このワークショップは、演技がうまくなるための少人数制ワークショップです。
講師は、劇団印象-indian elephant-の鈴木アツトが担当します。
プログラム内容を通じて、
「目標を定め、その目標に達するために、何をするべきかを見極めて、繰り返し練習する」
という考え方を見につけることを目指しています。
身体トレーニング、歌、テキスト分析の力を総合的に伸ばすためのワークショップです。
短期的ではなく、長期的な視点で、自分の力を伸ばしたい俳優の参加者を募集します。
日時:
2019年4月
9日17時以降から、3時間程度
16日17時以降から、3時間程度
23日17時以降から、3時間程度
30日17時以降から、3時間程度
会場は、JR吉祥寺・三鷹・武蔵境駅近辺の公共施設。
参加希望の方に、詳細をご連絡致します。(途中からの参加もOKです。)
応募状況:定員6名の内残り6名募集
料金:1回2,000円
●プログラム内容(時間と内容は、若干、変わることがあります。)
当日のプログラム内容
・自己紹介
・歩くスローモーション
・走るスローモーション
・ビオメハニカ
・歌
・戯曲分析「瘋癲老人日記」より
宿題
1.
ビオハメニカの一つ、「石を投げる」の見本の動画があります。
できれば、動画の最初から1分50秒までの、動きを覚えてきてください。
https://www.youtube.com/watch?v=lECKZkLeYO8
2.歌
自分の好きな曲を、一曲歌ってもらうということをしていただきます。
できれば、事前に歌詞を、鈴木宛にお送りください。
3.戯曲分析
今回は、
谷崎潤一郎の小説「瘋癲老人日記」より、
いくつかのシーンを取り上げます。
「瘋癲老人日記」の全編は、青空文庫にあります。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/card56771.html
【あらすじ】
七十七歳の卯木督介は、既に性的には無能力者ではあったが、
踊り子あがりの美しく驕慢な嫁の颯子に魅かれ、変形的間接的な方法、
すなわち、颯子の足への異常な執着によって、性的快楽を得ようと命を賭ける。
妄執とも狂恋とも呼ぶべき老いの身の性と死の対決を、最高の芸術の世界に昇華させた名作。
講師プロフィール:
鈴木アツト
劇作家、演出家。1980年、東京都生まれ。2003年、劇団印象(いんぞう)-indian elephant-を旗揚げ。
「グローバル・ベイビー・ファクトリー」で、第18回劇作家協会新人戯曲賞最終候補作。
「青鬼」で若手演出家コンクール2012優秀賞と観客賞受賞。
2015年、文化庁の海外研修員として、ロンドンに10ヶ月留学。2016年3月「The Bite(英訳版青鬼)」が、
ロンドンの戯曲コンペTyphoonFestivalに選出され、リーディング上演。
9月、国際交流基金ロンドンの主催により、「Global Baby Factory(英訳版)」もリーディング上演。
他、韓国やタイの演劇祭からも招聘され、作品を上演している。
ご応募及び質問等の連絡先:
info@inzou.com
ホームページ:http://www.inzou.com/
件名を「劇団印象WSコリッチ(4月分)」にしてお問い合わせいただけると幸いです。
ご質問等、お気軽にお問合せください。