので
とても楽しみです。驚きの連発のワークショップ、いや稽古を期待しています。



▼▼お申し込みはこちらから▼▼
「QSLab」HP:
https://kusolab126.wixsite.com/report



  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。